悪夢のような病床からシャバに復帰して4年と少しになる。その間に現在の会社に拾ってもらってもう3年半になる。 
この歳で会社のルーキーというのは何かと辛いものもあるのだが、配属された部署で何かと面倒を見てくれた同僚(先輩)が当 
時嬉しそうに「今度クルマを買い替えるんだ!」と子供のように目を輝かせながら言っていた。 
嬉しそうに言っている彼に対して既に車を失っている僕は、羨ましいとか妬ましいなどという感情は一切無く「はいはい、よ 
かったね・・・」というくらいの無関心ぷりだった。車好きな僕なのにその無関心さは僕に一切の余裕がなかったのが要因だっ 
た。 
突然の大病に倒れて身体の自由と仕事と帰る家とついでに車もあっという間に失って、挙句の果てに妻からも病床の横で三行半を叩きつけられる始末で気持ちいいくらいに全てのものを失った。そんな絶望の真っ只中唯一の光明で現在の会社に拾われて、取り敢えず仕事は手に入れたけどこれからどう人生を立て直して行くか?と一寸先の闇を手探り状態だった。当時そんな状態で車の事など一切考えられないが本音だった。 
僕にとってはそんな日々だったのだが、人其々の人生、やはり同僚は納車が楽しみで仕方ない。僕もそんな彼と毎日接してい 
ると、他人事ながら納車を待つワクワクする日々が次第に楽しくなってきた。 
そして時が解決してくれるとはよく言ったもので、僕の日常も時が経つにつれて少しづつ錯覚ではない余裕のような物が出て 
きた。そしてそんな状況の中遂に自分のクルマへの復活願望が芽生えてきて、1年計画でクルマ購入の目標を立てその丁度1年 
後にZが納車されてクルマへの復活が叶った。 
もし3年前同僚が車を買い替えていなかったら、僕のクルマへの復活はもっと先の事か、もしかして無かったかもしれない。 
「これも何かの縁なんだろうなぁ・・・」 
そんな同僚が今年初車検をきっかけに我慢の緒が切れたようだ。 
彼のクルマは「レガシィツーリングワゴン BR9 2.5GT」僕の中ではエコカーでは無いが実用的なクルマということ位しか認識 
がない車だ。その前は12年乗ったというアルファロメオ156だったらしい。そのアルファは最初のうちはホイール替えたりマフラー替えたりして少しは弄ったらしい。しかしその後結婚して奥さんに遠慮して、弄るのをやめたらしい。元々クルマ好きだった彼は最初は弄り病の禁断症状が出る程だったが、次第に身体も慣れて弄る楽しさを忘れたはずだったと言う。 
だがしかし今では彼の近くには、Zという水を得た魚状態の僕が居る。仕事以外では四六時中あーでもない、こーでもないと弄りの話ばかりを聞かされていると、やがて魚心に水心で昔の感覚が蘇ってきたらしく、奥さん説得作戦からスタートしSABで見積りを取り、更に用賀を紹介してくれと言ってきたので、見積りの手伝いをした。そしてホイールを始めいくつかのパーツを選び発注した。 
今月、来月にかけて徐々にパーツをインストールしていき素敵なレガシィが出来上がることだろう。 
この出会いはお互いになんと素晴らしい連鎖反応的相乗効果(?)だろうか(笑)
レガシィツーリングワゴン BR9 2.5GT 僕には無縁なワゴンだ
 
コラゾン(スバル車専門メーカーらしい)のダウンサスで3cm落としてスタンスを決める。
 
足にはADVAN RS-Ⅱで19インチへアップ!コンサバな10スポーク&流行のコンケーブの融合がイケてる。
 
タイヤは国産のニットーNT-05をチョイス、今時なパターンがそそられる。
 
そしてとどめはHKSスーパーターボマフラー!サス製なのになんでチタンのような焼色が入ってるのかよくわからん・・・(笑)
 おかえり誘惑の弄りの世界に・・・(爆)
おかえり誘惑の弄りの世界に・・・(爆)
完全にネタバラシしちゃった・・・みんカラやってないからいいか(笑)
  Posted at 2013/09/03 11:40:05 |  | 
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