
2日間かけてサスを変える作業を行ってみて、用意したトルクレンチについて若干、不便を感じたのでベストの組み合わせを検討してみました。(あくまでも個人的な見解です。)
まず、今回までに用意したトルクレンチは下記のものです。
メーカー:TONE
T3MN25 9.5sq 5~25N・m
T3MN100 9.5sq 20~100N・m
T4MN200 12.7sq 40~200N・m
なぜTONEだったかというとデザインが気に入ったのと操作性がわかりやすかったため。あと、アマゾンで比較的に安く購入できったってのも大きな要因でした。
実際このシリーズで自分がそろえたのと比べて本当のベストチョイスがどうなのかが考察の結論とします。
まず最初に購入したのがT3MN100。
購入した理由はオイル交換のドレンボルトの締め付けトルクから車高調取り付けまでのすべての作業における締付トルクをカバーしていると思ったから。(この時はロアアームの1G締め直しとキャンバー調整することを想定してませんでした。)
T4ではなくT3にしたのはそれまでにそろえたKTCのラチェットとソケット類のラインナップが9.5sqだったため。
次に購入したのがT3MN25。
購入した理由はオイルフィルターの締め付けトルクが15N・mだったため。オイル交換直前に知って アマゾンで慌てて購入。オイルフィルターの交換にそこまでトルク管理が必要かどうかわかりませんでしたが、とにかく使ってみたかったってのが正直なところです。今回の足回り交換で使うとすればABSセンサーの脱着(10N・m程度)くらいでした。
最後に購入したのがT4MN200
購入した理由は先にも書きましたがロアアームのボルトの1G締め直しとキャンバー調整のため(135~165N・m)150N・mで締めました。
さて、ベストな組み合わせについて結論を出すためにシリーズのラインナップを6.35sqを除いて見てみます。●は所有しているもの
〇T3MN20 差込角9.5mm(3/8") ブラック 4~20N・m
●T3MN25 差込角9.5mm(3/8") ブラック 5~25N・m
〇T3MN50 差込角9.5mm(3/8") ブラック 10~50N・m
●T3MN100 差込角9.5mm(3/8") ブラック 20~100N・m
〇T4MN50 差込角12.7mm(1/2") ブラック 10~50N・m
〇T4MN100 差込角12.7mm(1/2") ブラック 20~100N・m
〇T4MN140 差込角12.7mm(1/2") ブラック 30~140N・m
●T4MN200 差込角12.7mm(1/2") ブラック 40~200N・m
〇T4MN300 差込角12.7mm(1/2") ブラック 40~300N・m
〇T6MN300 差込角19.0mm(3/4") ブラック 40~300N・m
上のリストを見ながら
今現在の経験を踏まえて 3本選ぶならということであれば下の2パターン
Aパターン
T3MN20 差込角9.5mm(3/8") ブラック 4~20N・m
T3MN50 差込角9.5mm(3/8") ブラック 10~50N・m
T4MN140 差込角12.7mm(1/2") ブラック 30~140N・m
ロアアームの締め付けトルクを下限値近辺の140N・mであることが許容できればという条件付き。12.7sqの17㎜、19㎜、24㎜のソケットとラチェット類などは必須。T3MN50があればT3MN20はなくていいかもしれないがABSセンサー取り付けの際は短いトルクレンチのほうが使いやすいので選択しました。※T4MN140で足回りの締め付けを行う場合はかなり高くリフトアップして空間を確保しないと使用できない場合があるかも。
Bパターン
T3MN25 差込角9.5mm(3/8") ブラック 5~25N・m
T4MN100 差込角12.7mm(1/2") ブラック 20~100N・m
T4MN200 差込角12.7mm(1/2") ブラック 40~200N・m
フロントロアアーム以外の足回りの締め付けトルクはほとんど100N以下なので少しでも短い T4MN100チョイス。12.7sq か 9.5sqか迷うところではあるが 12㎜以上のソケット・ラチェット類を12.7sqで用意できるのであれば 12.7sqがいいと思う。T4MN200について 長くて取り回しが大変だがロアアームの締め付けも適正範囲の上限をカバーしているのでできれば選択したい。
結論
全部ほしい!!
Posted at 2021/12/14 01:14:37 | |
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