
本日は以前から観たかった「GODZILLA -1.0」を。いつもはWOWOWオンデマンドで観るのですがまだ配信されない為、録画しておいたものをホームシアターシステム(と言ってもDENONの5.1サラウンドシステムが付いているだけですが。( ´∀` ))の大画面で。
「GODZILLA -1.0」の内容や評価については多くの人が語っているので敢えて多くは言いませんが、あくまでも私なりの感想を。
何故今の時代に”悪”としてのゴジラ映画が復活したのか?初代「ゴジラ」公開から70周年、終戦からほぼ80周年という意味合いもあるとは思いますが、時代設定が同じ戦後まもなくの復興時の日本でも、戦後まもなく公開された初代「ゴジラ」とは全く意味合いが違っていると感じる。大雑把に言えば初代「ゴジラ」は核爆弾(核実験)やアメリカの脅威、戦争に対する批判等の反米・反核・反戦といったものを「ゴジラ」という怪獣で表現していると思うのですが、この「GODZILLA -1.0」は戦後という時代背景を下にしながら今の時代の脅威を表している様に思う。
”-1.0”というタイトルには「戦後、無(ゼロ)になった日本へ追い打ちをかけるように現れたゴジラがこの国を負(マイナス)に叩き落とす」という意味があるらしいですが、今の時代にはもう戦中戦後を生き抜いてきた人達も少なくなり、戦後生まれの私を含め若い世代の人達には現実味が無く、それよりもコロナのパンデミックや地震などの自然災害、C国による海洋進出の脅威等の方が現実味があり、そういった新たな脅威・”悪”なものを「GODZILLA」として表現し日本人として誇りをもって皆で協力して立ち向かおうと言っている様に思う。
またストーリーの大半を占める人間ドラマでの「生きる」というテーマも重要なキーワードですね。
映像に関しては第96回アカデミー賞で邦画・アジア映画史上初の視覚効果賞を受賞しているだけあり「シン・ゴジラ」なんかよりも全然見応えがありました。只、日本映画全般に言える事ですが字幕のある洋画と違いセリフが聞き取りにくく、重要なキーワードを言ってても聞き逃したりスルーしちゃったりする事があるのが難点。(私が邦画が余り好きでは無い理由の一つ)
キャストも重要な役どころには蒼々たるメンツが名を連ねており、主役級の俳優ばかり。。。私的には皆キャラが立ちすぎていて逆にウザく感じましたけど。(^^ゞ
クレジットもされていないですが、橋爪功がセリフも無く一瞬の出演だけしていたり、、、。見どころは満載でしたね。( ´∀` )
匂わせエンディングも正統派”悪”GODZILLAの続編に期待大ですね。
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2024/07/19 13:14:21