シルビアの車高を考える。

ここ数ヶ月、サスペンションのセッティングをいろいろ試してますが、
このシルビアというクルマ、車高を下げると、
曲がらない・喰わないの悪い方向にしかいかないのでは？と感じてます。

なぜそう思ったのかというと、先日ジムカーナ走行会で試しに車高を前後共に１０ミリ上げてみたところ、
コーナーリング・立ち上がりトラクションのフィーリングがすごく良くなり、タイムにもはっきり出たのです。
画像にあるのがその車高です。

それまではフロント・リアのロアアームがちょうど水平くらいの車高でした。
今はさらに５ミリ上げています。
アライメントもすべてチェック済み。


聞いたり調べたりしたところでは、シルビアのサスペンションは純正車高付近でタイヤがしっかり接地するように動く設計をされているようです。

コーナーリングでロアアームが水平より上のバンザイ状態になると、フロントタイヤは逆ハの字、ポジティブキャンバーになり、さらにトーアウトになって地面とタイヤの接地面積が減り、アンダーステアが出やすくなる構造のようで、

リアはタイヤがハの字に、ネガティブキャンバーがついていきますが、倒れすぎてタイヤの内側しか接地しなくなり、トラクションが抜けやすくなる構造のようです。タイヤが内減りするのがそれでしょうね。

リアがそれだとドリフトはしやすくなりますが、アームの動く領域が狭くなりタイヤのグリップに依存してしまい、横に逃げるだけで前に進まなくなったり、スピンしやすいクルマになってしまうと思います。

しかしそのへんはさすがシルビアというか、車高を下げてもサスの性能を落とさないパーツがいろいろあるので、お金かければどうにでもなりますが（笑）

でも性能上げるためにパーツを入れるのではなく、下がった性能を戻すためにパーツを入れるのは、なんか違うよな～とは個人的に思うので、自分は素直に車高上げました。（お金ないともいう（笑））

やっぱ見た目は低いほうがかっこいいですが・・走りがかっこ悪いと・・ねぇ(^^;)

ということで、こんどの日曜日にあるエキサイティングジムカーナ・第２戦が楽しみです☆
このセッティングでドリフトも試してみたいな～。

以上、長々と失礼しました。