中古のAmazon fire TV stickを買ってえらい目にあった話

先日メルカリでAmazon fire TV stickを購入した。

Wi-Fiの設定を済ませ、AmazonのIDとパスワードを入力するも、エラーメッセージが出て弾かれる。
最初にAmazonカスタマーサービスのチャットで連絡を試みる。
対応したのは外国人…。
何だか話が伝わらず、挙句の果てに何も解決していないのに勝手に話を終わらせようとした。
さすがにムカついて、すぐさま電話。
今度は対応してくれたのは日本人の方。
今までのやり取りが嘘だったかのようにサクサク話が進む。

端末の再起動、パスワードの変更、カスタマーサービスへ連絡する前にも当然色々試したが、やはり使えるようにはならない。
端末のシリアルナンバーが必要だというので、了解して通話を終えた。
購入したのはパッケージなしの商品だったが、そのパッケージにナンバーが記載されているのだという。

翌日に出品者からシリアルナンバーを聞き出したので、カスタマーサービスへメール連絡。
またも外国人からの返答は「電話してくれ」という旨の内容。
仕方ないので電話すると、今度も外国人…。
日本人が対応した時は問い合わせ履歴から内容をすぐに把握してアドバイスしてくれたのだが、今回の人は履歴の把握が出来ないというので、最初からいちいち説明しなおすことに。
しかもネイティブじゃない外国人に…。

当然話が通じない。
それでもなんとか修正してシリアルナンバーを伝えると、調査して折り返しで電話をくれるというので通話を切った。

それから3日経ったが何一つ連絡がないので、再度メールで問い合わせ。
今度も外国人から返答。
シリアルナンバーの他に情報が必要だとぬかしやがる。
自称温厚な私も沸点が近くなってきた。
メールに「私は怒っている」と明記して返信してやった。

そして今日、ようやく日本人から返答が。
シリアルナンバーではなく、DNSナンバーというものがあるので、それを知らせてほしい。
私の登録情報には問題が見られないので、端末の故障か設定に問題がある可能性がある。
どちらにしても調査するためにはDNSナンバーが必要である、との旨だった。

出品者にDNSナンバーを知らせてもらい、すぐにAmazonに連絡。
比較的早く返答が来たが、それは驚きの回答内容だった。

＞お送りいただいたDSNナンバーを確認したところ、残念ですが、お問い合わせの端末のシリアル番号 [××××]は紛失または盗難と報告されています。このため、Amazonではこの端末にワイヤレス接続を提供できません。

というわけで、つい先ほどこのメルカリの取引のキャンセルが完了しました、という話。

まとめると

〇fire TV stickはAmazonアカウントと紐づけして初めて利用できる(正規にAmazonから購入していれば既に紐づけされた状態で発送されてくる)
〇Amazonカスタマーサービスは外国人比率が高く、交渉は根気が必要(汗)
〇fire stick端末の状態を調べるにはパッケージ記載のDNSナンバーが必須(ログインできていれば端末メニューから確認できる)
〇よって中古のAmazon fire TV stickを購入する際には注意が必要

実はこの取引の後に色々調べていたら、PS4でもプライムビデオが見られることを知り、fire stick自体が不要になっていたのは笑い話、というオチ。