あげいものブログ一覧

先週のこと。
管理会社から連絡があり、駐車場隣の車のドアが風に煽られ、奥様プレオを傷つけたとのこと。
帰宅後確認すると、想像よりも深く大きい傷。




先々週に最後と思われる車検を通したばかりなのに…(汗)

夜になり先方が謝罪にくるも、風に煽られたわけではないと言い出す。
子どもが雪かきのブラシ？スコップ？を振り回したからだ、と。
ドアをぶつけたなんて管理会社には言ってない！と。
ただ、代車も修理代も全部保険で負担するので、ちゃんと修理してほしい、と。

私たちは直れば文句もないけれど…。
何故頑なに管理会社から聞いた内容を否定する必要があるのか…？

次の日、早目に帰宅して証拠保全！


相手のリアドアに白く削れた跡が。
地面からの高さは、ほぼ80センチか。
元々凹凸のある地面の上に更に雪がのこる場所で一人で測ってるので、完全に正確な数値ではない。

プレオの傷は


ほぼ高さは一致するのでは？
傷のつき方も相手のリアドアを開けた時についたと考えて自然な気がする。




そもそも、この傷も同じつき方じゃない？
今までもこの傷に気付いてたけど、何処でついたのか分からなかったから放置してたけど。
これだけ状況が揃えばクロだと思うけどねぇ。

先方は車両保険ではなく個人賠償責任保険を使うみたいだけど、車両同士なら適用外とかあるのかな。
そういう事情も分からなくはないけれど、子どもに責任を押し付ける言い方は気に食わない。
傷をつけたことで、子どもが落ち込んでるなんて言う必要があるか！
ドアを全開すると当たる距離に停めてるのに、子どもが何かを振り回した、なんて考えられないでしょ。
子どものやったことならお目こぼししてもらえると淡い期待でもしてたのか。

なんだかモヤモヤを抱えたまま、プレオは10日間の予定で入院中。
代車はレンタカーのFIT3。
車間が更に狭まってるけど大丈夫なのかな(笑)

先週、清心会空手の三村館長が亡くなったことを知った。
王子が小学生から通っている空手の女性館長だ。

生前に何度かお見かけしていたが、直接話す機会はなかった。
大会や昇級審査での三村先生は絵に描いたような空手女子で、厳しさと愛にあふれた指導が印象深い人だった。
王子の昇級審査の時に「あの厳しい三村先生に褒めてもらった」と家族で喜んだこともあった。

以前ガンを患っていたのは聞いていたが、もうすっかり良くなったのだとばかり思っていて、あまりに意外な知らせに家族全員動揺した。
数年前に王子が黒帯になってから、私たちはただ送り迎えをするだけになっていたので、会報やブログで病気のことを伝えていたのを知らなかったから。

通夜に来ていた小さな教え子の中には、泣きじゃくっていた子も多かったそうだ。
たぶん、まだ「死」の本質も理解していないだろうが、大好きな先生との永遠の別れなのは察しているのだろう。
その話を聞いているだけで胸が詰まったが、香典返しの中に入っていた一枚の紙で、涙をこらえるのに必死になった。
沢山の教え子たちへ、三村先生が生前に用意してあったメッセージだった。

それは空手の指導の時と一緒で、厳しくて愛情いっぱいの文章だった。
本当はもっと生きていたかっただろう。悔しかっただろう。



飽きず
焦らず
諦めず

が、三村先生のモットーなのだそうだ。
簡単な言葉だが実に深い。そして難しい。

享年41歳。
あまりに早すぎる。
今の私と3つしか違わない。
彼女のように、最後まで「凛」として生き抜いて行けるだろうか。