テンショナー交換

何年か前からエンジン始動時どこからか異音…「じっ…じじっ…」と前より鳴ってる時間が長くなっています。怪しいのはテンショナー この車はチェーンテンショナー、チェーンガイドが樹脂製らしく経年劣化で砕けるそうです。砕けるとオイルパンに行くのでエンジン内に巡るはず…下手したら圧縮抜けに繋がりエンジン全バラコース…テンショナーが伸び切るとギアのコマ飛びしバルブヒット→廃車コースらしいです。。。長く乗るためようやく決心。作業開始！まずは逆アリゲーターのためボンネット外します笑 最低3人いないと外せません。

エアクリーナーボックス イグニッションコイル外しヘッドカバーも外します。ここまでは見えるボルトガンガン外すだけです。
印のあたりが今回の目的テンショナー2個(両側)です。

どんどんバラします。次はラジエーター液抜いてホース外してベルトを外します。クランクプーリーも外します。24ミリのボルトでかなり硬いです。
かなりオイル漏れしてそうな感じ…ボンネット外すとめちゃくちゃ作業が楽ですね！

かなり漏れてる…

クランクシール新品です！約1万しました💧

タイミングチェーンカバーを外しところです。これはみえる8ミリボルト24本外せば取れます。

よーやく目的の品 テンショナーのチェーンガイド発見。ガイドはヒビが入ってます。反対のテンショナーは意外と効いてました。

割れた破片はきっと下のオイルパンからオイルポンプを伝いエンジン全体に流れたと思います😓

カムシャフト側のテンショナー
テンショナーにアクセスするためにチェーンを外す必要があります。通常アイマークを合わせますがこのエンジンはカムシャフトの1部平らになったところを専用工具で固定します。真上にくる位置までクランクを手動で回します。

アリエクで1万の専用工具 これでカムシャフトを固定し位置関係を見失わないようにします。

位置を出したら外せます！ガイド外し新旧比較

チェーンも外します！伸びてますね。

カムシャフト側のテンショナーは完全に終わってました。抵抗感なく抜け落ちました💦これが異音の元凶かと思います💦

戻す前に掃除！めちゃくちゃキレイになりました！黒い部品だと思っていたのですがアルミの色だったので驚きました笑

パッキン交換！液ガスを付けるとこが6箇所ほどあります。

今回僕はスポロケも新品に交換しました。赤矢印のヘックスを緩めます。(カムシャフトを固定していないと位置が狂います！僕は動いてしまい大変でした)スポロケが取れるのでチェーンとスポロケをアイマークを合わせてから戻します。ヘックスは130ntで締めます。半端な締め加減だとズレるので注意です！

カムシャフト固定の専用工具を外しクランクボルトを一旦入れて手動でクランクを回します。先ほどのアイマークが合えばOK。左右とも同じ位置にくるはずです。
あとは元に戻せば終了ですね！