エンジン音異常、燃費悪化で点検の結果、部品交換の必要があるとの診断だったのですが、既に計画していた週末のキャンプは中止する気持ちは全くなく、最悪、軽自動車ハスラーに用具を積み替えてでも決行あるのみと思っていました。
が、幸いなことに往復200kmまでは行かない距離だったこともあり、その程度なら、ということでその状態のままでクルマを走らせることになりました。
場所は、南信州の売木村にある「星の森オートキャンプ場」。
もともと公共のキャンプ場だったのをNPO法人「Nature Service」が2022年から指定管理者として運営を開始したというキャンプ場です。
受付処理などがシステム化され、電力を再生可能エネルギーに切り替え、ペットOKなど場内の自由度を上げているとのこと。
さて、チェックイン13:00ということだったので、朝のんびりと家を出て途中愛知県の豊根村にあるドイツパン屋さんの「ベッケライ・ミンデン」に寄ってパンを買いました。
それでもまだまだ早い時間でしたので、もしかしたら早く着けばそのまま入場させてくれるのではないか?と淡い期待を抱いてキャンプ場に向かったのです。
が、『受付は12:30からです、もう少しお待ちください。』と、事務的に返答されたのみで、期待した前倒し入場は叶いませんでした。
キャンプというとこのところ平日利用が多いのですが、今回は土曜日曜の休日。さぞや混んでいるのだろうと思っていましたら、あに図らんや空いていました。
予約したエリアでは一番乗り。
早速テントサイトを選定して、設営開始。
実は、恥ずかしながら、高齢者特有の夜中の症状もありまして、トイレに比較的近いサイトを選ぶようになりました(笑)。まあ笑って誤魔化しても、結構切実な問題でありまして、若い時には思いもよらないことでありました。
今年に入ってから月1ペースでキャンプに出掛けることもあってか、テントの設営も比較的短時間で終えることが可能になりましたので、この日も1時間後にはコットやテープル、イス等も入れてほぼ完成となりました。
当然、まずはビールで乾杯でありますね。

( いろいろごちゃごちゃとモノが散乱しているようにも見えますなあ・・・)
時間があったので、場内を散策。トイレ、シャワールームや炊事場といった水回りの設備は掃除が行き届き、綺麗で、ウォッシュレット付き、お湯が出るなど快適な設備でしたね。ただ、トイレに和式がそれなりに多かったのは昔の名残りでしょうか?
しかし、暖かい。動き出すと汗が出て、日中は半袖でもいいほどでしたが、夕刻近くから気温が下がり始めまして、焚き火を始めました。
最近、キャンプ用具が売れなくなりブームは終焉を迎えたなんて記事もよく見かけますが、確かにコロナ蔓延で広がった俄キャンパーによるブームは落ち着き、以前の活況を呈した用具販売も元に戻ってきて、最早ブームというほどの動きはないかもしれません。
それに、用具なんてものは一度買ったら大事に長く使い込んでいくので、余程のことでも無い限り次ぎから次へと買い換えるなんてこともしないと思うのでありますね。
我が石油ストーブなどは40年以上前に買ったものが今もキャンプで活躍中です。
ということで、キャンプ用具の購入も一巡したというところ。
そして俄キャンパーはといえば、コロナ収束とともにキャンプも終息で、使わなくなった用具も手放す、中古市場に出回る、新品購買層は減少、という流れでしょうか?
さて、夜になると「星の森オートキャンプ場」と言われるだけあって、星が夜空に広がりました。邪魔する光源は皆無。天体観測がお好きな方々にはとてもGoodなキャンプ場ではないかと思います。
翌朝、早々と目が覚めまして・・・年寄りゆえ致し方ありませんが・・・・。
早めに朝食を取った後は、すぐに撤収準備にかかったのでありますが、毎度のことで、お天道様に寝袋をさらして干したり、テントを乾かしたりと、やたら時間を弄しまして、結局、撤収完了した時には周りのキャンパーの皆さんはすでに帰った後、という情けないことでありました。
こうしてキャンプを堪能したあとは、いよいよ帰り道につくのでありますが「行きは良い良い、帰りは怖い」じゃないですが、エンジン音にだけは耳をそば立て、無理に負荷を掛けぬよう、慎重に走ってきましたが、幸いにもトラブル無しで無事浜松に帰ってこれました。
さあ、これであとは整備を待つのみとなりました。
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キャンプ | クルマ
Posted at
2024/04/19 13:35:20