2017年12月31日
いや~、飛行機っていうのはやはり美しいものですね~
この作品、ハリウッドが映画化権獲得して、主演は”トップガン”トム・クルーズの予定。
どんな作品になるものか、首を長くして待ってたいです。
しかし、恐るべきは原作小説。
いまから三十年も前の作品なんですよ。
Posted at 2017/12/31 02:20:13 | |
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2017年11月14日
このたび、KADOKAWA「Novel0」主催のweb小説コンテストに3作品をエントリーさせましたので紹介します。
ミッドナイトウルブス
・あらすじ
走り屋の聖地「八神街道」から、「狼たち」の足跡が失われて十数年。
走り屋予備軍の女子高生「猿渡眞琴」は、隣家に住む冴えない地方公務員「壬生翔一郎」の世話を焼きつつ、青春を謳歌していた。
眞琴にとって、子供の頃からずっとそばにいた、ほっておけない駄目兄貴な翔一郎。誰から見ても、ぱっとしない三十路オトコに過ぎない翔一郎。
しかし、ひょんなことから眞琴は、そんな彼がかつて「八神の魔術師」とあだ名された伝説的な走り屋であったことを知る──
元禄ぷろれす武芸譚 ケンタくん、ラリアット!
・あらすじ
プロレス団体「アーク」に所属するトップレスラー「古橋ケンタ」は、乗っていたバスが起こした交通事故により時空を飛び越え、元禄時代の日本へとタイムスリップしてしまう。
その地で無頼漢たちに襲われていた武家の娘「秋山葵」を救ったケンタは、名のある武芸者と勘違いされ秋山家で居候することに。
そんなおり、突如として勃発する藩のお家騒動。
そして、葵をかどわかさんと次々に襲いかかる忍者、達人、裏柳生。
単なるいち武家のひとり娘に過ぎない葵が背負う出生の秘密。
はたしてケンタは、葵の身を守りきることができるのか?
天下の副将軍が見守るなか、二十一世紀の豪腕が元禄の世に炸裂する!
超時空プロレスファンタジー、ここに開幕!
Let's Go To Gymkhana~ジムカーナに行こう!~
・あらすじ
俺の名は「楠木圭介」 二次元と痛車を愛する十九歳のナイス・ガイだ。
ある夜、地元の峠を攻めていた俺は一台のクルマにバトルを挑まれ完敗する。
その対戦相手は、プレイメイト並みのダイナマイトバディを持つお姉さま系知的美女「大橋薫子」だった。リベンジを望む俺に彼女は告げる。
「あたし、弱い者イジメは趣味じゃないのよね。どうしてもあたしと再戦したいのなら、今年のG6ジムカーナで表彰台に登ってみなさいな。もしそれが叶ったなら、バトルするだけじゃなく、あたし、君と寝てあげてもいいわよ」
な、なんだってぇ~!!!
かくして、俺の童貞卒業……ではなく、俺の意地とプライドとを賭けたモータースポーツ挑戦が始まった。
作者としてはどの作品も面白いモノに仕上げたつもりではあるんですが、いかんせん「売れ線の作品」ではありません。
いわゆる「ライトノベル」という流れとは、かなり程遠い位置にある作品たちです。
そんな拙作どもでありますが、よろしければリンク先のページに立ち寄って、お楽しみいただければと思っております。
そしてもし「こいつは面白い!」と感じていただいたなら、ぜひぜひ感想や応援コメント、そして出来ることなら評価の星を落として行っていただければと思います。
なんといっても「コンテスト」なので、読者側からのリアクションがかなりのウェイトを占めてしまいます。
書き手のモチベーションを支えるのも読み手からの反応ですし、編集の目につきやすくするのも、これまた読み手からの反応であります。
皆さん、アマチュア作家の非売れ線ジャンルではありますが、応援よろしくお願いします!
賞金30万円のためにも!
賞金30万円のためにも!
賞金30万円のためにも!
大事なことなので3回言わせてもらいました(笑)
Posted at 2017/11/14 10:45:44 | |
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小説 | 日記
2017年07月17日
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オフィシャルが旗を構えた。俺の順番が来たってことだ。
抜いていたギアを入れ、ステアリングをぎゅっと握る。アクセルを二度、三度と空吹かし。無意識のうちに、戦闘意欲をアピールした。
フロントガラス越しに、オフィシャルの男性と目が合った。
アイコンタクト!
日の丸の旗が大きく上へと振り上げられる。
よっしゃあッ!
無言で叫んで、俺は一気にクラッチを繋いだ。
スタートダッシュのタイムアップこそがジムカーナの肝だ──いつぞやの薫子は、出来の悪い俺にそんなことを教えてくれた。
なるほど確かに。ターニングその他におけるそいつらと比較すると、スタートダッシュでのタイムアップは、はるかに技術が簡単でしかもほとんどリスクがない。
なればこそ、そいつを狙わない筋はなかった。
主の意志を忠実に受けて、四つのタイヤがアスファルトを蹴る。前進Gを背中で受け止め、俺はすぐさまアクセル全開。周囲の景色が、あっという間に後ろへ流れた。
一速から二速へ。そして、八時のパイロンを通過したあたりで、すかさず三速へシフトアップ。車速が伸びる。周りの状況など確認してはいられない。
十時のパイロンを横目に見ながら、走行ラインはフックを描く。
目標は、端から二時のパイロンのみだ。ブレーキングしつつ、クリッピングポイントを一気に突破。続いて、四時のパイロンをまっしぐらに目指す。
九十度ターン!
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投稿サイト「小説家になろう」にて連載中の拙作「じむかーなにいこう!」
本日最新話「第二十五話:千里の道も一歩から」をアップしました。
本章(第五章)のメインステージは、ボクらの地元「イオックス・アローザ」です。
今回のメインは主人公目線のアタック場面です。
コース配置その他から見て、関係者からのご意見などあればうかがいたいと思っております。
お楽しみください!
Posted at 2017/07/17 19:53:53 | |
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2017年06月11日
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俺はギャラリー席の最前列に陣取って、勝手に決めたライバルの走りを、これ以上なく吟味した。まだ素人に毛が生えた程度の俺だったが、それでもなお、全身全霊をもって奴の走りを追いかけた。
それはまさに芸術品だった。
甲高いエキゾーストとともに飛び出していったあいつのクルマは、眼下に広がる戦場をミズスマシのごとくスイスイと舞う。無駄な動きなんて微塵もない。まるで達人の剣舞を眺めているみたいだった。
ターンのひとつひとつが本当に美しい。
丁寧で丹念で、パイロンのギリギリを、それこそ舐めるように通過していく白色のクーペ。
切れ味鋭いという表現が、これほど当てはまる走りはないんじゃないだろうか?
やがて観衆たちの視線を集めつつゴールインする薫子の「インテ」
その頭上に、気障な格好の名物MCによる結果発表が降り注いだ。
トップタイム! 一分八秒〇一三! 一分八秒〇一三!
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投稿サイト「小説家になろう」にて連載中の拙作「じむかーなにいこう!」
本日最新話「第二十四話:一分八秒〇一三」をアップしました。
本章(第五章)のメインステージは、ボクらの地元「イオックス・アローザ」です。
で、FF3での薫子のタイム、かなり速いのにしてみました。
コース配置その他から見て、関係者からのご意見などあればうかがいたいと思っております。
お楽しみください!
Posted at 2017/06/11 14:54:59 | |
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小説 | 日記
2017年05月15日
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「おまえさ、独り旅以外の選択肢って持たなかったのか?」
熱い緑茶をすすりつつ、俺はあいつに問いかけた。
「誰かと一緒に宿取ったら、そこで出される料理だって、ふたりで楽しむことが出来るだろ? なんでそうしなかったのかなって唐突に思ったんだよ」
「ふぅん。圭介くん、あたしと一緒の宿に泊まりたかったんだ」
薫子の表情が、悪戯猫のそれに変わった。
「ひょっとして、お腹がふくれて満足したから、今度は別の欲求も満たしたくなっちゃったのかな? それも、不道徳な夜這いってアクションで。だとしたら、君って見た目によらず肉食なのね。いわゆるロールキャベツ男子って奴? 意外だったわ」
「そんなんじゃねえ」
俺は、奴の軽口に付き合わなかった。湯飲みの中身に視線を落とし、思ってたことを口にする。
「おまえにさ、実はこういうのに付き合ってくれる知り合いとか友達とかが他にいたんじゃないのかなって、そういうのが気になっちまったんだよ。もしかして、俺とのこういう関係がおまえのプライベートの負担になってるんじゃないかって、いきなり気付いちまったんだ。だとしたら俺、おまえに随分迷惑掛けてるなって──」
「いないわ」
声を潜めて薫子が応えた。
「いるわけないじゃない、そんなひと」
「えッ?」
予期せぬ答えに、思わず俺は顔を上げた。
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投稿サイト「小説家になろう」にて連載中の拙作「じむかーなにいこう!」
本日最新話「第二十三話:イオックス・アローザ」をアップしました。
本章(第五章)のメインステージは、ボクらの地元「イオックス・アローザ」です。
お楽しみください!
Posted at 2017/05/15 17:05:36 | |
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小説 | 日記