ポータブルの温度測定器を作りました。
温度の測定には一般的に使用されているK型熱電対を使用しています。
スイッチサイエンスで
MAX6675を使用したモジュールがあったのでそれを使ってみました。
測定温度範囲は0~1024℃で、分解能は0.25℃です。
測定誤差は、5LSB前後あるので、あまり正確な測定はできません。
変換時間は、最低でも220ms必要なため、あまり細かいサンプリングもできません。
しかし、日常の使用範囲では全然問題ないレベルなので問題ないと思います。
ケースは、タカチの
ハンドタイプの006P型電池ケース付き(LC135H-9V-D)を選びました。
その中に、ユバーサル基板を設置してIC類を配置していきます。
ただ温度を測定するだけではつまらないので、dsPIC30F4013を使って、
・CAN送受信機能
・RS232C送受信機能
・LCDディスプレイ表示機能
を一緒に追加しました。
設計図なしで行き当たりばったりで作業を進めた割には、いい感じに納まりました。
途中でヒートシンクが非常に邪魔なことが分りましたが、後の祭りでした…。
CANとRS232CとMPLAB開発用のコネクタを外部に引っ張ったので、
・CAN⇔RS232Cのコンバータ
・温度測定ロガー
・外部組み込みユニットとの通信
等の応用的な用途ができそうです。

Posted at 2010/03/28 22:19:28 | |
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