今回はS110シルビアから紹介させていただきます。

以前SRミーティングを見に行った時に20代くらいの若い人が、
これがシルビアの初代じゃね?と、言っていましたが、S110は3台目のシルビアとなります。
通常のシルビアよりもグリルの開口部を大きくするため、バンパー形状も特徴的です。
派手なトリコロールカラーただ者ではないと感じさせますが、

角ばったオーバーふぇんだがよく似合います。
リアクォーターから見るとこんな感じに。
トランクを見ると240RSの文字が、
とにかく希少なお車です。
お隣にも240RSがありました。
S110はとてもよく売れた車で、僕の最初の(?w)愛車です。

角目4灯がさらに精悍な顔立ちになっていました。
こちらのRSは左ハンです。

たしか240RSはホモロゲーションをクリアするための、限定販売だったと思います。
今はこういった角張った車は無いのは少し寂しいです。
こちらもS110になります。
先程のRSのような2ドアハードトップよりも、

↑この個体のような3ドアハッチバックの方が好きです。
しかもアルミがインパルのG5。

S110にこの組み合わせはシルエットフォーミュラーを思い出させてくれます。
このなだらかな傾斜が美しい。
2000ZSE-Xはハッチバックの最高グレードだったと思います。

ちなみに僕が所有したS110シルビアは1800ZSだったような?
もう34年前の話しです。
(^-^;
黒いボディーが艶やかなS110。
ん?
もともとナンバーが付いていた所になにやら発見しました。
4バルブDOHCの文字がグリル内にあります。
ターボの逆文字がバンパーに?
こちらのボディーも流麗なハッチバック。

ハッチバックにターボZ18(20だったかな?)ETはありますが、
この時代のシルビアに4バルブDOHCのエンジンはFJ20E(ノンターボ)のみ。
しかもRSは2ドアハードトップのみの設定。

北米仕様の200SXのガーニッシュ。
ダットサンのエンブレムがシブイ!!

DOHC RS TURBOのエンブレムが。
あくまでも憶測ですが、もしかしたらSR20DETが積まれているかもしれません。
こちらにもS110が。
ダットサンのエンブレムの配置がとてもハイセンス♪
フォグランプは日産純正のものです。
こちらは2ドアハードトップモデル。

どの角度から見てもカッコいい☆彡
ボディーには、RSの文字が誇らしく この車の性能をアピールしています。
S110はハッチバックも好きですが、2ドアハードトップも好きです。

S110のデザインは初代ソ●ラにだって引けをとらないと思います。
真っ赤なS12シルビアの3ドアハッチバックです。
前期モデルになります。

前期モデルのトップグレードには待望のFJ20ETが積まれました。
また先代のS110では2ドアハードトップにのみに設定された、RS系のエンジン(FJ20E)がS12ではFJ20ETがハッチバックにも搭載されました。
こちらのシルビアを撮影していたところ、
『ライト上げましょうか?』オーナーさんが話しかけてきてくれました。

こういうイベントでは図々しくなる僕(笑)。
優しいオーナーさんにエンジンルームも見せていただきました。
最近の若い方の中にはS12の存在を知らない方がいるようで、ボンネットの膨らみの下にはインタークーラーがあると思われているようです。

もちろんインタークーラーは無いのですが、スカイラインにあってシルビアに無いというのはどうしたものか?
そんな日産自動車の社内会議があったかまでは知りませんが、ニスモが発行しているクラブライフの記事では、
【シルビアにインタークーラーを付けてしまうと、他社の競合車よりも割高になってしまうので見送った。
ただ路上テストもかねてインタークーラーの付いたシルビアを公道で走らせるために5台のナンバー取得車がある。】
そんな記事があったのを覚えています。

ちなみに僕が探したS12は絶対に前期のハッチバックが欲しかったんです。
S12のトップグレードエンジンは前期がFJ20ETで、後期はCA18DETとなります。
FJ20ETはグロス値(エンジン単体での測定値)で190ps。
CA20DETはS13シルビアK's(175ps)とエンジン型式は同じですが、インタークーラーが無いので145ps(車体にエンジンを載せて計測するネット値)になります。
ちなみにグロス値をネット値に換算すると、グロス値におよそ85パーセントをかけると算出されるので、

前期シルビアRS-X 161.5ps
後期シルビアRS-X 145psといくら新型エンジンを搭載したとはいえ、パワーウォーズ真っ只中でパワーダウンをしたのが信じられませんでした。
もし数字に誤りがありましたらご指摘ください。
S12シルビアはマイナーチェンジをしたものの、ガゼールはマイナーチェンジが行われないまま販売終了となりました。
S12シルビアには2ドアハードトップと、3ドアハッチバックとありましたが、
S13では2ドアをシルビア(ノッチバッククーペ)、
180SXを3ドア(ハッチバッククーペ)と住み分けをしました。

その後シルビアはS14にモデルチェンジをしましたが、
180SXはそのまま継続販売されました。
↓こちらはオプションのBBSでしょうか。

S13系はマイナーチェンジ前がCA18系でしたが、
マイナーチェンジ後にはSR20エンジンが積まれました。

マイチェンでブレーキ(ローターかキャリパー)が制動力を高めるために変わった事で、マイチェン前と同じ大きさのスペアタイヤがはまらないという事があったようです。
180SXの流麗なフォルムは変わらないまま、エアロやテール等の小変更が行われて その販売期間を長くした車でした。
U12ブルーバード

僕が高校3年生だった頃に発売されたブルーバード。
日産はこのブルーバードを発売後、Y31シーマを発売。
その後もS13シルビアや、R32スカイライン、Z32フェアレディZ(順不同)と ヒット作を矢継ぎ早に販売しました。
日産純正のフォグランプ。

たしか電動開閉式だったような気がします。
少しえぐれたようなハニカム状のグリルは前期モデルになります。
走る、曲がる、止まる。
車にとって基本中の基本を高レベルで実現した大衆車と言っても過言ではありません。あえて大衆車という言葉を使いましたが、買いやすい値段という意味で使いました。
僕が高校生だった頃、本気でカッコいい車だと思っていました。

最初期のカタログには星野一義様のブルーバードのコメントが(小さな字で) 1ページ丸々載っていたと思います。
純正のフィンタイプアルミホイール。

傷一つ無いとてもきれいな状態でした。
オーナーさんの愛情が伺えます。
テールデザインもスッキリ♬

リアビューの前期、後期の見分けはセンターガーニッシュが赤のみが前期。
後期はリアガーニッシュが赤とオレンジの二段になっています。
僕がブルーバードを語る時にSSSはどう読むか?
どういう意味なのか必ずネタにします。
文字数稼ぎではありません(笑)。

SSSはスリーエスと読み。
スーパー スポーツ セダンの略です。
ブルーバードSSS Rです。
U12ブルーバードの発売当時、シルビアはまだS12だったので、インタークーラー付きのCA18DETはS13シルビアよりもブルーバードの方が先に積んでいました。

U12ブルーバード(ハードトップ)の最上級モデルのSSSアテーサリミテッドや、S13系のターボが、175psだったのに対して。上の画像を見て分かるようにボンネットにダクトがあるSSS RはCA18DET最強の185ps
を誇っていました。
Cピラーの傾斜がセダンたる証しです。

この頃はハードトップとセダンといったように、同じ名前なのにボディー形状が違うという事が珍しくない時代でした。
トランクには誇らしくSSS Rの文字が。

ちなみに2リッターモデルのU12ブルのSSS RにはSR20DETが積まれるのですが、マイチェン前のRと違ってパワーはそのままの205psだったと思います。
こちらもU12ブルーバードです。
トリコロールカラーが日焼けすること無くしっかり残っています。

オーナーさんの愛情を伺い知る事ができますね。
ニスモの8本スポーク。

名前はRS8だったような?
旧々ロゴが懐かしいですね。
ちなみに6本スポークデザインバージョンもありました。
このブルの美しさは座間にある日産さの記念庫にあってもおかしくないレベルです。

もしもパルサーGTi -Rでのラリー参戦ではなく、ブルーバードでラリーに参戦し続けていたら 、U13のブルーバードがランエボやインプのようなモデルチェンジをしていたかもしれませんね。
続きます。
おことわり。と言うか言い訳です。
(^_^;)
え~とですね。
このブログでは今回のイベントに参加された日産の車両をアップしていますが、年式やパワーなどに関する数字などは僕のうろ覚えです。
間違っていたら優しく指摘してください。
なにせメンタルが弱いので。
f(^_^;