こんなニュースを見ました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9fe080ca4c681e24672d9de4abb68736b438da2
僕にも27年程前に似たような経験がありました。
当時両親が経営していたリネンクリーニングの仕事を休みの日に手伝っていたのですが、

その仕事で山中湖に向かうと、地元の人や近隣の保養所等を度々利用していた人しか通らないような抜け道を走っていると、ピレネー(グレートピレニーズ)を見かけました。

割りと毛づやも良く、こんな所で珍しいなぁと思いながらも、お腹空かないのかなぁと 仕事の帰りにコンビニによってサンドイッチと魚肉ソーセージを買ってあげると、脇目も振らずにたいらげました。
早くおうちに帰りなよ。
と、その時はその場から離れたのですが、それから2週間ほど経ち、同じ道を通ると、同じ場所に2週間ほど前と横座り(?)をしていたピレネーがそこにいました。
しかも雨に濡れながら。
もうほっとけないと思い、またサンドイッチと魚肉ソーセージを買って、そのピレネーの横に車停め、

助手席の後ろのドアを開け、運転席の後ろから魚肉ソーセージをちらつかせて、ピレネーを車に誘導しました。
よっぽどお腹が空いていたのか、少し警戒をしながらも我慢できなかったようで、ピレネーは魚肉ソーセージとサンドイッチを あっという間に食べてしまいました。
この子(ピレネー)は家で飼おうと保護し、モコという名前を付けました。
後日 獣医さんの所に連れていき事情を説明すると、
【小さな頃はかわぃぃかわぃぃだけで飼い始めたのは良いけど、大きくなると観光地等に連れていき置き去りにしてくるケースが希にある。】と聞きました。
その時既に大きくなっていたので、保護したこの子もそうなんだろうと思い、可愛そうな事にならなくて良かったと、それから4年程我が家にいましたが、先に虹の橋に行き、そこで僕を待ってくれています。
( 虹の橋について興味がある方はお調べください。)

↑この写真もだいぶ色褪せてしまいました。
僕がもう少し純血種の弱さやかかりやすい病気等の知識があったら もう少し長生きだったのかもしれません。

↑この画像は拾い画ですが、この姿勢で座っていると、広げたベビーカーの取っ手の辺りと同じくらい大きさがあり、近所の人から羊と勘違いされる事もありました。
今でもピレネーを見るとモコの事を思い出します。
余談ですが、その後 日産から出た初めての軽自動車が、モコという名前だった時は例え偶然だったとしても嬉しかったです。
動物にも命があります。
愛玩動物を可愛がるだけではなく、
牛、鶏、豚と家畜と呼ばれている動物からは その命をいただいています。
別に宗教に入っている訳ではありませんが、手を合わせ食前にいただきます、食後にごちそうさまでしたと言うように努めています。
Posted at 2022/12/23 12:29:33 | |
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