クルマによっては、使い込まれた「相応の古さ」が味になることもありますが、ことRCZに関しては別だと思っています。
あの色褪せないデザインに見合うよう、内装も常にシャープでありたい。
私にとって、樹脂パーツの「白ボケ」を放置するのは、論外。
冬になり、スタッドレスタイヤへ交換してドライブの頻度が減るこの時期は、格好のメンテナンス日和です。
「黒いところは黒く」、年に1〜2回はワコーズの未塗装樹脂用コート剤で引き締めるのが恒例となっています。
……が、今回は余計なことをしてしまいました。
数年前に開封した溶剤を「まだいけるだろう」と使ったのが運の尽き。
施工後、溶剤に含まれるケイ素が白く浮き出てしまいました。
梨地加工の隙間に入り込んだ汚れは、メラミンスポンジや強力な洗浄剤でもビクともしません。
ここで引き下がればいいものを、手作業では埒があかないとみるや、ついにポリッシャーを持ち出しました。
これが、完全なる「やってしまった」の始まりです。
必死に当てすぎたのか、摩擦熱と摩耗で樹脂の表面が削れ、落とすどころか逆に白く変色させてしまいました。
まさに「良かれと思って手を出して、さらに状況を悪化させる」という、DIYの様式美にして最悪のマッチポンプ状態。
2〜3日そのまま乗ってみましたが、視界に入るたびに己の愚かさを突きつけられます。
かつてシフトブーツ周りのピアノブラックを補修した際、接着剤を付着させてしまい、ダイノックシートで誤魔化したあの記憶が蘇りました。
(ご存じの方は「カスタムしている」なんて思われたかもしれませんが、アレは致し方なく……なのです)
「そうだ、いっそドアとの繋がりを考えて、ここも布で覆ってしまえばいいじゃないか」
自ら招いた災難を、新たなカスタムのきっかけへと無理やり昇華させる。
こうして「自分で壊して自分で直す」という、一周回って充実した(?)休日を過ごしました。
災い転じて福となす。
図らずもインテリアに統一感が生まれ、怪我の功名で自分だけの一台にまた一歩近づいた……と、自分に言い聞かせています。
Posted at 2026/03/28 06:36:59 | |
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