GOODYEAR EfficientGrip Comfort 185/65R15  

雨模様の中、タイヤ交換してきました。
まずはタイヤ店から30kmほど走ってきた感想です。
車体はフリードハイブリッドで、5年・35000km程度走った新車装着タイヤからの交換となります。

乗り出して最初に驚いたのは、i-DCD特有の変速ショックが消えたことです！
発進時や中速域からの再加速時に足元で「ガチャ」というあの音が聞こえなくなり、一旦突っかかるような不快な挙動も感じられなくなりました。
そういうのはATF交換で治すものとばかり思っていて、タイヤ交換で変わったというのが嬉しい驚きでした。
e:hevに負けないぞー

さて、細かい溝が多いパターンのこのタイヤ、装着前はあたかもスタッドレスで水溜まりに突っ込んだ場合のように、溝の間に水を吸って巻き上げてしまうのではないかと心配していました。
その心配は杞憂に終わったようです。
むしろ、謳い文句通り排水性の良いパターンで、深めの水溜まりに突入してもちゃんと水の下の路面に接地してグリップしていることが感じられました。高速クルーズ船の尖った船首が波を切り裂くように、路面に溜まった水を掻き分けている印象でした。

タイヤが良いのか、あるいは取り付けが良いのか、以前のタイヤで気になっていた小刻みに跳ねる感触はなくなりました。
今回装着した4本はいずれも黄点と赤点が概ね反対側についていて、個人的に好みです。

トレッド面には、指で強く押すと1mm凹むような弾力があります。
一方で、サイドウォールにはラウンドプロファイル技術が採用されているそうですが、手で押した程度では撓みませんでした。
どおりでミニバンでもハンドルを取られる感覚なく、まっすぐ走れたのだと思います。

EfficientGrip comfortは日本グッドイヤーのラインナップの中でエントリー・プレミアムタイヤのポジションになるのでしょうか。
静粛性はオーディオのボリュームを1段階下げられる程度で、路面の小シワがあれば伝わる程度のインフォメーションがあります。
快適さと運転の楽しさを良いところでバランスしたタイヤだと思います。
EG01やEG02と大きく違う名前だと嬉しかったかもです。

製造週が0423だったのは少々残念でした。

新型フリードのタイヤガチャには、上位製品のEfficientGrip performance が入っている模様です。
でも、こっちは日本製Goodyearの最高峰！同乗者の快適性では負けないように履きこなすぞ。

1000km走行後追記
この間暑い日に高速と峠道を走破しましたが、トレッド面に熱タレは見受けられません。
相変わらず小揺れが少なくて、快適な乗り心地です。

若干の懸念点について写真を追加しました。自分が神経質すぎるのだと思います。

まだ乗り出しですので☆4止まりとさせていただきました。