2024年01月07日
DYデミオの純正ラジエーターキャップの開弁圧は0.9kgf/cm2で、社外品のそれは1.1〜1.3kgf/cm2
ハイプレッシャーラジエーターキャップのよくある謳い文句に「レーシングラジエーターキャップは1.3kgf/cm2まで圧力を高め、冷却水の沸点を高める事によりオーバーヒートを防止する。」などとあり、疲れた車にはこちらの方が車に良さそうなイメージがありませんか?
まぁ、それも殆んどイメージなのですよね。
では、①開弁圧0.9kgf/cm2(沸点119℃)のものと、②開弁圧1.3kgf/cm2(沸点126.8℃)ではどのように違うのかですが、要するに水温が119℃を超え、126.8℃になるまでの、7.8℃の温度上昇の間だけオーバーヒートを抑制出来ますよって話です。
一般路走行中オーバーヒートするって、・冷却水不足・ウォーターポンプ不良・サーモスタット不良・エンジンオイル不足・オイルポンプ不良・ラジエーターの詰まりなどによる熱交換効率の悪化・ラジキャップ不良など、「何かが壊れた。」場合ですよね。
サーキット(エンジン全開)走行でも、適正なラジエーターに走行風が適正に当たっていればオーバーヒートは考え難いです。
何故なら、「エンジンから発生する熱量<ラジエーターから放熱される熱量」を前提として車の設計をしているからです。
電動ファンも放熱を助ける一部ではありますが、そもそもが
「エンジンから発生する熱量>ラジエーターから放熱される熱量」では車として成立しません。
そんな車(前述の様に、まともに熱交換ができない場合)では、開弁圧1.3kgf/cm2にしてもいずれオーバーヒートは起こるのです。
まともに熱交換が出来ず、街乗りで水温が119℃付近になる様な故障を抱えている車は、いずれ126.8℃になるって事です。
それだったら低い温度でエンジンルームから白煙を上げ、走行不能を知らせる方が車としてのダメージが低軽度で済むかもしれないのでまだマシかなと思います。
そこで126.8℃までオーバーヒートを抑えようとすると、仮にヘッドガスケット抜けだけで済んでいたものが、ヘッド歪みによる面研やヘッド交換にまで被害が及ぶかもしれないので、そのリスクを背負ってまで選ぶ必要はないと思っているので、私は街中では飛ばさないので純正を選びます。
*レース車など特殊な使用をする場合、そのほんの少しの間で窮状を乗り切り、オーバーヒートを食い止めようとする場合は例外です。もちろん私のレース車はハイプレッシャーを装着していました。
*LLC濃度によっても沸点温度は変わります。
Posted at 2024/01/07 22:30:26 | |
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2023年12月21日
先日、ダイハツの不正が明るみに出ましたね。
その件について、今はまだ不明瞭な点が多いので触れない様にしますが、国内自動車メーカーは車両製造においてどの様な不正を行った過去があるか考えてみました。
*そもそもの間違いや、私の認識していない不正や、正しい不正箇所?の言い回しが違うと良くないので、該当するメーカーは匿名にしています。
トヨタ 聞かない
ホンダ 聞かない
マツダ 聞かない
A社 無資格検査 完成検査時の不正
B社 燃費不正
C社 完成検査時の不正
D社 燃費不正
E社 (今ここ)
まぁ、E社とはダイハツですね。
ついでにトラックメーカー
UDトラックス 聞かない
三菱ふそう 聞かない(リコール隠しあり)
F社 排ガス不正
G社 排ガス不正
*三菱ふそうに関して。
リコール隠しはありましたが、リコールは「頑張って作ったけど、ダメなところがありました。」って事で、「上手く切り抜けて車を作ろう。」と故意にする物ではないので、この様な扱いにしています。
ここで本題は、
トヨタ・ホンダ・マツダ・UDトラックス・三菱ふそうはその様な不正をしていないよね?って事です。
もちろん不正などして欲しくないですが、国土交通省は各社が測定したデータに基づき認可をしているわけで、そこで「ちょっとだけいいんじゃない?」って事になりそうな背景も一因があると思うのです。
*某社の某技術は、他社技術者から「それは有り得ない。何か(捏造)している。」って聞いていました。技術者同士、ある程度はわかるのだと思います。
のちにそれは「不正」により捏造されたデータだと発覚しました。(前述のA~Gに入っています。)
国内自動車メーカーの半数以上が何らかの不正をしています。
朱に交われば赤くなると言いますが、そんな業界にいて「我が社は赤くならない。」とは、なかなか言えないと思います。
Posted at 2023/12/21 21:41:30 | | 日記
2023年12月14日
ブログやYouTubeを見ていますと、「それってあなたの感想ですよね?」って思う事があります。
まぁ、ネタの情報源自体が間違っている場合もあるでしょうし、本人はそう信じているのでしょうから仕方ないのかな。
経験や思い込みで発信している事もあるでしょうしね。
ここで西村博之さんの言葉を引用します。
「嘘は嘘であると見抜ける人でないと(掲示板を)使うのは難しい」とある様に、掲示板だけではなくインターネット上にある情報は、鵜呑みにすることは危険ですよね。
*公共の電波を用いるテレビでさえ偏向報道するくらいですから。
しかし直接そのサイトにコメントしても気分を害してしまうでしょうし多勢に無勢で捻り潰されると、そのことの信憑性が逆に上がるしご本人にとっては不快極まりないでしょうから、ひっそりとここに書いておき、お読みいただいた人に考えてもらえばいいよねって思い、書いています。
決してその人に対する批判ではありません。
「私が思うに、こうじゃないのかな〜。ご覧になった人は、こんな考えを聞いた上でどう思いますか?もちろん判断はお任せしますよ。」ってくらいに捉えてくださいね。
今のうちならブラウザバックも選択出来ます・・・。
では暖機運転について。
とあるYouTuberさんがこのように発信していました。
今の車はアイドリングによる暖気が不要という流れに対し、アイドリングで暖気をし、エンジンが暖まってから走行をするべきだという事です。
何故ならエンジンが暖まっていないと、ピストンリングの張力が弱いからエンジンにダメージを与えると。
そうですか。
では、熱によりピストンリングはどのくらい膨張するのでしょうか、考えてみましょう。
結果を書きますと、1/200長くなるだけです。
ピストンが大きなポルシェでさえ直径は約100ミリ。
ピストンリングの長さは314.00ミリですね(仮)。それが1.57ミリ増えて315.57ミリになるわけですよ。それを直径にすると100.50ミリとなります。
私には誤差としか思えない0.50ミリです。しかもエンジンが古くなっていくと、ピストンリングの張力自体が弱くなるんですが・・・。
この他にもツッコミどころはあったのですが、ご本人様の特定に繋がるとお互い嫌な思いをする事になりますので、一つのブログ記事に一つの疑問点を載せろうと思います。
*他で書くと思われます。
Posted at 2023/12/14 08:49:29 | |
YouTubeを見て思った事 | 日記
2023年10月09日
先代から運転サポートの進化があるのでそれに期待。
Posted at 2023/10/09 21:12:08 | | クルマレビュー
2023年08月06日
知り合いの話です。
そのかたは「ビック」モーターと言っていたから、今話題の「BIG MOTOR」とは違うと思います(知らんけど)
さて本題です。
昨年8月の予約日に車両を持ち込み、一旦店内で待ち不具合箇所を確認後に一旦代車で帰り、出来上がったら車を取りに来ると言う流れです。
その不具合箇所の確認時に「オイルが汚れているから交換しましょう。」と促進されたのですが、同じ店舗で1ヶ月前にオイル交換を済ませたばかりだったそうで、「汚れているわけないでしょう?1ヶ月前にここでオイル交換したばかりだから。」と。
そんな会話の中で「俺は元ディーラー整備士だからな。」と言うと、点検したボードにたくさん指摘事項が載っていたようですが、それ以降は何も言われなかったそうで、結局は安くなったらしいのですね。(そのかたは70歳を超えていて、良いカモと思われたのでしょうが、元工場長で検査員資格あり。)
まぁ、そこまでは良くある話かと思ったのですが、その後12ヶ月点検の促進があったそうです。
不要だと断ったのですが、何度も執拗にラインが来るので「いま、話題になっている不正行為は本当ですか?」とラインを送ったところ、それ以降は返信が途絶えたそうです。
*昨日も店の前を通りましたが、数組のお客さんがいらっしゃっていました。
それらから考えると、ビックモーターは情弱さん相手に相変わらず仕事していらっしゃるようですね。
情弱と思われない為にも、消費者側も勉強が必要と思います。
内容を判断出来なきゃやられるがままですよ。
Posted at 2023/08/06 11:26:40 | |
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