カプラー外し工具を製作する試み(ラジオペンチ+六角レンチで約100円)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
カプラー外し工具(コネクター外し工具)はいろんなものが売られており、どれが良いのか判断がつかず、またこの手の工具は一つあれば全てをこなせるものでは無いと思っていますし、高価な物を買っても残念な結果になる事があるので、購入を見送っていました。
そんな中、ふと思うところがあり自作しました。
2
用いたのは先曲がりラジオペンチ(100円)。
しかもこれ、先端を加工しSSTとして使った物です。
今ではその用が済み、使えない物になっていたのですね。
3
先ずはラジオペンチに4ミリの穴を開け、先端を切りました。
4
次に六角レンチです。
これはいろんな商品を買った時の付属品で、引き出しの肥やしとなっていた物です。
そんな六角レンチをバーナーで炙り、この様に曲げました。
5
4ミリ六角レンチの対角は4ミリ以上あるので少し落とし、先ほどの穴に入れ、溶接しました。
*相変わらず溶接は初心者なのですが、厚物溶接は意外と簡単だなと感じました。
6
単に溶接しただけなので、挟む先端は位置がずれています。
そこで六角レンチを切ったり曲げたりして、位置を調整。
挟むところの面が合う様にしたのですが・・・。
7
実際カプラーを掴む場合、先端はこのくらい開くと思いますので、その状態でカプラーと工具のツラが合う様に考えました(左側)。
また、写真右側は下の方が開いていますが、これは手前が支点のカプラーを想定しています。
カプラー爪の支点が手前だと爪の奥側が倒れ込むので、この様にしています。
またそうすると、カプラーを引き抜く時に引っ掛かりが出来るので無理せず抜きやすい構造になるかと思います。
カプラー爪の支点が奥になる場合はその逆になるので反対側を用いるのですが、それではカプラーを引き抜く時に工具は引っかからない形になるので取り敢えずこの形で様子見です。
8
試しにカプラーを挟んでみましたら、楽にロックが外れました(これは奥が支点のカプラーですね)。
爪の状態も目視出来るのでカプラーや配線に余計な負担をかけずカプラー外しが出来ると思います。
懸念していた強度も充分あり、実用に耐える作りだと思います。
やはり工具同士を加工したので強度があります。コネクターによっては固着している物もあるので、ここの強度が無ければコネクターが押されているのか、工具が曲がっているのか目視出来ないとわからないので工具自体に強度があり、握る感覚だけでコネクターの状態が見える事は重要かと思います。
*またこの手の工具は、挟むところの精度が重要だと考えています。
ロックを効率よく外せる事と、カプラーを傷付けない事は両立すると考えています。
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( DIY の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク