
さてと、一応車検前にディスクブレーキのエア抜きでもしておこうか。
と、軽く考えていたのですが、こんなものが出てきました。これは驚きましたよ。
油のようなものが浮いているのですね。ブレーキフルードと混ざらずに。
ブレーキフルードは吸湿性があるので、水分なら取り込んでしまう(混ざる)と思うのですね。
ブレーキフルードの比重は1.052なので、浮くって事は油分?
そうだとしても、なぜ油がブレーキラインに入っているの?
まぁ、色々と考えられることはあるのですが、何れにせよ不適切な整備なのだと思います。
この車が私の手元に来なければ。そのまま廃車になって入ればこの事は闇に葬られたのでしょうが、見つけてしまいましたw
ブレーキフルードを何年も無交換でいたらフルードは黒ずみ粘性を増しますよね、しかしこれはそれほど黒くないし粘りも少ない。
車検毎に交換はされていたのでしょう。記録簿にも記載があるし。
それからブレーキフルードの入れ替えやエア抜きって二人で行うか、ワンウェイバルブを用いるか、ワンマンブリーダーを使うかが定番のように思いますが、私は「自然落下式」で行っていますよ。
ブリーダープラグを開け、ただ待っているだけ。
その間、他の作業をしていたら自動で完了です。
一応、最後は13の塩ビパイプを用い、ブレーキペダルを踏んだ状態にしてブリーダープラグを開閉する方法でエア抜きをしますが、それだけです。
*その方法で整備した車輌でレースにも参加したいましたが、問題なしです。(個人的感想)
一つ問題があるとしたら、何年も交換せずに粘性を増したブレーキフルードは自然落下しにくい、若しくは自然落下しない場合があります。
適切な整備は車を長持ちさせます。
*DYデミオのリアはドラムブレーキです。そのホイルシリンダーがまたやらかしてくれましたw
それは次の更新で。
Posted at 2021/10/28 22:40:11 | |
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