
日本人で定番のケーキと言えば苺のショートケーキでしょう🎂
ふわふわのスポンジ生地ともったりとした生クリームだけでも美味しいですが、苺があることによって、よりいっそう美味しさが引き立ちます。
苺の甘酸っぱさと生クリームの相性が抜群で、どのケーキよりも生クリームの美味しさを感じることができます。
殆どの人が幼い頃に、誕生日ケーキとして食べてきたと思います。誰にあげても無難なので、プレゼントや差し入れに重宝します。しかしこのケーキを作るとなると、数あるお菓子作り中で難易度は高レベルじゃないでしょうか?
ケーキ作りで上級者と言われる人は、フワフワのスポンジを作り、綺麗に生クリームを塗ります。スポンジに生クリームを塗る作業のことを"ナッペ"といいますが、実はこのナッペという作業が非常に難しく、お店みたいに綺麗にナッペすることはなかなか出来ません。それは、練習あるのみで作り続けて身につけていくものだからです。プロのパティシエが綺麗にナッペ出来るのは、ひたすら練習(修行)したからなのです。
私みたいに家で趣味で作って食べる分には、上手にナッペする必要はありませんが、人にプレゼントするにはそういう訳にはいきません。
(プレゼントしなければいいだけで個人で楽しんでいればいいだけ…😅)
今だにお店みたいに綺麗にナッペは出来ませんが毎年、苺が出回っている時期に作りまくっています🎂
■準備
①ハンドミキサーを使って、全卵共立てでスポンジを焼く。
②スポンジを3枚にスライスする。高さ1.5㎝の当て木に沿いながら、包丁を前後に動かしながらスライスしていく。
③キル酒を加えたシロップを作る。
④飾り用にする形の良い苺を8粒残し、残りの苺をカットする。
⑤ハンドミキサーで生クリームを7分立てに泡立てる。
■土台作り
①回転台の上に底面のスポンジを置き、シロップを打つ。
②生クリームの一部を、泡立て器で9分立てにし、スポンジの中心にのせる。
③2の生クリームをパレットナイフを使って回転台を回しながら、スポンジの表面を塗っていく。
④3の上にカットした苺を放射線状に置いていく。
⑤4の上に生クリームを置き、3と同様に塗っていく。苺の間に生クリームを埋めるように延ばす。
⑥5の上に真ん中に当たるスポンジを置いてシロップを打ち、2〜5同様に作業する。
⑦6の上に一番上になるスポンジ置いて、軽く手で押さえてシロップを打つ。これで土台は完成。
■ナッペ
ここからが難しいところ。この作業が上手く出来るかどうかで完成度が決まる。
①側面にはみ出た生クリームをパレットナイフを立てて使い、回転台を回しながら綺麗にならす。この時に使う生クリームは7分立ての柔らかいものを使う。
②生クリームを土台の上の中心にのせ、パレットナイフを使って回転台を回しながら、表面を塗っていく。最後に回転台を一周回し表面をならす。
③パレットナイフを立てて使い、回転台を回しながら側面に、生クリームを下塗りをする。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ここまでは誰でも出来ます。次の本塗りを綺麗にナッペするのは非常に難しい…😫
④3の上に生クリームをのせる。上面と側面を一気に塗るので多めにのせる。
⑤回転台を回しながら、パレットナイフで表面をならし、側面に生クリームをたらし流す。
⑥5で側面にたれた生クリームを3同様の手順で綺麗にならす。上面に飛び出た生クリームをパレットナイフを使って綺麗にならす。
■デコレーション
①ナッペしたケーキを回転台からお皿に移す。崩さないように注意する。
②絞り袋に口金をつけて、上面の外周に飾りの生クリームを塗り、飾り用の苺をバランスよく並べて、好みで艶出しのナパージュを苺に塗ったり、プードルデコールで化粧して完成🎂
職場の先輩の誕生日にプレゼントしました🎂
⬇ホームグランドを持つ男
https://minkara.carview.co.jp/userid/3405058/blog/46429213/
私の中で苺のショートケーキは一番思い入れのあるケーキ🍰
数あるお菓子の中で、苺のショートケーキが一番大好きで近所のケーキ屋によく買いに行っていました。
元カノが作っているのを見て、自分も作ってみようと思ったのがお菓子作りを始めるキッカケです🎂今では色々なホールケーキがそれなりに出来るようになりました🎶
●ワンポイント
スポンジ生地は⬇の本のレシピを参照にして作りました。プロと同等のスポンジに仕上がると思います。
生クリームは動物性の生クリームを使います。脂肪分40〜42%くらいがベスト。個人的には練乳を加えるとさらに美味しくなります。
※45%と35%を混ぜて使う。

・動物性脂肪分生クリーム 400㌘
・練乳 30㌘
・グラニュー糖 20㌘
ナッペで本塗りをする時に、何回も手直ししない。生クリームがボソボソになってしまうので手直しは最小限に。
スポンジにシロップを打つのは、しっとり感を加える為です。打ちすぎに注意。
食べ頃は翌日です。出来たその日に食べれますが、美味しさは違います。スポンジに打ったシロップが馴染み、苺の香りがケーキ全体に染み込ませた方が美味しさは格段に上です。それには最低半日は置いた方がいいでしょう。
お菓子作りで面倒なのは、材料の計量です。料理は感覚、お菓子は科学と言われていますが、味の足し算引き算(さじ加減)が出来ないお菓子作りは計量は大切です。配合が変わると失敗に繋がります。
そして一番面倒なのは後片付けです😫作るものにもよりますが、洗い物が多いです。
お菓子作りはわりと面倒なことが多いです。時間に余裕がある時に作りましょう🎂
ブログ一覧
Posted at
2023/05/06 18:06:37