ハイエース 純正部品流用パドルシフト 製作工程1
1
5型ハイエースの6速シフト周りの配線図を見ているとパドルシフト化が出来そうなので製作しました。
加工工程は参考程度にしてください。
使用したトヨタ純正部品
パドルスイッチ「-」 トヨタ純正品番 84610-33011
パドルスイッチ「+」 トヨタ純正品番 84610-33021
スイッチワイヤNo.1 トヨタ純正品番 84523-11010
スパイラルケーブル、ステアリング側コネクター用メス端子 トヨタ品番82998-12870
スパイラルケーブル、コラム側コネクター用端子 トヨタ品番 82998-24300
2
最初にボスカバーを加工します。
パドルスイッチを取り付ける位置に穴を開け、スイッチの位置を確認します。
穴あけ位置は写真緑の四角の部分で写真赤線のボスカバー裏の補強リブを残しながらリブより2~3mm位上に穴をあけます。
表面から見ると、樹脂の成型ラインがうっすらと見えるので、そのラインと平行に6mmオフセットした辺りを、穴あけ寸法の48mmのラインに合わせ位置を出します。
ピンクの矢印の角を基準にして位置を決め、ボスカバーの底面から立ち上がっているライン(写真の紫のライン)からの距離(黄のラインの長さ)上側は約13~15㎜、下側は約9㎜。
の位置にしました。
3
パドルスイッチの加工
スイッチ本体をボスカバーにテープなどで仮付けしハンドルのアルミフレームに干渉する部分を切り取ります。(スイッチ側のプラスチックを加工)
写真のマスキングテープ部分を切除します。
4
ナットの周辺の邪魔になる突起部はすべてカットして平面に加工し、コネクターの上の部分も図のように斜めに削ります。
パドルスイッチはボスカバーの赤線のリブの高さより飛び出ると、ハンドルと干渉してしまうので、リブの高さを目安としながら加工します。
5
仮合わせではパドルスイッチを開けた穴に合わせていきますが、ハンドルのセンター側は写真のようにボスカバー内側に1㎜程度潜り込ませます。
潜り込ませる事により、パドル操作した力をボスカバーで受け止める事ができ、しっかりとした操作感になります。
6
ハンドルとの位置関係。
パドルスイッチとハンドルとの距離が下側の方が広くなりますが、パドルの操作性とウインカーレバー、ワイパーレバーと指の位置を考えるとこのような形になりました。
7
パドルとボスカバーは樹脂同士の溶着で固定しました。
接着剤でのパドルとボスカバーの接着は、ボスカバーが一般的な接着剤で付かない材質なので、ポリエチレン、ポリプロピレン用の接着剤が必要になります。
8
パドルを操作し、ボスカバーに伝わった力をハンドルのフレームで受け止める為、ボスカバーとハンドル本体の間にウレタンスポンジを張り付けます。
厚さ5㎜のウレタンスポンジを貼りました。
これで、パドルシフト本体の加工が終わったので、次は配線の加工をしていきます。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク