
ロードレース界のレジェンド,アルベルト.コンタドールが,かつてティンコフ.サクソ
というチームで使用した機材『スペシャライズド.エスワークス.ターマックSL4』
俺の所有ドロハン自転車6台の中で唯一ツールドフランス等の最高峰レースで
プロ中のプロが使用した機材である。だが,たかが自転車されど自転車。
俺がこの自転車をシェイクダウンしたのは昨年の夏前だったか。走行開始から
わずか数十分で両脚が激しく痙攣を起こし全く動けなくなってしまった。要するに
ガチガチの高剛性フレーム。アルベルト.コンタドールも,この機材は『ヤリ過ぎ』
だと感じていたらしく実戦ではコイツの一世代前の比較的剛性がユルめなSL3を
使用する事も多々あったとの事。けっきょく俺ふぜいがポタリングレベルで流して
走っても脚が攣らなくなるまで約500キロは走ったと思う。何年も探して,ようやく
手に入れた機材だったにも関わらず,ほどなくして売却も考えざるを得ない事態
にまで発展した至高の自転車,通称『エスタマ4』だが頑張って乗り続けていくうち
にドンドン脚も鍛えられてきた。いつの間にか,エスタマ4とは正反対の意味
で乗るのが嫌だった機材ミヤタ.イタルスポーツ(クロモリフレーム特有のユルユル感
は推進する感覚に乏しく中々前に進まなく感じるのだ)がエスタマ4に
鍛えられたおかげなのか乗るのも苦にならなくなった。今となってはエスタマ4
には感謝の気持ちしかない。ありがとうエスタマ4。これからも大事に乗るからな。
Posted at 2025/01/19 21:05:31 | |
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