■第4回■
今日は、パネライとは違い、ECWと言うメーカーです。
正式にはヨーロピアン カンパニー ウォッチ。その頭文字をとってECW。
一時流行した、フランクミュラーと言うメーカーがあったが(今でも存在する。失礼)
そのフランクミュラーさんのお弟子さんが造ったメーカーです。
デカ厚時計主流の時代ですので、当然デカ厚。このモデルは40mmなので
まー日本人の腕には丁度良い?サイズ。勿論、パネライバカな僕にはちと小さい。
何でも丸く滑らかにデザインされる事が多い時計業界に於いて、直線で構成されたケースが特徴。ここらへんは、好みの分かれるところだが、存在感は格別。
本来裏蓋は無く、ベゼル側からムーブ・ダイアルをセットする2pce構造で
高い防水性を確保・・・(と言いながら、ごく普通の防水性だったりする)
さて、このF38は、そんなECWの概念を全く無視されて造られている。
シースルーの裏蓋があり、3pceなのである。
何故か?答えはムーブメントを見せたいが故シースルーバックとする事で
本来の構造の意味がなく、ごく一般的な手法となっている。
SSモデルで、定価約200万円。
話は前後するが、パネライ好きの僕にとって、ECWは絶対的に欲しい時計ではない。
勿論嫌いだったら買わないが、結構なお値段であるのでカタログモデルであれば多分買わない。
しかし、イレギュラーモデルで、しかもクロノグラフムーブメントの名機"Venus175"の魅力には敵わない。
時計好きだったら、誰でも?知っている存在であり現在は造られていない機械なのである。本当のところは・・・どこかで密かに製造されていたりするのだが。
クロノグラフの稼動歯車の取り付け部が、天使が羽を広げた様に見える事から
その名前が付いたらしいが、本当に美しい。。。ずっと眺めてても飽きない。
この機械が欲しくてこのECWを買ったと言うのが本音である。
その為だけに、買うかぁーー??俺?・・・・・
高いか安いか。シリアルNo.01ってのが、唯一の慰めか。。。
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Posted at
2008/11/26 16:54:47