
先月に視界不良ながら【日本中心の標】へ行ったのですよ。
快晴? ガス? そして君の名前はどっち?
ならば今度は行ける範囲で【日本の端っこ】に赴こうと思い立ち
ドライブにレッツらゴーした次第であります!
深夜、国道23号から三重県へと入り、とことこ走ります。
松阪市から国道42号に入り、ビューポイントで一休み。
マンボウ推しの様相に
ペレス・プラード作のマンボNo.5にある
「ウゥー、マンボ♪」という軽快フレーズが頭の中でリピート再生止まりません。
ここまでは曇天模様かつ時折小雨だったのが
青空映える晴れ模様へと移り変わり、テンションゲージ上昇。
熊野市北側から山間部へと方向転換し、
国道169号をひた走るのですが、
七色ダムにて。
はい。
この国道169号なんですが。
走ると――
めっっっっちゃめちゃ楽しいッ!!
ヒャッホーイ!!
北山川に沿って進むこの区間は工事多かったですが
車一台分ほどの幅しかなく見通しの悪い場所もあれば
ほどよいワインディングに橋にトンネルと
多様な顔を見せる環境のみならず
ドライバーに見せてくれる景色がどこも美しく心奪われるのです。
興奮しすぎて鼻血出そう……。
スポーツタイプの車で走るのも楽しそうですが
とことこ走る足の遅いジムニーだからこそ楽しくて面白い。
そんな道でした。
熊野川の美しい流れを横目に国道311号、次いで国道168号に入りまして
到着したのが熊野本宮大社。
全国各地に点在する熊野神社の総本山ですね。
3本の脚がそれぞれ「天・地・人」を示し、
太陽の化身とされる八咫烏を信仰することでも、
その名がよく知られていますね。
参道にあるちょっと長めの石階段を登って――
静かにそっと参拝です。
授与所でお守りと金の開運ステッカーを頒布してもらい、
下の売店でお土産と記念Tシャツ買ったら
白いステッカーを2枚頂きました。
白ステッカーはツールボックスに貼っておくとして
開運ステッカーは「尊いありがたみ感MAX」なので
何のどこに貼れば罰当たりにならないのか悩みます。
どなたか参考意見ください。
歩いて5分ほどにある旧社地に聳え立つ大鳥居。
【大】と付くだけあって遠く目からでも分かる特大ビッグサイズ。
見上げれば八咫烏の紋がキラリ。
熊野本宮大社を後にして、
紀伊半島をさらに南下していきます。
その道中、ふらり立ち寄りしたのが橋杭岩。
すぐ正面にある道の駅はとても賑わっており、
橋杭岩を眺めながらというプチ贅沢な休憩タイムです。
橋杭岩まで来たなら、目的地はあと少し。
国道42号から和歌山県道41号に入って道なりに――
ではなく、あえて逸れたルートからお邪魔します。
芝生を歩いた先にあるのが――
ここが辿り着きたかった端っこ!
本州最南端、潮岬です。
最南端の更に最南端となる岩場のクレ崎。
この付近では日本とトルコの友好関係の発端となった
エルトゥールル号遭難事件が発生。
沖合には大和型戦艦3番艦にして幻の空母「信濃」が眠るなど
歴史深い端っこですね。
潮岬観光タワーのレストランにて遅めのランチタイムとします。
夜明け前からここまで食事してなかったので、お腹ペコペコ……。
というわけでたっぷり食べます、和洋合わせ技。
近大マグロ丼セットとマグロバーガー。
これでちょうど2000円になるのが素敵な価格設定ですね。
空腹は最高のスパイスとも言いますが、
空腹でなくてもこれは美味しい! ごちそうさまでした!
せったく来た本州最南端ですし、
水平線に沈む美しい夕日を眺めたいのですが、
時間の都合から後ろ髪引かれつつ帰ります(泣)
潮岬から離れて、こちらで早めのお風呂タイム。
隠れ家的なチビ銭湯といった趣ですが、
ボコンボコンと元気に浴槽へと湧き出るお湯、そして盛大なかけ流し量と
小粒ながらダイナミックを感じさせる温泉です。
かなりのゆるま湯なので湯当たりせず、帰り道のリフレッシュに最適でした。
真っ暗な国道169号を安全運転の範囲でエンジョイしつつ
点在する道の駅での小休止を繰り返します。
そして、またしてもお風呂タイム。
そんなこんなで日を跨いだ頃合いに無事帰宅です。
舗装路メインのドライブでしたが
紀伊半島山間部を通る道路の楽しさ
自然、歴史、信仰文化を全身で堪能できたジムニードライブでした。
Posted at 2022/10/16 14:12:42 | |
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