
『HONDA S2000』がHONDAより2009年6月末で生産終了でございますね・・・
これでとうとうHONDAもスポーツカーは『FD2 CIVIC TYPER』となってしまいました。
時代の流れではどうしようもない事ですが今後ハイブリッドスポーツの展開もありそうな気がしますがどうなるのでしょうか?
☆HONDA S2000 スペシャルサイト
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【ホンダ S2000 生産終了】
“あえて”スペシャルサイトを開設 その理由は…?
2009年3月16日
■「S2000は本田技研工業にとって特別なクルマ。気持ちよく送り出してあげたい」
本田技研工業は、2009年6月をもって、『S2000』の生産を終了すること明らかにした。本田技研工業の創立50周年を記念するリアルスポーツカーとして1999年4月に発表されて以来、2008年末までに生産されたS2000は11万台を超えた。
4-5年でモデルライフを終えるクルマも珍しくないなかで、S2000は10年にもわたり多くのエンスージアストの支持を得たロングセラーモデルとなった。
本田技研工業では、生産終了にあたり、この3月に“あえて”S2000のスペシャルサイトを開設し、本田技研工業の50周年記念車に有終の美を飾ろうとしている。
同サイトでは、S2000が持つさまざまな表情をハイスピードカメラで切り取った美しい映像と “S”の誕生から刻まれたデジタル時計、ユーザーから寄せられたコメントがエンドロールのようにゆったりと流れるというもの。今回、新たに撮影した映像のバリエーションは40通り以上にも及ぶという。
「S2000は日本でこれまでに2万台以上が販売されました。歴史に名を残すに足る性能とデザインで多くのお客様に深く愛されたスポーツカーだと思っています。そういうクルマが“いつの間にか消えていた”と思われるのは私たちとしても残念。今回のスペシャルサイト開設の狙いは、S2000が本田技研工業にとっても特別な存在であることを、改めて多くの方に知っていただきたいということです。更には、多くの方の想いに見送られてS2000を気持ちよく送り出し、歴代に続く新しい“S”のストーリーへの期待を、次代のエンジニアに繋いでいければ」(本田技研工業 日本営業本部 宣伝販促部 ブランド・企画ブロック主任 原 寛和氏)。
■単なる“スポーティカー”は作らない
本田技研工業のスポーツカーの歴史を少しだけ、振り返ってみよう。
FRの小型オープンスポーツとして一世を風靡した『S500/600/800』。リトラクタブルライトをひっさげてエレガントなクーペとして若者たちの絶大な支持を得た『プレリュード(2代目)』。軽量ボディとDOHCエンジンで弾けるような加速体験を味合わせてくれた『CR-X』。軽自動車のミッドシップオープンという後にも先にも出てこないであろうパッケージングでクルマ好きを魅了した『ビート』、タイプRの登場でFFスポーツの究極型を示した『インテグラ(3・4代目)』。そしてアルミボディ・VTEC・そしてF1からフィードバックされた数々のテクノロジーにより新次元の動力性能を身につけた『NSX』…。
つまり、本田技研工業の作るスポーツカーは、それまでの常識を覆すアイディアやコンセプトがかならず盛り込まれていた。
S2000も例外ではなかった。いや、その創立50周年を記念してリリースされる車両として、それまで作られてきたスポーツカー以上に、開発には時間と労力がかけられた。
■シャシー、エンジン、そしてミッション…すべて専用設計
S800以来29年ぶりに復活したFRシャシーをはじめとして、エンジン、ミッション、サスペンションなど、S2000の主要部分を構成するパーツはすべて専用設計。
エンジンは車軸より後方、バルクヘッドに突き刺すように配置された「ビハインドアクスルレイアウト」を採用するとともに、燃料タンク、スペアタイヤ、バッテリーなど重量物をできる限り車体中央に寄せて前後重量配分50:50を達成した。オープンモデルに懸念されるボディ剛性の確保については、ボディ中央からX字のフレームを走らせモノコックを構成する「ハイXボーンフレーム」で解決している。
初期モデルに搭載された「F20C」エンジンは9000rpmを許容、市販パワーユニットとしては類い希な超高回転・高出力を特徴とした。また専用設計された6速MTはエンジン特性に合わせて超クロースレシオとされた。サスペンションは本田技研工業お得意の前後ダブルウィッシュボーン形式で、各部に剛性の強化がなされている。これらはどれ1つとして他車に流用されることはなかった。NSXと同様、S2000はまさにオンリーワンの存在だったのだ。
■S2000のオーダーは3月で実質打ち切り
6月の生産終了がアナウンスされているS2000だが、オーダーの締め切り時期は気になるところ。前出の原氏によると、「鈴鹿製作所の対応状況からして、内外装のカラーを自由に選べるカスタムオーダープランを利用しての注文は4月上旬まで、実質的に3月末までと考えて頂きたい」という。となると、購入できるのはあと半月あまりということになる。
「生産終了のクルマのスペシャルサイトを新たに作るなんて、なかなかないことだと思います。それだけ我々の思い入れが強いということです」と語る原氏。さらに本田技研工業では、今回の生産終了に際し、サプライズな企画を用意しているという。
「S2000の生産終了に当たり、本田技研工業としては初の試みとなる、ちょっとした企画を予定しています。スポーツカーの歴史を彩ったS2000への想いを次世代に繋ぎ、花道を飾るにふさわしい企画になると思います」(原氏)。いったいどんな企画が…? 編集部が聞いても原氏は不敵な笑みを浮かべるだけで答えてくれない。
その“サプライズな企画”はS2000のウェブサイトは及びメルマガで明らかにされるという。「S2000のスペシャルサイトにはぜひとも訪れて頂きたいですね。現オーナーの方は元よりのこと、今まさにS2000の購入を考えている方、以前S2000のオーナーだった方、スポーツカーに対する思い入れのある人には少なからず『何か』を感じて頂ける作りを目指したつもりです。ですから、ぜひこのサイトで感じた『何か』をコメントとして残して欲しいのです。そうした想いの熱量の大きさこそが、このクルマのピリオドをより意味のあるものにすると同時に、次の何かを動かすきっかけになる、と私も信じていますから」。原氏はこう熱く語ってくれた。
■S2000のモデル変遷を追う
ここでS2000のモデル変遷を簡単におさらいしておこう。1999年4月に登場したS2000は250PSを発揮する2リットルの「F20C」エンジンに専用開発の6MTを組み合わせたモノグレードでスタート。価格は338万円だった。本革シートやDVDインターナビシステムなどはオプション扱いだったが、トルセンLSDやフロント205/55R16・リア225/50R16タイヤなど走りに関するメカニズムは標準装備とされた。
翌2000年7月には追加モデルとして「タイプV」が登場。VGS(Variable Gear ratio Steering:車速応動可変ギアレシオステアリング)を世界で初めて搭載し、D型の専用形状のステアリングが与えられている。VGSは低中速時はクイックレシオ、高速になるにつれてスローレシオへとステアリング舵角が変化するもので、ステアリングラックのピニオンギアの回転軸と、ステアリングにつながる入力軸との間隔を変えることでギアレシオを変化させる。タイプVには駆動配分率が変更されたLSDやリバウンドスプリングが新たに追加されたダンパーを採用、コーナリング時のロールを少ない専用シャシーが与えられ操縦安定性の向上を図っている。
2001年にはマイナーチェンジが実施される。メカ面には大きな変更はないが、15色のボディカラー/2色の幌(青が追加)/5色の内装色を自由に選べる「カスタムカラープラン」が登場。リアスクリーンはそれまでのアクリル製から熱線入りのガラス製へと変更されて後方の視認性が向上した。時計表示機能付のCD/MDプレーヤー+4スピーカーが標準装備となったこともニュースだ。足周りはよりしなやかな仕様に設定変更がなされた。価格は標準仕様が343万円、タイプVが361万円。
2002年10月にはS2000としては初の(そして唯一の)特別仕様車である「GIOIRE(ジオーレ)」が登場。「ダークカーディナルレッド」と「ローヤルネイビーブルー・パール」の専用色2色を用意した、またエクステリアにはクロームメッキの専用ドアミラーとゴールド色のBBS鍛造アルミホイールを装備したゴージャス仕様。フェンダーの稜線にはアクセントとして、ゴールドのピンストライプが走る。価格は標準仕様が368万円、タイプVが386万円だ。なお、ダークカーディナルレッドのモデルは、日本流行色協会主催の「オートカラーアウォード2003」で「ファッションカラー賞」を受賞している。
2003年10月には内外装・メカニズム両面で大きな変更が加えられた。エクステリアでは、ヘッドライト/テールライト、前後バンパーの意匠変更に加え、タイヤ・ホイールを17インチ化。インテリアは、メタルパーツをあしらったセンターコンソールやオーディオリッドを採用、メーターのデザインを一新。サスペンションのリセッティングやボディ剛性の強化、ブレーキ性能の向上を図った。価格は標準仕様が350万円、タイプVが370万円。
2005年11月にはそれまでの2リットルエンジンに換えて2.2リットルの「F22C」を搭載。F20Cに比べ最高出力は242PSと8PSダウンながら、トルクは0.3kg-mアップし、実用域でのレスポンス向上を図った。合わせてスロットルをドライブバイワイヤ(DBW)として、ドライバーのスロットル開度とリニアに比例する加速フィールを実現している。エンジンの変更に伴い、ギアレシオも変更を受け、1 - 5速はローレシオ化された。価格は標準仕様が378万円、タイプVが399万円(このモデルより価格は税込み)。
2007年10月からは現行モデル。トピックは「VSA(Vehicle Stability Assist:車両挙動安定化制御システム)」の標準装着化と新モデル「タイプS」の追加だ。タイプSの登場に伴いタイプVはカタログから落とされた。タイプSは北米専用モデルとして投入された「CR」(名称は「クラブ・レーサー」に由来)を日本に合わせた仕様として導入したモデルで、各種空力パーツや専用セッティングのサスペンションが与えられている。なお、タイプSにはテンパータイヤは省かれ、応急パンク修理キットでの対応となっている。価格は標準仕様が386万4000円、タイプSが399万円。
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Posted at 2009/03/17 22:36:45 | |
HONDA | 日記