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どんじょさんのブログ一覧

2022年08月26日 イイね!

坂道発進の恐怖

坂道発進の恐怖話は違うが車を語る上でよく話題に出るのが直進安定性。

アライメントの問題もあるが、基本的にホイールベースの短いスポーツカーの直進安定性は悪い傾向にある。

NDロードスターなどは高速道路上において常に舵を当てていなければならなかった。

他にもスポーツカーの直進安定性についてはネガティブな話を散見するが、私はそうは思わない。

舵を当て続けなければいけないということはドライバーに「ある一定」の集中力を要求する。

集中力を要求されるということは、一方で眠気の抑止に繋がる。

一見、便利なシステムが仇となるケースは他にもある。

しかし「利便性」が世の中を席巻する中、そんなことをいったところで誰にも聞き入れてはもらえない。

この度、BRZに乗るに当たり、私はマニュアルシフトのモデルを選んだ。

捉え方を変えれば「不便を楽しむ」と言ってもいい。

BRZはNDロードスターに比べ、シフト操作に少々クセがある。

だからこそ、バシッと決まった時は余計に楽しい。

私はMT初心者よりエンストが多いかもしれない。

アクセルを煽ればエンストはしないと分かってはいても、繋がるか繋がらないかの瀬戸際で繋ごうとする。

エンストは物理的な機械への負担もあるだろう。

坂道などは、後続車にピッタリと着かれ、背中にプレッシャーをヒシヒシと感じながら発進するのが楽しみの1つでもある。

坂道発進が苦手な人にとって、ヒルスタートアシストはドライバーの一助となる一方で、上達を先送りにしているといってもいい。

そういう考え方は確かに古いのかもしれない。

しかし坂道は苦痛な場所などではなく、MT車にとって一番楽しい場所なのである。

私はアシストをOFFにした。

ぜひ、坂道発進の楽しさを知ってもらいたい。
Posted at 2022/08/26 19:07:25 | コメント(0) | トラックバック(0)
2022年08月25日 イイね!

私は人を騙す人

私は人を騙す人「私はインスピレーションで生きている」

そんな風にいえばあまりに身勝手で自己弁護的な言い方になる。

実際には欺瞞と謝罪の半生だった。

いや、人はいつ死ぬか分からないのだから、半生ではなく人生というべきか。

昨年の今頃はロードスターの所有進退に頭を悩ませている時期だった。

走行距離こそ4万キロ程度ではあったが、納車から5年目を迎え、自分とNDとの接点である「コックピット周り」に嫌気が差していた時期でもあった。

単純にレカロシートに替えてしまえば良いという意見もあるが、エアバッグなどの安全機能は無視できない。

NDのSSPグレードからRSグレードへの乗り換えを検討した。

ディーラーに頼み込み、オプションで換装される純正レカロシートの車を探してもらいフィッティングをした。

最後期モデルはキネマティックポスチャーコントロール機能(KPC)が搭載されていたが、効果も判りにくく、さほど惹かれない。

それよりも、かねてから悩みの種であったドライビングポジションの不快さを商品改良で追加したテレスコピック機能がある程度、解消してくれる。

何度か試乗させてもらい、いよいよ見積書を作ってもらった。

そんなある日、ディーラー内にある私の隣のテーブルに若い男性座っていた。

彼は私の前にロードスターに試乗していた。

私はこれからの同志に逸る気持ちを抑えきれず、丁重に話しかけた。

すると彼は新型BRZと新型NDの購入に悩んでいるという。

私は彼にこういった。

NDとBRZは値段的に近いものがある。

しかしNDロードスターに乗って味わったこの5年間は金額には換算できない程の素晴らしい体験だった。

私は続けた。

BRZ/86の世界は分からない。しかしロードスターの歴史は長く、車を通して知り合えた人は数え切れない。

キャンプに旅行、これ程まで他者を思いやる世界があるだろうか。

そして私がこの度同じ車種に乗り換えること自体が答えだといった。

熱弁にディーラーマンも感服していた。

彼は私と会った次の日に契約した。

そして私はBRZを購入した。

私の住む街は狭い。

いつか彼に会うときが来るかもしれない。

何といえばいいのか言葉が思い付かない。

今度は彼にBRZを薦めてみようと思う。




Posted at 2022/08/25 09:57:35 | コメント(0) | トラックバック(0)
2022年08月24日 イイね!

美醜の感覚

美醜の感覚その昔、ある人が私にこういった。

「純正が一番カッコいい」

その言葉は未だに私の頭に居座り続け、クルマに対する向き合い方の提起にもなった。

当時一世を風靡したセルシオに対する見解である。

それから数十年、ついぞ私は純正車に美しさを見出す事がなかった。



フェンダーラインから奥に入り込んだホイール。車格と不釣り合いの細いタイヤ。



タイヤとフェンダーアーチとの大きな隙間。コーナーでは大げさなくらい車体を傾け曲がっていく姿。

どこをどう見れば純正が一番カッコいいなどという捉え方が出来るのだろう。長いことそう思っていた。

欧州車のように車高短ツライチこそクルマ本来のあるべき姿だと信じて疑わなかった。



以前にも触れたことがある。

知らないクルマに目がとまった時、ドライバーの「人と成り」が自然と浮かび上がることがある。

とりわけ趣味性の高いスポーツカーは尚のこと。

クルマのチューニングは人と成りを顕すといってもいい。

そう考えたとき、私は純正のままに乗るドライバーが好きになった。

そういうカーライフのドライバーを乗せるクルマが好きになった。

自分もスマートでファッショナブルなカーライフを送りたいと思う。

クルマの在り方に、ドライバーの人に対する距離感も見えてしまうといったら些か考えすぎか。

確かに車高の低いクルマはそれだけで見栄えがする。しかし誤解と形容矛盾を承知でいえば、純正の質朴な風貌はチューニングカーを超える美しさを持っている。

純正とはある意味、究極のフルチューンではないかと思う。

分かってくれる人は少ないが、構わない。

そんな勢いでしゃべくり倒し、周りの人間に自分の感性を強要した挙げ句、あくる日には車高調なんか入れたりするから私は詐欺師といわれる。
Posted at 2022/08/24 21:27:54 | コメント(0) | トラックバック(0)
2022年08月23日 イイね!

青いクルマ

青いクルマ涼を求め箱根の山へ。

今日は不思議な日だった。

朝の大観山は23℃くらいで大変涼しかった。



しかし霧で視界は不良。しばらくすると小雨がぱらついてきた。

まっさらな駐車場に青いビートが屋根を開けやってきた。

続いて青いポルシェ(カレラ)が。

真っ白な霧の中に私を含めた3台のクルマが微妙なディスタンスを設け整列する。



ターンパイクを下ると、有名なコーナーの駐車場に青い新型BRZとWRXがいた。

私は初めて会うBRZオーナーと談笑する。

歳は20代前半の女性。AT限定の免許を解除してMTのBRZを買ったという。

私は再び車を走らせた。

箱根はNDで良く走った。

私はNDのポテンシャルをBRZに被らせて走る。

確かに良くは曲がるが、コーナリングスピードでは負けているかもしれない。

今度は青いエリーゼとすれ違う。

今日は青いクルマを良くみかける。



それとも青いクルマのオーナーだから目に入るのか。

霧ともやの箱根に青いスポーツカーは良く映える。



Posted at 2022/08/23 16:09:04 | コメント(0) | トラックバック(0)
2022年08月23日 イイね!

ヒルスタートアシストの精度

ヒルスタートアシストの精度以前乗っていたNDロードスターにもヒルスタートアシストは付いていたが、正直にいうと「ヒルスタート足引っ張りデスト」だった。

確かに停車時1秒間はご丁寧にブレーキをつまんでくれている。

しかし1秒以内にスタートしようとすると、逆にブレーキをつままれてスタートが出来ないのである。

なぜ子供の頃に夢で感じた、追われる何者かから逃げようとしても足が前に進まない恐怖を今さら味わわなければならないのだろうか。

サイドブレーキをちょこんと引くと「足引っ張りデスト」が解除される、しちめんどくさい謎仕様だった。

後に商品改良で改善されたのかはわからないが、厳しいことをいえば開発途上の欠陥品である。

対してBRZのヒルスタートアシストは1秒間の保持を待たずにスタートした際、しっかりと解除してくれる、ちゃんとした「アシスト」だった。

何だか最近、NDロードスターがあて馬的存在になっているが、名誉の為にいわせてもらうとNDにはNDの、BRZにはない良さも沢山ある。


Posted at 2022/08/23 03:02:19 | コメント(0) | トラックバック(0)

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