ブーストメーターのアップグレードに続き、各種計器を追加インストールしてみた。
追加とくればオイルプレス、オイルテンプ、ウォーターテンプが慣例だろう。
これらをいかにスマートに取付けるか、センスが問われるところだ。
まず苦労したのは、オイルプレッシャーセンサーの取付。このecotecと呼ばれるエンジン、
油圧の取出しが国産車のように簡単にはいかない。サービスホールも存在するが、
アクセスするにはエンジンを降ろすようになる。いくらなんでも馬鹿げている。
そこで純正のプレッシャスイッチから横取りできるデバイスがないかリサーチ。
散々探し奇跡的に適合(ネジピッチ一致)するものを発見。もうこの一択以外ない。
USより取寄せ、師範のもとへ。簡単に済むと思っちゃなかったけれど、
案の定、そいつは師範の手を焼いた。締付けた際に理想位置に定まらぬ。
しかし、師のノウハウはさすが。プロの流儀で、ココしかないという
ピンポイント位置に調整、固定。ギリギリクリアランスでセンサーを取付て下すった。
油温はオイルパン ドレンにアダプタを介し設置。師いわく、この場所が定石なんだそう。
水温はアッパーホースの出口に噛ませる。これでセンサー取付は完了。
配線を引込んだら、メーターのレイアウトに移行。
まずメーターを収めるフードをどうするか。これまた苦労をすることになる。
リサーチすれば、こんなものが出回っているようで。
ダッシュトレイのフタに癒着したようなメーターフード。
一見、便利アイテムのようだが、そのクォリティは懐疑的。
ただコレを参考に、も少しマシなものを用意しようという思いになる。
で、探し出したのがコレ。フォードパフォーマンスのマスタング用メーターフード。
汎用性を期待して取り寄せたが、そのままでは使い物にならなかった。
メーターを収める径が小さく、せっせと拡大加工という難儀を強いられることになる。
隣り合うベゼルのクリアランスはほぼゼロというギリギリのレイアウトでなんとかアッシー。
こうした機器はミニマムに収まっているのがスマートだろうから、結果OKである。
設置は前方視界悪化を最小限にとどめつつ、視認に最適なアングルを熟考し、
半埋め込み状態で固定することにした。
言うは易いが作業は難し。現物合わせを繰返しフィッティングを完了。
フード背面のFordロゴも隠れインテグレート感が漂いだす。
これなら例の便利アイテムより随分とマシだろう。
トレイの中にはコントローラーとリモコンを納めたが、希少な収納を潰してしまった喪失感は否めない。ちなみにこのフード、本来はこのような姿で取り付けられる↓
コレをChevyに流用するという着想。我ながら奇特である。
加工に手間は掛かるもマスタングのそれ同様、収まりよろしい仕上がりとなった。
このクルマが販売されてた当時、このダッシュトレイにはパフォーマンスディスプレイなる
純正オプションが装備できたのを思い出す↓ その機能の良し悪しはともかく、
この一等地に随分と子供騙しじみた装備だなぁと、付ける事はなかった。
あれから時を経て自らでそれに準ずるデバイスを取付けることになったわけだが
純正オプションに比べれば雰囲気あるものになったろう。ε-(´ε`)
VWゴルフがフル液晶メーターにしてくる時代にあって、こうしたアナログメーターの追加は
90年代のノリかもしれない。時代錯誤とも言われかねないが、
このアナログの世界観がもたらす高揚感は今だ色褪せることはない。
SSのマストアイテムともいえるブーストメーター、このクルマにだって、
ちゃんと純正で装備される。こうしたクレイジーさが何よりも魅力的だ。
Auto Meterのロゴが入ったそれはAピラーたもとに鎮座し
パフォーマンスの主張と、雰囲気の演出をする。
ただ、コイツは本国仕様であり、表記される単位がアメリカンスタイル。
PSIやらin Hgなど暗号めいた文字が並びネイティブでもない限り、
実用性に欠けた雰囲気優先アイテムに成り下がっているが残念なのである。
ちなみにカナダ仕様はしっかり国際単位になっている。見比べると分かるが(換算すれば)
正圧のMAXがおおよそ200kpaでその半分の真上位置が100kpaとなるようだ。
コイツに交換できれば手っ取り早く実用的なものになろうが、
いっそ社外のメーターに差換えてしまえば、単位問題解消以上にメーターの
アップグレードが期待出来るんじゃないかと思い立ったのである。
そんなわけで、チョイスしたのが絶対的信頼の日本精機製。ココにきてJDM投入である。
もちろん配線は引きなおすが、ブーストメーターの設置は比較的容易。
素人でもなんとかなる。本体も純正ピラーにも無加工で差し替えられ、無事作業完結。
作動はバツグンのレスポンスで、純正との差は歴然。ゆるいAuto Meterに比べ日本精機の高精度感は
このクルマのキャラにはアンマッチとも思えるほど。今後、このデバイスは拡張する計画にある。
国産車とは違い簡単でないことは承知であるが、それがマイノリティーのカーライフ、
もう宿命と思う他ない。
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