
私の相棒はマツダCX-30。
初のアルファベット2文字と2桁数字の組合せです。それまではアルファベットと数字1桁でしたので、発表された時は意表を突かれた感じでしたね。
その後は
CX-30
CX-50(北米)
CX-60
CX-70(北米)
CX-80 (4月18日欧州発表)
CX-90(北米)
と.増殖しているのは皆さんご存知のとおりです。
CX-30と基本構造を共通にして、EVや、ロータリーエンジンを発電機にしたR-EVをラインナップするMX-30も発売。

公式ホームページより
数字を2桁化にした際に、私が懸念したのが、ボルボのネーミングに似過ぎなことです。
ボルボのSUVは、XCと2桁の数字。
XC40
XC60
XC70(生産中止)
XC90
がラインナップされています。
そしてボルボ最新のコンパクトEVが
EX30。

公式ホームページより
最新のコンパクトSUVテイスト車まで独自アルファベットと2桁数字。
法則性が同じ。😂
ボルボがアルファベットと数字の組み合わせのネーミングにしたのは、大ヒット作850がビックマイナーチェンジしてV70として発表したのが始まり。
ここから
セダンをSと2桁数字
S40
S60
S80
ワゴン(エステート)をVと2桁数字
V50
V70
V90
クーペをCと2桁数字
C30
C70
としました。
ちなみにワゴンのVはversatile、多様なの頭文字です。DVDのVです。
そしてXCシリーズはV70の派生モデル「V70XC(クロスカントリー)」から始まってます。
V70XCは、V70をリフトアップ、無塗装パーツで架装するレガシーのアウトバック(グランドワゴン、ランカスター)と同じ成り立ちです。どちらが先かというと、スバルのようです。
V70XCがフルモデルチェンジした際にV70と別のモデルとされXCシリーズが展開していくことになりました。
マツダCXシリーズの元祖はCX-7。CX-7よりもボルボXC70の方が先ですね。
話がややこしいのは、ボルボは、Vシリーズのグレードとして「クロスカントリー」を復活させたこと。
「XC」シリーズは本格的なSUV、「クロスカントリー」は乗用車ライクなライトSUVとの位置付けのようです。

公式ホームページより
「SUV」と「クロスカントリー」が分けられています。さらには、「クロスオーバー」も。「クロスオーバー」にはC40が載っています。一般的にはいわゆるクーペSUVですね。

公式ホームページより
マツダはSUVとクロスオーバーをひとまとめにしています。
マツダはネーミングの数字は、英語で呼ぶようになってます。
RX-7は『アールエックス セブン』だし、CX-3、CX-5、CX-8も英語読みで慣れています。
しかし、2桁数字の英語読みは日本語として小慣れてない気がします。
ボルボV40が日本導入された際、正規ディーラーでは『ブイ フォーティ』と呼ばせていましたが、そのうち『ブイ よんじゅう』になっちゃいました。
従来V70も『ブイ ななじゅう』と呼んでいたのにV40から呼び方を変えるのは無理があると思っていました。
CX30の発表会の日にマツダの人と話す機会があったのですが、ボルボV40のエピソードを伝えたところ、『サーティ』でいきます、と元気に答えてくれたのが印象的でした。そりゃそうか。😅
Posted at 2024/04/18 19:30:18 | |
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