
今日はもともと面白おかしく書く方ではないけれど、自分の気持ちを書こうと思います。
自分向けといった感じで。
1月24日(日)
この日を迎えるまでに結果はともあれ、今やれるコトを自分としては準備してきました。
そんななか事前準備していたある日のコト。
リジットラックに載せたまま、えちごや号のタイヤを組換えしてこようとしている
作業中に4本のウマが倒れた。
ある程度そうなるかもと思いながらの作業でしたが、いざ倒れてクルマが
ホイール無しで地面に不時着している姿を見ると泣きそうになる。
一人作業だし。
ブレーキローターで着地してるし。
そして遠くから見ても傾いてるし。。。
タマにならば、、、 駄目ですね。。
まあ危険予知はするようにしておきます。
その後も色んなコトが露見したのですが、出来ることは直してみた。
出来ないことは人間がクルマに合わせた。
完全にお望みどおりとはならないのは残念ですが、時間がかかってでも
納得いくまでやれば、きっとイイ組み合わせは見つけられると信じよう!
レース当日
サーキット前の入り口の道路
am6:10 日光サーキットへ到着。
クルマは凍結している。
中止はあり得ない程度までコンディションも回復!
準備も各チーム進めている中、太陽の日差しも路面を少しずつですが融かし始めた!
頼むぜ ‼ って思ってたよ(笑)
ウチのチーム 『バイパーレーシング』 はその名の通りマムシのこと。
以前メンバーのUMAさんが日光サーキットでクルマを整備中にクルマの下に
生息していたマムシ君に咬まれるということがありまして。。。
当然ながら病院へ連れていき、血清をうって解毒する羽目に。
無事で良かったね~ って思っていましたよ。
それからウチは
バイパーレーシング と言うか、
まむしレーシング
となった訳です。
そして時は進みフリー走行40分がスタート。
前回、耐久号ことえちごや号は去年の8月にメンバーのUMAさんとカツオ君がドライブして以来。
20分間ずつ走ってもらう。
そして気になることもありまして、ハーフWETでのテスト回数ゼロ。
そんな状況で雨に対しては今回なにも出来ず終い。
曲らないそうです、高速コーナー(´;ω;`)
最終確認のときにリヤ車高6mmダウンさせていたから元に戻す。
ホイール外すとタイヤ交換と見なされるかもと考え、ジャッキUPせずに
マフラーのサイレンサーの下にカラダを滑り込ませて、
あちぃー!!
叫ばずにはいられなかったな。
だけど我慢してマフラーに触れながら車高調レンチを回す。
ゴチャゴチャ考えたって、やんないとどうにもならん。
ちなみに地面とのクリアランスは、オレの体には少なめです。。。
加速時のトラクションがまた失われる事は伝えたが、レースでのバランス考えると
フロントタイヤは少し仕事量を減らさないと、早いウチにタイヤ終了のお知らせを受け取るだろうねー。
各ドライバーが空転を抑えるようにと合意して予選を迎えました。
奇数・偶数ゼッケンに分かれて予選開始。
ウチのエースが頑張って41.228秒をたたき出し、セカンドグリッド確保。
カムシャフトは作用角はそれなりに大きいです。
今回はクルマの軽量化も進めてきましたのでカムシャフトとの相乗効果で良いパフォーマンス
日光サーキットでは5000rpm以下は純正カムの方が速いと思います。
目的はチューニングカーっぽいサウンドが欲しいためです。
速くしたいなら圧縮比UPとバルタイ、AF値、点火タイミングを調整した方がイイと思いますが
エンジンを壊した時の復活が早いのは純正パーツを使っているのが良さそう。
圧縮圧力上げてエンジン壊すとか耐えられん。
雰囲気だけ変われば、それでOK!
大事なのはテンションUPだよw
ま、まあ そんな感じで予選は上々。
じつは昨日(1月31日)に仲間で集まって食事しながら話していたんです。
フリー走行が終わって、クルマが曲がらない事でコレは駄目だなって思っていたそうです。
ただその中で自分はどうしてか諦めるとかの気持ちがなくて、リヤの車高を先ほど書いたように
車高を下げた方が改善するかな~
との言葉に間髪入れずに対処しようとしている自分の姿を見て、気持ちが入ったそうです。
そんな風に思って貰えたなら、こちらとしてもこれ以上ないくらい嬉しい気持ちになりました。
今までも仲は良い方だとは思います。それでも声を荒げてしまうシーンもありました。
ただそれは気持ちを考えをぶつけ合ってきた事であって、真正面からのやり取りの結果。
そんな仲間の言葉にスッゴク嬉しかった!
仲間の気持ちを動かせるなんて、日常の中ではないもの、オレ。
その数日前にも長い走行シーンの映像を見て客観的にアドバイスをしてもらい、最後に
いい仕事したな
そんなこと言われるとは思ってもいなかった。
真剣にやった結果の贈られた言葉
至福の時でした。
まだ予選が終わっただけでした話のほうは(;^_^A)
決勝のドライバー交代順は
UMA⇒かつお⇒UMA⇒かつお⇒せきはんで4回ストップ
オレは80分連続走行のけっこう長いスティント。
望んでますから。
長い時間を燃費も考えながら走るのって速く走れない自分には生きる道です。
1周のラップタイムなら近いタイムを出せたとしても、連続タイムアタックのように
走ると安定感で劣りますからねぇ。
自分にタイムを出せるポテンシャルが全くナイとは思わないですが、
気分屋であり不器用なのは運転に出ていることに毎度のことながら
思い知らされています。
でも諦めないよ。今さら上手くならないとか、自分で線引きはしない。
現実はそうかもしれないけど、唯一好きなこと、好きなだけ愉しむんだ。
と思って10年。。。 (汗)
あらら、また気持ちを吐露することばかりになっちゃったよ。。。
決勝スタートはやはり、いつも通りポジション取りのためスプリント状態で続きます。
しかし徐々に各々の想定したペースを考えての走行になっていきました。
ですがウチはこれまたいつもと同じく41.5秒~42秒前半で周回を続けていました。
・・・とそんな時
赤旗中断。
コースの広範囲にわたってオイル垂らしながら走ってしまうチームがいて、
コース清掃するため40分のピット待機。
レース展開のことを考えてみる。
40分短縮のレース。2回必ず給油ストップ2回することを考えたらば燃料が余る。
ペースが上がると判断し自分以外の2人のドライバーには回転縛りなしで言ってくださいと。
燃料が持つならばやはり回すと考えました。
それと燃料給油のタイミングがどうなるのか?
1回目は後にずれ込むと考えるけれど、2回目がよめない。
ドライバー交代のタイミングを考えるとバイパーレーシングは
おそらく他のライバルチームとは被らないと判断。
見事にドンピシャのタイミングで作業が出来ました。
ハマると気持ちいいですな~。
UMAさんとカツオ君のおかげで自分が走る頃には2位との差はかなりありました。
なのに燃料が足りるのか、全開で行って良いのかなんとも判断しづらかった事もあり、
途中燃費走行をしていました。
が、しかしピットから真上を向いた矢印を出されても暫くはペース上がらずでした。
チェンジ of ペース
スパっと切り替わらないで緊張感は半端なく上昇し、単独ミスを連発。。。
途中からリズムが良くなり自分のペースを取り戻せてなんとかなりました。
優勝
嬉しかったー!
ゴールして仲間の顔見て、ホッとした。
ヘルメット取るのが恥ずかしかったので、暫くかぶったまま。
眼がですね、ウルウルしてきたので(笑)
自分の走行シーンだけですけど、貼り付けておきます。
第1戦は終わりましたが、仲間と話して5月21日の第2戦の早めにクルマを煮詰めていこうとなり
今回のレースの締めくくりを出来ました。
今度はハンデとしてコンクリート詰めテンパータイヤ25kgが載せられます。
厳しそうな気はしなくもないですが、何とかなるように積み重ねてまた味わいたいと思います。