リア用ブレーキパッド交換(38,563km)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
12ヶ月点検でリアのブレーキパッドの残りが1mmちょいなので交換したほうが良いと言われていました。まだ使えるとのことでしたので様子見していたのですが、残り少なくなっていたので交換することにしました。
2
交換するのはデイトナのゴールデンパッド。デイトナの赤パッドに交換されている方が多いようですが、Amazonのセールで安かったのでゴールデンパッドにしてみました。
3
まずはブレーキキャリパーを固定しているボルト(12mm)を外します。このボルトを外すとブレーキキャリーパーが持ち上がるようになりますが車体前方側でも固定されているので、ブレーキキャリパーは持ち上がるだけで外れません。ブレーキキャリパーを持ち上げるときにはABSのケーブルが邪魔なので横に逃してから持ち上げるようにします。
ちなみにブレーキキャリパーを外して掃除しようとしていたのですが、ブレーキキャリパー、ブレーキホース、ブレーキローターとスイングアームの位置関係でうまく外すことができませんでした。
外して清掃されている方もいるようですので私が不器用なだけのようです。
4
ブレーキパッドピンを抜けばブレーキパッドが外れるのですが、ブレーキパッドピンを抜くために固定用のピンを2本抜く必要があります。
5
ブレーキパッドピンを固定しているピンを2本抜けばブレーキパッドピンが抜けます。この状態でブレーキパッドを持ち上げればブレーキパッドが外れます。ブレーキパッドを外す際にブレーキパッドスプリングが落下するので、ブレーキパッドを外す前にブレーキパッドスプリングの取り付け方向を確認するようにします。
取付方向が分からなくなってしまった場合はヤマハのサイトにあるパーツカタログのリヤブレーキキャリパの図で確認可能。
6
新旧ブレーキパッド比較。画像左側がピストン側のブレーキパッドなのですが残量確認用の溝が消えかかっていました。
7
外したブレーキパッドの裏側にはシムが付いていました。
8
デイトナのブレーキパッドにはシムが付いていなかったので純正のブレーキパッドからシムを外して取り付けました。
ゴールデンパッドの説明を見ると
「純正パッドにシムが装着されている場合は同時装着して使用してください」とのことでした。
9
こちらがピストン側のブレーキパッド。シムにピストンの跡がついているのでブレーキ用のグリスを塗る範囲が分かりやすい。
10
取り付けは外した手順の逆なのですが、古いブレーキパッドが減った分だけピストンが出ているので押し戻さないといけません。結構汚れていたので掃除&グリスアップしてから戻しました。固くて力がいりましたが手で戻らないほどではありません。
ブレーキキャリパー固定ボルトの締め付けトルクは23Nm
11
交換完了。赤パッド程ではありませんが、純正のブレーキパッドより目立つようになりました。
「摩擦材の残り厚が2mmに達したら、必ず新品に交換してください」とありましたので次回は使いすぎる前に交換するようにします。
[PR]Yahoo!ショッピング
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク