【不成功事例】ヴィッツ130系ガソリン車でも純正レバーポン付けでクルコン使える説【立証ならず】
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
■■■ご注意■■■
この記事は、130系ヴィッツ(F, 1300cc, 中期型)に純正クルコンを取り付けてみたものの、クルコン機能は動作しなかったという内容です。
不成功事例ではありますが、ヴィッツにクルコンを付けようとする方への情報共有のために投稿いたしました。
■■■■■■■■■
2
高速道路を使う機会の多い私は、クルコンがあれば疲労がマシになるのにと思っていました。
130系ヴィッツでクルコンのオプションがあるのは、後期型ハイブリッド車の上位グレードのみです。
ガソリン車では、上位グレードにもクルコンのオプションはありません。
PIVOTのクルコン付きスロコンを付ければ、クルコンを使えることは何となく知っていました。
しかしそこに、友人から「同じトヨタ車なら部品が流用できるし、ポン付けでクルコンが動くかもしれない」という希望を戴いたので試してみることにしました。
レバーは友人から譲り受け、作業も友人がしてくださりました。
3
工程は以下の通りです。
① バッテリーのマイナス端子を外して十分に放電し、ステアリングのエアバックを開ける。
② 純正クルコンレバーを取り付け、スパイラルケーブルに差し込む。
③ 走行して動作チェックする。
4
まずはバッテリーのマイナス端子を外し、十分に放電させます。理由は、エアバックの誤作動防止のためです。
エアバックを開けるとスパイラルケーブルが見えます。
右側の空きスロットがクルコン機能のためのコネクタ接続部です。
5
▲拡大図
スパイラルケーブルの品番は84306-52090のはずです。
6
レバーを取り付けます。
ステーはコラム内部にあるので、ネジで留めるだけです。
(生産過程で他車種と同じパーツを使っている(とされている)ため、オプションがあるなしに関わらずレバーを付けられるようにはなっているのです。スパイラルケーブルにも同じことが言えます)
※純正レバーは元々友人のマークXに付いていたものです。
スパイラルケーブルの空きスロットにクルコンレバーから伸びるコネクタを差し込みます。
7
▲拡大図
先程の右の空きスロットに差し込みました。
8
エアバックを戻し、レバー穴が空いた蓋を取り付ければ作業は終了です。
蓋はYahooショッピングで、送料合わせて600円くらいで手に入ります。
純正品番は45186-52030-C0です。
9
その後、試走して動作チェックをしたのですが、クルコンは機能せず、うんともすんもと言いませんでした。
この原因は恐らくですが、130系ヴィッツ中期型のコンピュータには、そもそもクルコンを使う機能を備えていないからだと考えられます。
仮に、同車種の別グレードにクルコンのオプションがあるのならいけたかもしれません。
例えば、130系ヴィッツ後期車ハイブリッドモデルの下位グレードになら、ポン付けでクルコンが使えるかもしれませんし、
後期型ガソリン車でも、同じ後期型ということで希望はなくないものと考えられます。
10
結論を申しますと、
中期型ガソリン車に純正クルコンレバーをポン付けしたらクルコン使える説は立証できませんでした。
今ではちょっとラグジュアリーなインテリアアクセサリーとなっています。
記事は以上となります。
ヴィッツや、その他非クルコン車にクルコンレバーポン付けで動作させよう等考えている方へ、情報を共有させていただきました。
やはりというか、クルコン付けたくてやることとして妥当なのはPIVOT 3-drive αだけなのでしょうか。
[PR]Yahoo!ショッピング
タグ
関連コンテンツ( トヨタ の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク