
こんなことか起こるようじゃ、もう、怖くてカングーには乗れません。
ただただ悲しいです…
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5ヶ月前のパッカーンに引き続き、またしても旅先でのトラブルです。
前回は尾道、今回は呉と広島運がないようです。
バイパス出口でブレーキが踏めなくなり、前には信号待ちの車列。時速5,60キロでサイドブレーキを引き、事なきを得ました。初めての経験、スピンはしたものの、同乗していた家族は無事。周囲の車や構造物にぶつかることもなく、不幸中の幸いでした。
後続の方に助けていただきながらなんとか路肩に寄せました。ブレーキが踏めないだけでなく、ハンドルは重いし、勝手にエンジンの回転数は上がるし、スピンして動転した状態では大変でした。
その間に妻が警察とJAFに連絡してくれました。そして通報を受けたパトカーとは別の通りがかったパトカーに助けられ、さらに安全なところへ。
JAFの到着を待ちながら搬入先を探します。が、現在18時過ぎ。ルノー広島は18時半までしか受け付けてくれず間に合いません。
困っていると、先程助けてくださった後続の方がお父さまに連絡してくださり、現場まで来てくださった上、近くの整備工場の紹介と代車の手配まで進めてくださいました。
なんと感謝申し上げれば良いものか…
そして工場について、ものの10分ほどで原因が判明。
ブレーキブースターのバキュームホースが、インテークマニホールド側で外れていました。
ブレーキが踏めないという現象、エンジンをかけると勝手に回転数が上がったり下がったり安定しない、そしてストールする。ブレーキフルードタンクから辿ると、すぐに見つけられたようです。
(車の仕組みに詳しくないので工場で事細かに教えていただきました。エンジンの吸気(インテーク)による負圧を使ってブレーキペダルの動作をアシストするのがブレーキブースター。そのためのホースが外れていたのでアシストがなくなり、踏めなかったと。なので、思いっきり踏んだら、少しはブレーキが効いたのかも。回転数が不安定なのも、ホースが外れたことで吸気が安定しなかったと考えると納得。)
今思うと、バイパスをオートクルーズで走っているときから少しカクつくような不安定な感じがあったんだけども、雨が溜まってるせいなのかと思っていた。
まさか、ブレーキが踏めないなんて、思わないよねぇ…?
ホースをカチッと嵌めると、引っ張っても抜けないし、ほぼおそらく直っただろうと。
部品が壊れているわけでもなく、普通、圧がかかる箇所でもないので外れた原因は不明。
最後にエンジンルームに手を入れたのは、それこそ5ヶ月前のパッカーンを交換してもらったときですし…
まぁ、直ったのであれば旅も続けられますし、これほどありがたいことはありません。
元々、ちゃんと診るのは明日になるとおっしゃっていた中、少しだけ診て直していただけるなんて。本当にありがとうございました。
この間、事故発生からずーっと子どもの相手をしてくださっていた彼女さんも含め、皆さん大変いい人ばかりでした。
本当に、感謝してもしきれません。
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ところで…勝手にスピンしただけで、何も損傷していないこれは、事故なのか?そんなことを考えていると、警察に連絡するのを躊躇ってしまいました。
事故受付とかをしていないので事故じゃないのかもしれませんが、困ったときには助けを求めていいんだろうなと思いました。
動転しているとどうしていいのか分からくなるので、まずは安全確保、そして落ち着いて連絡(救急、警察、レッカー)、相手先の連絡先を聞く、と言ったことを日頃から意識しておくことが大切。保険の加入内容(特約とか)を把握しておくことも大切。
今回、路肩に突っ込むかサイドブレーキを引くかを考え、躊躇っている余裕もなく咄嗟にサイドブレーキを引いた。ガードレールがなく縁石の先が歩道(台風なので誰も歩いてはいない)で、突っ込んでも止まれると思わなかったので。場合によってはガードレールに擦り付けるのも正解だっただろう。
徐々に引いてスピンさせないのがほんとの正解だっただろうけど、そこは分からず、迷ってもいられなかった。
これは練習することもできないし、難しいだろうなぁ。
まぁほんと、無事だったのが何より。
残りの道中も、気を付けて帰ろう。
【9/1追記】
画像の赤丸が外れてた箇所です。
あれから4,500km走って今しがた帰宅しましたが、引っ張ってもびくともしませんね。
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2024/08/31 01:51:40