メガライフバッテリーの過充電・充電不良問題を直したいっ!
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーの充電ロスが昔の鉛バッテリーのそれと比較して少ないのは優れている点ではあるものの、充電ロスが無い訳ではなく、充電電流の上限は電気遮断することで制限を受けていて、その充電電流制限の上限は既存の同等サイズとされる鉛バッテリーよりも有意に低い。という部分が気になってきました。
従来の鉛バッテリーでは充電ロスが実に最大で50%もあったので、その比較としてリン酸鉄リチウムイオンバッテリーでは20%のロスだから30%優れているのだ。という話もありますが最近は鉛バッテリーの進化もめざましく最高効率のもので92%の鉛バッテリーもあるようで、その絶対的な鉛バッテリーの静電容量の差もあり、容量の小さなリン酸鉄リチウムイオンバッテリーが一概に有利とは言えない状況もあります。
放電特性に優れるリン酸鉄リチウムイオンバッテリーはエンジン始動時のパワーに余裕があるので、約半分の容量としてもこれまでの鉛バッテリーのエンジン始動性能を満足させることができますが、その小さな容量のバッテリーであるが故の充電受入性の制約からは逃れることができず、定格充電電流はそれに見合ったものになるということですね。
40Ahのメガライフバッテリーならば定格充電電流は40Aなので、それは1C充電です。そうするとエンジン始動後すぐに充電開始して始動時の消費電力分を充電しようとしたら、様々ロスもあり、車輌にもよりますから15分~1時間程度は必ずエンジン稼働状態で充電しないことには容量の小さなメガライフバッテリーはすぐにバッテリー上がりしますから、自動車工場の駐車場で小移動を繰り返すとバッテリー上がりします。
これは充電受入性に問題があるとは考えられないでしょうか。
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メガライフレーシングバッテリー | クルマ
Posted at
2022/11/29 10:10:01