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メガライフバッテリーのメインセル、セパレーター破壊がバッテリー性能の早期劣化に関係しているのではないか。とは先日こちらにも記録した通りですが、これが同様に起きているであろうと思われる別個体の写真がこちらです。








コブができているMV-072と、分解してセル異常が発覚したMV-072を並べてみました。バッテリー内部の同じ箇所で起きているように見えます。同じ箇所で同様の現象が起きていることは偶然やたまたまではない可能性が高いということになるのではないか、その懸念が一層高まりました。




これまで、メーカーの方との意見の相違点としては、メーカーの方としてはあくまでも、これまでに生じたメガライフバッテリーのトラブルは、たまたまかも知れないというもので、私の意見としては、そういったたまたまを限りなく無くしてトラブルを解決するのが技術屋さんの仕事でしょう。というものがありました。









メガライフバッテリーMV-072の内部構造はこのようになっており、バッテリーケースにたんこぶができている箇所はいずれも、メインバッテリーセルがケース壁にとても接近している箇所です。

今のところ高品質アメリカA123社製セルにプリントされている、ロゴやQRコードは見当たりません。




私が購入した当時はメガライフバッテリー公式サイトには高品質アメリカA123社製セル使用と記載があったのですが、現在はその記載がないので、いつの時点かで変更された？とかなのかも知れませんが、A123社製セルを期待して購入したユーザーとしては複雑な気分です。

5年から10年もつはずのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーセルが何故、早期に劣化し膨張故障してしまうのか。




これだ！熱だっ！バッテリーセルの局所的に熱でセル内部のセパレーターが絶縁不良となりショートしている？




しかし、セル中心部で熱が溜まり…とかではなくて、こんな端っこのほうなのは何故なんだ？




近傍にあるケーブルの熱とか？




なんとも…




製造時にセルに微小な不良があってそれが拡大するとかなのかなあ。



(一部訂正)

マジックで何か数字らしきものが書いてあり、その下に赤と黒の細めの線材が見えたので、セル電圧は見ていそう。




アクティブセルバランスを取っているのならば何故、早期にセル劣化が生じて、過充電やセル破壊が生じているのだろうか。




車載スターターバッテリーの理想実現に向けてメガライフバッテリーの研究は続く。

クリアケースに収められており、ケース内での基板の固定は特にないようです。


自動車は走行中に激しく振動しますので、基板の固定方法を工夫した方が良いかも知れません。