
僕ってほら、メガライフレーシングバッテリーの充電制御に自信ありそうじゃないですか、だからほら、こうしてメガライフレーシングバッテリーの内部抵抗値でも起動できるAnkerのジャンプスタータを助手席足元の小物入れに隠してあるんですよ!
ちゃんちゃん笑笑
でも割と本当に、充電制御プログラミングに成功してからは一度も使った事がありません。スペアバッテリーがあるはずのメガライフバッテリーMV-072では何度もお世話になりました。BMS諸共死ぬとスペアバッテリーも一緒に死ぬのでスペアバッテリーのスペアが必要でした( ̄▽ ̄;)
いやもう当初はね、メガライフバッテリーは既存の鉛バッテリーとそのまま載せ替えるだけで、充電制御パラメータの書き換え等も全く必要なく、何事も問題なく5年から10年の製品寿命で安心して使えるバッテリーなんですよーって、スマートビジョンの部長さんから聞いて買ったんです。
4日後にバッテリー上がりしたけど。
最初は新しい製品だから仕方ないって思ってたんですけどね。
そんな辛く悲しい事件は忘れましょう。
このジャンプスターターですが、各社から様々発売されていますが、製品によっては電圧や内部抵抗の関係で、メガライフレーシングバッテリーには使えないものもありますので注意です。
それと、メガライフバッテリー全般に言える事ですが、バッテリー上がりしたときにスペアバッテリーのエマージェンシーボタンを押してエンジン始動させますが、この時、バッテリー上がりからの回復充電をエンジン稼働状態の車載状態で行うと過充電レートとなり、バッテリーセルとBMSを痛めてしまうので、そうした使い方はしないでください。
え?
え?
バッテリー上がりした時にエンジン始動する為のエマージェンシーボタンですよね?
はい。エマージェンシーボタンを押すとエンジン始動できますよ。
え?そのままエンジン回して走り、充電すればバッテリーは回復するのですよね?
はい。充電 は できます。
え? は?
は?
いやですから、エマージェンシーボタンを押してエンジンを掛けて、バッテリーにダメージなく充電して100%性能回復して元通りになるのが良いのですが?
お客様、人生に永遠などございませんし、製品にも消耗と寿命がございます。ゆっくりとした充電レートでも100%DODは1サイクル分ライフが減ります。また製品の諸元に記載のある定格充電Aを超えた充電レートにつきましては製品保証対象外となります。何卒ご了承下さい。嗚呼、儚きかな人生、だからこそ美しい。うんうん。
え?
え?何かご不明な点がございましたらお気軽に…
ちゃんちゃん。
以上はあくまでも妄想寸劇ですが、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーはある程度の急速充電にも対応しますが、それはきちんと制御されたものであればの 話で、元々リン酸鉄リチウムイオンバッテリーに対応した車輌ならばその可能性もありますが、世界の多くの車輌がその対応のあるものでないので、基本的にはバッテリー上がりをしたらメガライフバッテリー公式充電器を用いるか、低い充電電流でゆっくり時間を掛けて回復充電をしない限りは、バッテリーセルとBMSのバッテリーユニット全体に何らかのダメージがあると考えるべきと思います。
なので、エマージェンシーボタンを押してエンジンを始動して走行するというのは、その文字通りのエマージェンシー、緊急事態に限るべきなのです。ですからメーカーさんもスペアバッテリーボタンではなくエマージェンシーボタンと謳っているのだと思います。
エンジンが掛からないと命に関わる事態は確率的に一定程度割と高めにあると思います。極寒の山奥とか。ですので、その存在意義は十分にあるものと思います。
バッテリー本体として構成に問題が無く、BMSがきちんとバッテリー補償作動して充電制御が正しいものであるのならば、基本的にはバッテリー上がり自体生じないはずなのです。
なので本来は5年から10年使用した後の、本来のバッテリーの寿命が正常に終了した際の最後のご奉公に用いる為に考えられた機能なのだと思います。
Posted at 2022/11/26 23:03:39 | |
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