
橋は一応動かないもの。
上から吊り下げたり、土台から持ち上げたり、或いはその両方だったり。
風雨の影響をできるだけ受けないように、シュッとなってそのスリムな姿がとても美しい。
機動していく愛車、酔いどれジェニー号ことスバルXVは、まるで4足の動物たちのような感覚でスパスパと風雨のなか道を制御していく。その小さめの車体であるが、自然の影響を排除しつつ、運転する者に安心感を注入してくれる。
燃費などとは無関係の感覚である。
まあ安心感覚なので本当は安心とは言い切れない部分もあるだろうな。
走れるけど止まれないこと。でも走ることが一応仕事ですから車の。
XVは決してパワーがあったり、夜中に峠を火花をちらしながら走る車ではない。静かなこともないし。
でも、魅力は凄く頼りにできるその機動力にあると思う。
いかに馬力があっても、山でもよじ登る性能があっても駐車場や立駐にとめれなかったり、道でかわせなかったりするのであれば、今の社会において機動力があると言えないのでは。
ほどほどのことを、全て上手にこなして行くXVは現在でも、とても魅力のある車だ。
これだけ、風雨のなかぼろぼろになるまで働いても、どこか凛!とした姿は背景にある橋とどこか似通っている。
この橋も、夜間になると、ときにライトアップされて美しい。ものは言わなくても橋も、酔いどれジェニーも美しいのである

機動して行くものと支え合う仲間たち
Posted at 2022/09/16 20:28:17 | |
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