
《80年前に連合軍がフランスのノルマンディー海岸に上陸した日》

(ノルマンディージュノー海岸に上陸したカナダ軍水陸両用戦車)
①『~ナチスドイツ野望の貫徹~』
《民族浄化》占領された国民を奴隷化して労働力を確保する。
ゲルマン民族に土地や物資を与えるため他民族を極寒のシベリアの地に、何百万人もの規模で強制移住させる。
奪い取り強制労働させて、弱らしめ消滅させるリサイクルシステムの発動。
憎む民族や反政府主義者、健康でないものは最低限のコストでナチスドイツは目的を果たす。
ヒトラーだけではなくそのイデオロギーの根幹はナチスの上層部だけでなくドイツ国防軍上層部まで深く浸透し長い歳月を掛け実行し目標としていた。
②『~反撃のストレートパンチ~』
そのような悪魔の所業に待った!をかけた6月6日。

(上空を旋回する連合軍タイフーン戦闘爆撃機)
当時、ソ連も必死で抵抗していたがこの日ノルマンディー海岸に上陸した多くの国の若者たちは、縁もゆかりもない、初めての土地でただ自由のために多くの血を流しながら進んで行ったのだ。
(私なら行かない日本を守る。ではないからね)

(フランス解放の礎!)
自由を守るためにそれぞれの思いを胸に、アメリカやカナダ、フランス、イギリス、ポーランド、オーストラリア、オランダ、ニュージーランド、チェコスロバキアなどの若者たちがナチスドイツから権力を奪いとった強烈な一撃。
怖いのはヒトラーをはじめナチスドイツは単なる野望ではなく何十年にもわたり貫徹実行しようと本気で生きていたということだ。
ヒトラー自身微塵もゆるがない。
ヨーロッパの植民地支配を実行しあとイギリスとアメリカの対応は次世代がやるべきだと考えていたようだ。やれて当たり前なのである。もう、6月7日が迫ってきたのでこのぐらいで。
アンネフランクも連合軍の上陸を心待ちにしていたよね。また追記します。
追記

(あの小西製作所1/72メタル)
③『~ヨーロッパの解放~』
ナチスドイツの
悪魔の所業に東西から網を掛けたシャーマン戦車は大好きです。太平洋戦域では別です。
このシャーマン戦車のホワイトスターは解放される側としてはまさに《希望の星》。
(ソ連軍シャーマンはレッドスター)
たとえばこんな証言もありました。
「…凄いエンジンの音が丘の上から聞こえぎょっとして見ると今までに見たことのないずんぐりした戦車がやって来ました。どの戦車にも白い星がはっきりと描かれていました。私は嬉しさの余り白い星が涙で歪んで見えたことを今でもはっきりと覚えています。私は近くにいた母親に「連合軍が来たのよ!」と叫ぶと母は泣いていました。…」
④『~奪還した自由と失われた命~』

(ノルマンディーの風車)
多数の兵士を犠牲にしながらもこの作戦の成功でナチスドイツは東西から徐々に追い詰められることになります。
西ヨーロッパの国々が解放され再び自由を手にしますが、連合軍による進行直前の大爆撃によりノルマンディー地方の多くの住民の方々も犠牲となりました。
上陸作戦自体極秘だったので住民は何も知らされず退避できませんでした。
得たものと失われたものを考えるとき、やはり戦争には《大義はない》と言えるでしょう。
単機で馳せ参じる零戦のエンジン音が日本山河にこだます。
終戦も近い。
⑤『平和への祈りは世界の願い!~』🔔👍
以上。
Posted at 2024/06/06 23:56:15 | |
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