
W203の運転支援機能はシンプルなオートクルーズだけでしたが、W205になって追加された運転支援機能の中で、 私の一番の関心は、ステアリングアシスト付きのディストロニック・プラスでした。9月11日に千葉まで用事があって出かけたので、早速試してみました。
(速度・車間距離制御)
使い方は簡単でディストロニックをオンにし、速度設定をするだけです。速度設定も、レバーを軽く上下すると1 km/h 毎の増減、強く上下すると 10 km/h の増減と、シンプルな操作で使いやすくなっています。 先行車が無ければ設定速度まで加速しますが、先行車があり、設定速度で走行できない時は、先行車に車間距離を保って追従して行きます。先行車が止まると、安全な車間を保って止まります。例え微速でも進んでいる場合は、一定距離を保ってついて行き、先行車がスピードを上げればそれに合わせてくれます。
一旦完全に停止した後に再度発進するには、アクセルを軽く踏むか、ディストロニックのレバーを手前に引くかの操作が必要です。 渋滞で微速走行、停止が長く続く場合、停止後にちょっとよそ見をしていると、再発進のタイミングを逃して、横から割り込まれる事がありますよね。でも、アイドリングストップを有効にしてあれば、先行車が動き始めたタイミングで、まずエンジンが始動します。これを合図に、ディストロニックのレバーを引けば、遅れる事なく流れに乗れます。
この日も帰りにアクアラインで渋滞に遭遇したのですが、アクセルとブレーキは全く操作せずに車に任せたままで通過する事ができました。
一般道でも、住宅地等で30 km/h を保持したい時など、有効に使えます。 W203のオートクルーズは、車速が30 km/h 以上でないとオンにすることができませんでした。 ディストロニック・プラスは、停止していてもオンにでき、速度設定ができます。 信号が変わったらレバーを引くか、アクセルを軽く踏めば、指定速度まで加速して、速度を維持してくれます。 些細な点ですが、使いやすくなっていると思います。
速度・車間距離制御については、このように高速から、市街地走行まで、広い範囲で有効に使えます。 ただ、信号機や料金所を認識しませんのでそのような場合は、自分でブレーキを踏んで停止する必要があります。
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C200 | クルマ
Posted at
2016/09/14 05:22:00