これらの情報は国内正規代理店(シュープリームス、スプレンダーズカンパニー)国内外を問わないモンクレール販売関係者、ヨーロッパ各国のモンクレール正規取扱店などから EL Caminoのコネクションによって独自に調査したものです。
ブランドのフェイク物は日々進化を遂げており常に情報とのイタチゴッコでありますのでご参考程度に読んでいただけたらと思います。
なお、記載する情報に関して細心の注意を払っておりますがこの情報に関しての、一切の責任は負いかねますのでご了承ください。
1.はじめに
幸いなことにモンクレールにはスーパーコピー物は存在しておりません。(2009年9月現在)その理由として考えられるのはモンクレールのクオリティを完全に再現しようとすると多大なコストがかかってしまうことが考えられます。これに関して、すべてのことをお話ししようとすると長大な文章となってしまいますのでまずは「スーパーコピー物は存在していない」ということを留意しておいてください。(詳しくは当ショップメルマガにてご説明しています)
そして、もう一つの留意点はモンクレールはヨーロッパ各国の製造工場で生産を行っておりますがその各国の製造工場によって細かな部分で仕様が異なるということです。
とりあえず、この二つを留意してくだされば、真偽に関しまして、大きく振り回されることはありません。なぜなら、モンクレールに存在しているのは各国で生産された様々な仕様の「正規品」モンクレールか全体的に明らかに粗悪な「偽物」モンクレールだけということになります。
ですから、路面正規取扱店で見たモンクレールとこの部分が違うから偽物だ!自分が持っているモンクレールのこの部分が違うから偽物だ!と、ご不安になられる必要はないということです。
粗悪な「偽物」モンクレールは見るからに粗悪なものですし生地もベタベタしていて、シルエットもきれいに出ません。しかしながら、そうした部分は「感性」によるところが大きいので正規品と偽物を見比べたことのないお客様がご不安になられてしまう気持ちもよくわかります。
2.Q&A
Q:ジップがLAMPOじゃない。ボタンがFIOCCHIじゃない。これって偽物?
A:モンクレールで一番蔓延している風潮がこれだと思います。これは日本正規代理店のモンクレールが LAMPOジップ、FIOCCHIボタンを採用しているからだと思います。しかしながら、ヨーロッパ流通のモンクレールはこの限りでなく、 YKK製やその他のブランドなど特にこだわりなく広く採用されているようです。ですので、LAMPOジップ、FIOCCHIボタンでないからと言って偽物と断定することはできません。ちなみに昨年LAMPOジップ、FIOCCHIボタンのフェイク品が確認されましたのでこの風潮を信じ込むのは注意が必要です。補足としましては、 LAMPO、FIOCCHIの表記に関しましてはさまざまなバリエーションが存在しています(筆記体等)。
Q:内側のアニメタグが薄くかすれているものでなく、発色がはっきりしている。
A:こちらも基本的に日本正規代理店のアニメタグが薄くかすれているような発色をしているので強く発色しているものは正規品でないと考えている方が多いようですが、アニメタグの発色加減は各国の製造工場などによって、かなりばらつきがあるようですので、それほど神経質になる必要はないと思います。(現に楽天ショップに出品なさっているショップ様お取り扱いのモンクレールを見ると発色にはさまざまなヴァリエーションがあることが確認できます)
Q:生地が自分の持っている国内正規代理店で購入したものと違う。
A:こちらも各国の製造工場によって使用される生地は異なります。同じカラーでも微妙に発色が異なったり、シャイニーの光加減が異なったりします。しかし、ビニールのようにべたべたした粗悪なものである場合、偽物である可能性が高いですので、注意が必要です。
Q:国内正規代理店のジップはダブルジップなのに、並行輸入で購入したらシングルジップだった。
A:こちらもモンクレールの並行輸入品ですとよく見られる現象です。 LAMPOにもシングル、ダブルとバリエーションがありますし、 YKKですとシルバーのプレートにロゴが入った物や、通常ジップにロゴが入っているもの、入っていないものなど同じモデルでも各国の製造工場によって様々なバリエーションがあるようです。基本的に国内正規代理店はLAMPOジップを採用しておりますが、本来、YKK製の方が信頼が高く(引っ掛かりにくく、壊れにくい)ヨーロッパではYKK製のモンクレールの方が多く出回っているとのことです。
Q:国内正規代理店のボタンはメタルなのに、並行輸入で購入したらプラスティック製だった。
A:こちらも各国の製造工場によって、同じモデルでも細かい部分の使用は異なりますので心配ありません。
Q:裁縫が国内正規品の商品よりも荒い。
A:こちらも高級品のモンクレールが裁縫が荒いはずがないと考えている方も多いと思いますが、基本的にヨーロッパから買い付けしたモンクレールは、国内正規代理店の商品に比べて裁縫は荒いとお考えください。基本的にアルマーニやドルガバ等も同じですがヨーロッパ製の製品は裁縫は日本製のものほど綺麗ではありません。ヨーロッパの方々はそれほど裁縫にこだわっていませんし、日本の裁縫技術が進みすぎているという一因もあると思います。ですので、日本正規代理店のモンクレールは特別ロットで生産を行い、神経質な日本人に合わせて裁縫等きちんとして販売しています。ですから、裁縫等が荒いからと言って心配する必要はないかと思います。
Q:内タグ(ジャケット内側の白いタグ)の構成が国内正規代理店の構成と違う
A:こちらも各国の製造工場によって、まちまちであるようです。少ないもので一枚のものから、多いもので6~7枚の物など幅広く存在しているので、この枚数が少ないからといって心配する必要はありません。
Q:ワッペンロゴの裁縫について
A:これにもさまざまな風潮が流れていますが基本的にはロゴの裁縫には手縫をしたようなぼかしが施されています。
国内正規品のものは少し焦げたような色が入っていて、白っぽいものは偽物だと思われている方もいらっしゃるようですが
白い発色の正規品も存在しています。
中国製のコピー商品はこのぼかしの施しが再現出来ておらずペイントもしくはシールを張り付けたようなくっきりとしたものになっているものが多いようです。ワッペンに関しましては正規品と偽物を見比べれば一目瞭然ですが非常に感覚的な部分が多いので、参考程度にしてください。
Q:三角タグ(シリアルナンバー入りIDタグ)のナンバーが刻印されておらず文字も白でなく黒い。
A:これはまず偽物であると考えられます。これも正規品と偽物を見比べれば一目瞭然ですが正規品の三角タグは、ナンバー部分に数字が彫りこまれていてその数字が白く塗られています。昨年のフェイク品を見てみると、その数字が印刷となっている、もしくは白く塗られていないなどの相違点が確認されました。しかしながら、基本的に楽天ショップは国内正規代理店に比べかなり安く販売される場合が多く、三角タグ等お付けできないショップが多く存在しています。(EL Caminoも取引先の要望によっては三角タグを切り取らせていただくケースがあります)これはモンクレール本体が安く販売するのを非常に嫌っており、三角タグ等でどこの国のどの工場で生産され、どこに卸されたなど特定できるようになっているため卸先がそれを特定されるのを嫌がり、三角タグを切り離して売ることを条件に卸すケースがあるからです。(あまりにも安く卸したことが発覚した場合、その卸先にはモンクレールから配給をストップされるようです)今年のフェイク品がどの程度まで再現してくるかはわかりませんが、三角タグがプリントもしくは白く塗られていないなどの商品があった場合は、要注意です。
3.終わりに
モンクレールに関しては細かい仕様の変更が非常に多く
すべてを記載することはできませんが
これら基本的な部分を押さえておけば
根拠のないデタラメな風潮に惑わされることはないと思います。