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マークX120の中古車って、新車時からおじさんオーナーが多かったからか、スモークフィルム貼ってない物件が多いですよね…。
フルノーマル、レースのシートハーフカバーみたいな…。

でもそれが逆に今、程度の良い個体が多いってことですよね。

2022年。

車に求める価値は昔と比べてだいぶ変わったと思う。ひと昔前は車のタイプはセダンが主流だった。今はSUVやミニバンが主流。

自分が10代だった頃は早く免許が取りたくて仕方なかったし、真面目に講習を受けて早く教習を卒業するために頑張ったものだ。
いつか早い段階に自分の車を所有することが夢だった。

でも今の20代に聞くと免許を持っていない人もけっこういる。
車を『所有』したいという欲もあまりないように感じる。
車は高価だし維持費もかかるから必要な時は、レンタカーやカーシェアを利用するほうが楽だという意見らしい。
勿論それに反論するつもりはない。その意見は正しい。
車は高価で維持費が掛かる。
私もお金に余裕がないから本来は車を持たないほうが楽だとは思っている。

でも今の40代や50代はその昔、若いころ、車を所有することに対してその負担にも勝るワクワクを感じていたと思う。
圧倒的に行動範囲が広がることで大人の世界に行ける気がしたし、カッコいい車に乗ることへの憧れ、モテたい気持ちや友達に自慢したり一緒にドライブをしたりする楽しさが車の魅力だった。
個人的にはセダンが好きだったので大きなセダンに憧れた。
現在のセダン不人気は残念で仕方ないが、確かに今はカッコいいセダンは日本車には少ないとも思う。
ただ、セダン全体が不人気かといえばそんなことはないと思う。
メルセデスやBMWはカッコいいし実際に売れている。

自分も最初に買った車はセダン、次もその次もセダンだった。
しかし30代になり、結婚し、子供が生まれ、家族のためにいつの間にかミニバンに乗っていた。

趣味性よりも実用性。これが現実。
そんな30代40代の方も多いのではないだろうか。

確かにミニバンは便利だ。
スライドドアは子供には良いと思うし、荷物も多く積めるし色々と実用的ではあるが残念ながら自分にはワクワク感を感じなかった。

やはりセダンにまた乗りたいという思いからセカンドカーとして中古車のセダンを購入した。家庭に影響のない範囲の予算の中で買えてカッコいい車。

中古車はひとつとして同じものがないことも探す楽しさである。
色々なコンディションや条件のある中、気に入った1台に巡り合えたらラッキーだと思う。
そういえば、昔はカーセンサーの雑誌を本屋で買って小さな写真1枚と少ない情報で中古車探しをしたものだが、今はネットで沢山の画像や情報が得られるから本当に中古車選びがより楽しくなったと思う。
しかも全国どこからでも購入出来るお店も多いので遠くの店に気に入った個体があっても今は購入出来るから買いやすくなった。

勿論上を見たらきりがない。お金があれば高い車も買える。
でも限られた予算やしがらみの中でささやかに楽しむ。
こずかいで買えるパーツで楽しむ。
昔買えなかったインチアップホイールを安く中古で買って自分でコツコツ修復してみる。

そこには小さなワクワクがあった。

これも平凡サラリーマンの小さな車の楽しみ方じゃないだろうか。

今はとても買いやすい価格で、かつ良い個体もまだあるので、かなりお買い得だとおもいます。