
待望の特小無線機が到着したので、早速友人宅へ持ち込んで
少し交信実験をしました。
GOOGLEMAPの直線距離測定機能にて、
500m,1km,1.5km,2km,2.5kmの5ヵ所をピックUPして、友人が自宅の外へ出て
私が車で移動して確認を行いました。
何れも見通しの良い場所を選択していたので、2kmまでは問題なく
クリアに交信可能でしたが、2.5kmは音声が途切れる為、モニターボタン
を押して聞いてみましたが、かなり厳しいですね。
2km地点まで引き返し、友人に2階のベランダに上がるように言って
2.5km地点まで変えると無事に交信できましたが、少し雑音は多い
状態でしたので、クリアに交信できるのは見通しが良い場所で
2.3Km位までですね。
特定小電力無線の使用している周波数帯域は422MHZとかなりの
高周波なので、電波の性質上、ビルの陰とかに入ると直接波は
届かなくなるんです。
反射波がうまく拾えたら交信できる場合はありますが可能性は
落ちますね。
私がアマチュア無線で使っているのは、144MHZ帯と430MHZ帯ですが
144MHZ帯の方は、山とかの反射波は少し拾いやすくなります。
昔、警察無線とか消防無線は、使っている周波数帯がお隣さんだったので
無線機の改造を行って良く聞いていました。
無線機の改造は、法律違反みたいに思えますが合法なんですよ。
無線機メーカーも判っていて、改造は無線機の蓋を開けて、
ジャンパー線を切断するか、ジャンパーピンの差し替えだけで
簡単にその周波数帯までスキャン出来るようになっていたんです。
もちろん、受信出来るようになるだけで、送信は出来ませんよ。
昔は、無線雑誌などにも、各機種毎の改造方法とか特集してましたね。
因みに、電波法では、警察無線とかの傍受は法律に触れないのですが、
聞いた内容を第三者に漏らした時点で犯罪成立となるんです。
現在は警察無線もデジタル化されてしまいましたので、秘話コードが
一致しないと聞く事は出来なくなりました。私たちが使っているのは
アナログ無線機なので、秘話コード以前にデジタル無線は聞く事が
出来ません。
まあ特小無線機は交信距離的には少し不満はありますが、
友人は喜んでいました。
釣りに行って使うのが楽しみみたいです。
(^^♪
Posted at 2023/01/09 00:05:14 | |
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