バイデン大統領の中東訪問で原油増産の依頼をしたみたいなんだけど…。
うまくいけはガソリン価格も下がるでしょうから、歓迎なんですけど。
今まで中東と米国は結構ギクシャクしてたから、一気に進むようには
思えないんですね。米国の急激なインフレで、ガソリン価格も高騰しているし、
対策で金利も上げたんですけど、まだ充分な効果が出ない位、上げ圧力が
強いみたいなんですね。
4年位前だったかな…。トルコのサウジ大使館内で起きた、
カショギさん事件というのがあって、米国は、サウジ皇太子が関与していると
随分追及し続けてきたんですけど、無論サウジはずっと関与を否定してたんです。
それ以来サウジとの関係は良くなかったんですね。
ウクライナ戦争以降にもサウジを含む湾岸6か国はイランが脅威なので、
ロシアに支持を取付け、ロシアは、支持をする代わりにウクライナ戦争での
ロシア制裁は行わないという事での合意となったんですね。
ところが、米国はおそらく原油増産のみ要求するだけで、中東側への見返りは
あまり無いんじゃないのかな…。最近の米国は要求しかしてないみたいだし…。
一応、共同声明で、増産については、需要を満たす供給を確保する必要性について
意見が一致したとは、なっていたけど世界経済の冷え込みによる需要低迷の中で、
実際に8/3のOPECプラスが増産要請に応じるかどうかは、かなり疑問が残りますね。
ガソリン代もそうなんですが、冬場の灯油や、発電コスト上昇による電気代の
上昇も心配ですね。
天然ガスもロシアのサハリン2問題だけじゃなくて、EUのロシア脱却の為の
買い占めによる価格上昇の為、新興国は全く手の届かない状態となっていますし、
更なる、エネルギー価格上昇となりそうです。
日本も原発稼働が良い方向に進めば良いのですが…。
戦争が終わるまで、良い話は無さそうです。困ったもんだ…。
Posted at 2022/07/19 07:39:34 | |
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