題記の記事が載っておりましたので、紹介しておきます。
<以下記事引用>
石油情報センター(東京)によると、ガソリンの小売価格は、
①沿岸部にある製油所からの距離で輸送・人件費が異なる
②店舗間で競争原理が働く-ことによって、差が出てくるという。
このため、全国的には離島や山間地の多い九州地方で軒並み高く、
東日本でも長野県のほか、山形県も全国7位の高水準に。
長野県へガソリンを運ぶ際は、中京圏の製油所からまず列車で
松本市の二次基地へ運ぶなどし、タンクローリーに積み替えて運ぶという。
長野県くらし安全・消費生活課の工藤創主任は「内陸県のため
輸送費が上がることに加え、大都市圏より取扱量が少ないため単価も上がる。
山間地の小規模スタンドはなおさらで、どうしても県全体の
平均価格は高くなる」と説明する。
一方で、ガソリン価格は市場原理に委ねられているため、
競争が激しい都市部などでは小売価格も下がる傾向にある。
同センターは「宮城、岩手、青森3県が全国でも最安値なのは、
仙台の製油所に近い上、激しい競争があるためと考えられる」と分析する。
【ガソリン価格】
ガソリンは、まず元売り会社が産油国から輸入した原油に精製コストを
反映させ卸価格を決める。
スタンド経営者は卸価格に人件費や利益を上乗せし小売価格をつける。
需給や競合店の動きも影響する。
現在の全国平均小売価格167・6円のうち71・8円、
約43%はガソリン税53・8円、石油石炭税2・04円、
地球温暖化対策税0・76円、消費税の税金が占める。
<ここまで>
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卸売り価格のところまでは、以前投稿してましたので、判って
おりましたが、県間での相違については良く知りませんでした。
小売店が市場原理に基づくのは当然ですが、残りの部分が
製油所からの距離で輸送費、人件費だけでの差になっているのは
知りませんでした。元売り,中売りとかの言葉を聞いた事があると
思ってましたが、勘違いだったのですね。
当県についても、安い順では47県中35番目に安いみたいですから
高い方に入りますね。少しでも燃費削減に努めたいと思います。
Posted at 2022/12/09 00:06:15 | |
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