私の場合は、普段モーターの最も良いSOC40%~47%位を多用しているのですが
HV車に乗り始めの時のように、45%~55%を多用したとしましょう。
当然センター値である50%付近を多用した走行をする事となりますが、
この場合エンジン効率もそこそこ良く、モーター効率もそこそこ良いレンジと
言えるかもしれませんが、エネルギー変換ロスもあって、結果的には、
燃費もそこそこになると思うんですね。実際に30Km/Lに届いたり、
届かなかったりでしたね。それでも充分良い燃費に間違いないのですが…。
現在、習得出来ていない高SOC60%~65%で考えた場合、エンジン効率は
最高なんだけどモーター効率は最低という事が判っています。
私のケースで具体的に言いますと、
11/25投稿「ガソリン走行時の生涯燃費からの分析結果…。」で示しているように
表示されている生涯燃費は、8/31が12.52Km/Lに対しそれから5カ月後の11/25には
12.13Km/Lにガソリン走行燃費は下がっているんですね。
にも係わらず文中では、運転が上手になっているという表現が出てきます。
これは、広SOC走法により、効率を考えない走行から低SOC走法により、
モーター効率を優先した事によりエンジン効率は最低となった効果で、
ガソリン走行燃費は落ちたけど、実燃費としては、かなり向上して来た為、
運転が上手になったという表現を使ったという事なんです。
さらにスポットデータでは7/3に19.86Km/Lのガソリン走行燃費というのが
あります。この時は、エンジン効率の高い所を使っている意識はなくて、
深夜帰りの速度が速かった為、無意識にSOCの高い状態になっていたんですが…。
このデータを元に、高SOC走法を運用し、エンジン走行とD滑空走法を
1:1の割合で使ったと仮定しましょう。
その場合の燃費は、単純計算では19.86Km/L×2=39.72Km/Lとなります。
もちろん、私の場合は、タイヤ誤差やGPS誤差、そしてエネルギー変換ロスも
ある為、実際は倍の燃費にはならないのですが、このような走法で燃費を
伸ばす事を倍々ゲームと言うらしいです。
確かに高SOC走法は、非常に充電が出来にくいレンジではあるのは事実ですが、
だからと言って燃費が悪いという事でも無いと思うんですね。
7/3当時はエンジン効率なんて全く考えないで乗っていましたから、
広SOC走法でどのレンジを使っていたかは判りませんが、仮に中SOC走法を
使っていれば、もっと良い燃費が出たハズですし、高SOC走法が習得できたと
すれば、これも走行環境が合えば良い燃費が出た可能性も捨てきれません。
それの倍々ゲームなら実燃費自体も上がってくると思います。
達人の方々が高、中SOC走法派と低SOC走法派に二分されるのも頷けます。
私の場合、その方向性はどちらにも入らない派という事になるのしょうかね…。
つまり、どちらが正しいという事ではなくて、個々人の走行する環境によって
燃費の良い方をチョイスするのが最良の選択と考えているんです。
当然、好みとか使いやすさ、乗りやすさとかも自由選択ですね…。 (^^♪
Posted at 2023/01/08 00:10:01 | |
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