新年度上半期改編での存在感を増す一般向けアニメ

今回の記事については新年度上半期改編での存在感を増す一般向けアニメを特集します。
来月に行われる民放地上波5系列のキー局新年度上半期改編（2024年度4月改編）によりTBSテレビ系列の在名局の中部日本放送（CBCテレビ）が日曜日23時30分に「アガルアニメ」という放送枠でTBS系も金土日みなし深夜帯放送（23時）の一般向けアニメ枠に参入するようです。
第1作目としては講談社が発売するライトノベル原作の「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる」が4月から6月に放送する予定です。
かつては独立局を除き深夜アニメの放送枠としては中途半端と言われた「みなし深夜帯」と言われる23時枠にアニメ枠が増加した理由としては2019年に独立局で放送されて2020年の「劇場版無限列車」の公開に合わせてフジテレビ系列で集中放送されて個人別視聴率測定制度で高い視聴率を獲得したことによりテレビ版第2シリーズ以降から「みなし深夜帯」と言われる日曜23時15分に放送されて今までのアニメファンだけではなく一般層向けグッズも多く販売された「鬼滅の刃」以降から一気に拡大して2023年秋にシーズン2が放送されて昨年12月に劇場版も公開された「SPYⅹFAMILY」により定着、昨年10月から日本テレビ系列も現状では放送枠は確定していませんが2024年度（10月）下半期の番組改編により1988年から1989年にパートⅠ、1990年から1991年にパートⅡ（超魔神英雄伝は1997年から1998年のテレ東木曜18時に放送）が日テレ系列の金曜17時で放送された「魔神英雄伝ワタル」の続編と言っていい「魔神創造伝ワタル」の放送があると思われる「FRIDAY　NIGHT　ANIME」という枠で「葬送のフリーレン」を皮切りに週末23時アニメ枠に参入、今後は現在では全日帯放送の一般向け扱いで週末夕方に放送される「日5」と言われる毎日放送（MBS）日曜17時枠やTBSテレビ日曜16時30分枠も放送法の今後の改正によりアニメ番組に対してがポケモンなどのテレ東系の22時以内放送と同様の教育要件が求められると思われることから放送法に基づく番組種別項目では「娯楽」をクリアしやすい週末23時に枠移転すると思います。
アニメに対する地位が向上したと捉える視聴者も多くなったことから「みなし深夜帯」と言われる23時に民放地上波キー局でアニメが放送されるようになって広告マーケットでは全日帯ということから同じキャラクター付き食品でもカード付ガムなど消費税10%適用の商品の多い0時以降に放送される今までの深夜アニメとは異なり消費税8%の軽減税率適用子供向け一般食品扱いの商品展開も行われているようですが個人的には同じ深夜アニメでも0時以降に放送される作品に比べて特別感がなくかつてのアニメファンから批判も多かった1995年以前のアニメマーケティングように原作漫画の展開を無視したような玩具や縁日用品が展開・販売された時代に回帰したと思います。