松本サリン事件から30年経過

平成6年6月に長野県松本市で8人の死亡者と約600人の重軽傷者を発生させたオウム真理教(現Aleph)が実行者の「松本サリン事件」から30年経過しました。
6月27日から28日の早朝にかけて松本市内の住宅地で化学兵器として使用される神経ガスのサリンの散布が散布されてより7人（平成20年に入院中の被害者の死亡により死者8人に増加）が死亡、約600人が負傷した。
当初は親族（平成20年に死亡）が被害を受けたことにより通報した通報者に疑いが掛けられて被疑者不詳でガサ入れが行われて、その後に被害者家族の通報者は重要参考人とされて取り調べされたが実際にはオウム真理教(現Aleph)が実行犯と名乗りを上げるまでは被疑者不詳でマスメディアが被害者家族の通報者を容疑者扱いとする報道により人権侵害を行っていた。
翌年の平成7年3月20日に発生した戦後国内最大の化学テロと言っていい「地下鉄サリン事件」の捜査により被害者家族の通報者をはじめとする地元住民は冤罪とされた。
長野県警察の極秘捜査により2週間後にオウム真理教(現Aleph)による犯行とされた。
オウム真理教(現Aleph)が長野県松本市にサリンを散布して死傷者を発生させた動機としては国土利用計画法届け出回避を行う形で売買と賃貸に分けて道場と食品工場建設用に土地を取得して道場の建設が行えても上下水道が開通せず食品工場の建設が許可されななく地主側もオウムの反社会性からオウムに対して訴訟を起こしたことも松本市内の住宅地に対して化学兵器として使用される神経ガスのサリンの散布を行った一つととらえる動機となった。
個人的な感想としてはサリン事件をきっかけにいつ事件の被害者・加害者になりゆる危機意識は高まり報道については平成7年3月発生の地下鉄サリン事件も同様でしたが「公明党」の支持母体で国内最大の宗教法人と言われていた「創価学会」の名誉会長で昨年11月15日に95歳で死去した故・池田大作氏の暗殺を計画した「池田大作サリン襲撃未遂事件（平成5年12月に発生）」以上の報道を行い平日夕方帯主としたニュース番組（現在ではインターネットができず新聞の読めない認知症を含めた後期高齢者をはじめに重度障がい者に対する福祉目的も大きい）の放送時間拡大を作る土壌はできましたが事件以前に比べて大きく過剰になったと言えます。と思われる。
今回の画像については本文とは関係ありませんがオウム関連事件により秘匿性が高いATフル装備を条件を拡大することによりカテゴリーが新設された私服用セダン型無線車（2500㏄級　警光灯付き　AT）をトヨタ自動車が平成6年度に落札したことにより後期Ⅰ型2.5グランデ（JZX90　JZX93型グランデFourも同時導入されたと思われる）が刑事部機動捜査隊配属の覆面パトカー用として都市部の都道府県警察本部に納入されたトヨタマークⅡ2.5グランデ後期Ⅰ型（JZX90）です。