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石狩港302のブログ一覧

2025年06月09日 イイね!

プロダクトプレイスメント

プロダクトプレイスメント海外ではまだあっても国内では二次利用時を含めた商標権保護と使用料の関係から少なくなりましたが「プロダクトプレイスメント(プロダクトリプレイスメント)」と言われるスポンサー・制作協力会社商品の作品内使用が多く行われていたようです。
代表的な例としては国内外自動車メーカー保有広報車や電機製品などの作品で使用される製品のスポンサー・協力企業からの無償貸与をはじめに民営・公営問わずの協力交通事業者や多くの人が利用する民間・公営施設の施設貸与など協力企業・団体などの作品撮影協力が行われていたようです。
テレビドラマ(現代劇)の世界「テレビ映画」と言われる二次利用時の商標使用料が明確化した2000年代後半以降から商標削除の一般化と同時に自動車メーカー保有広報車から劇用車レンタル事業者保有車両に移行すると同時に「COVID-19(SARS-CoV2)」と言われる「コロナ2019」以降はさらに顕著になりましたが民営・公営問わずの協力交通事業者や多くの人が利用する民間・公営施設の施設貸与協力も少なくなって屋内は「AI(人工知能)」を活用したCG合成を含めた専用スタジオにおける撮影が大半になったようです。
かつて、横行していた「プロダクトプレイスメント」とは異なる部分も多いですが民放地上波ローカルセールス枠で放送されることの多い地域ガイド番組では現在ではTVCMを行えない加熱式を含めたタバコを扱うタバコメーカーやコンビニ統括会社の意向なのか現在の法令では20歳以下入店不可の喫煙可能飲食店を取り上げることが多いようです。
今回の画像については本文とは関係ありませんが「プロダクトプレイスメント」が行われた車を特集します。
1台目の画像については1993年8月(発売は9月)にマツダから発表されたサッシュレスのピラードハードトップが採用されるブランニューモデルの4ドアセダン(海外では323アスティナハードトップとして販売)とBG系ファミリアアスティナ後継で海外では「323F(BA系)」として販売された4ドアクーペを用意するBP系3に引き継がれるグローバルCセグメントカー(現在の基準ではBCセグメントに相当)で1994年4月(平成6年 継続生産車は1996年1月から適用 平成8年)からの新規型式認定車に適用義務化される50㎞新前面衝突をはじめに50㎞後面追突や北米基準の54㎞側面衝突基準と言った世界最高レベルの衝突安全基準への対応と剛性を持つボディ設計が話題となってマツダの横置き用V6エンジンの「K系シリーズ」でも世界最高レベルの回転性と吹き上がり性能が評価と専用チューニングにより170psに出力が向上したKF-ZE型2.0V6DOHC24Vエンジンが搭載された前期Ⅰ型(1994年モデル)4ドアハードトップセダン2.0V6DОHC24VタイプR(CBAEP)がテレビ朝日系「木曜ドラマ・新空港物語」第5話以降に劇用車として使用されたマツダランティス4ドアハードトップセダン2.0V6DОHC24V(CBAEP型前期Ⅱ型1995年モデルもしくは中期型のタイプR/タイプXと思われる)です。

2台目の画像については1994年5月に三菱自動車工業が発売した4WDをメインとしたキャブオーバワンボックスカー「デリカ」の第4世代モデルで歴代デリカ初のボンネットを備えたセミキャブオーバモデルで4WD車にV20/40系パジェロ譲りのパートタイム4WDの機能をベースにセンタデフを備えたことによりフルタイム4WDの機能も両立させた「スーパーセレクト4WD」の採用をはじめにクラッシュゾーンとなるボンネットを備えたセミキャブオーバ国産3列シート車では初の1994年4月(平成6年 継続生産車は1996年1月から適用 平成8年)からの新規型式認定車に適用義務化される1994年50㎞新前面衝突基準に適合して同月から1994年4月放送開始の北海道のテレビ朝日系列局「北海道テレビ放送(HTB)」土曜日午前7時30分台放送のアウトドア専門番組「三菱自動車・遊々アウトドア」のキャラバンカーにPE/PF8W型2.8ディーゼルターボハイルーフ/クリスタルライトルーフ(北海道三菱自動車販売保有広報車と思われる)が起用された三菱デリカスペースギア2.8ディーゼルターボ標準ボディXRハイルーフ前期Ⅲ型(PE8W 1996/1997年モデル)です。
Posted at 2025/06/09 10:19:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 90年代の車 | クルマ
2025年06月04日 イイね!

1993年

1993年 
1993年はバブル崩壊後でバブル崩壊によるマイナス成長が始まると同時に宮沢内閣への不信任をはじめに当時の東京佐川急便(現在はSGホールディングス傘下・佐川急便関東営業部)から政治献金を受けた「自由民主党」副総裁を務めた故・金丸信氏の巨額脱税事件逮捕時の押収物から発覚して宮城県知事と仙台市長が収賄容疑により東京地検特捜部に逮捕されて仙台市が汚職により政令指定都市に移行したと皮肉られた「ゼネコン汚職事件」後の政治不信やバブル崩壊後経済後の経済政策不信による昭和30年の結党以来与党だった自民党が野党に転落により55年体制が崩壊、日本新党・新生党を主にする非自民共産8政党・会派連立政権と細川護熙氏が内閣総理大臣を務める細川内閣の発足が大きくても毎週土日に北海道札幌市豊平区に所在する一般的には「月寒グリーンドーム」と言われる「北海道立産業共進会場(平成28年閉鎖済み)」で中古車市が行われるなど消費活動はまだ活気のある時代でした。
今回の画像については本文とは関係ありませんが1989年1月(発売は2月 製造開始1988年)に富士重工業(現SUBARU)が発表したステーションワゴンブームの火付け役で4ナンバーのライトバンを用意しない乗用専用ステーションワゴンを大きく定着させたDセグメント(現在ではCセグメント相当)ミドルクラスステーションワゴン・セダン「レガシィ」の第一世代目モデルでメーカーではピラードハードトップと言わなかったが2009年生産終了のBP/BL系まで続いたサッシュレスドアと細いヒドンタイプのセンターピラーを採用するスバル伝統の「BOXER(海外ではHorizontal)」と言われる水平対向4気筒エンジン「EJシリーズ」でも4カム4バルブ(DOHC16V)水冷インタークーラー付きターボチャージャー採用のEJ20型エンジン搭載搭載するツーリングワゴンのフラッグシップとして1989年10月に発売、1991年6月のアプライドC型へのビッグマイナーチェンジによりさらなる人気を獲得して1993年10月の第2世代目(BG/BD系)発売後も中古車で人気も高かったスバルレガシィツーリングワゴンGT後期型(BF5 1992年6月以降のアプライドD型)です。
Posted at 2025/06/04 19:52:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 90年代の車 | クルマ
2025年06月01日 イイね!

自動車乗用新車マーケットからセダン離れが本格化しだした1991年晩夏初秋

自動車乗用新車マーケットからセダン離れが本格化しだした1991年晩夏初秋今回の記事はかつての夏休み明けは新車の発売が多くありましたが特にバブル崩壊後でも1990年代までは1980年代後半からのバブル景気による自動車販売市場拡大の余波で新車発売が多くありましたが特にバブル終盤に差し掛かった1991年夏休み明け晩夏初秋は多くの新車の発売が行われ当時は乗用車の基幹車種だった4ドアピラードハードトップと言われるセンターピラー付きサッシュレス4ドアをはじめに5ドアセダンと言われるハッチゲート付き4ドアセダンを含めたセダン型車は予想以上に苦戦を余儀なくされた車が多かったようです。


セダン離れの理由としては平成元年4月からの消費税(当初の乗用自動車新車は官公庁名義を除き6% 商用貨物新車をはじめに特殊新車や軽新車は自家用個人名義でも3%)導入による商用貨物(1/4ナンバー)と車体を共有しない乗用車(3/5ナンバー)専用設計RVラインナップ拡大をはじめに消費税と同時に行われた3ナンバーの自動車税引き下げにより旧小型車・上級小型車と言われたの「ハイオーナー」と言われる先代より排気量の大きい6/5気筒エンジン搭載車をラインナップする車種含めたミドル・アッパーミドルクラスのグローバル仕様対応に合わせた全長・前幅拡大国内販売低迷も大きく、1991年夏休み明け晩夏初秋発売される車種でもトヨタ自動車場合は海外ではグローバルプレミアムブランド「レクサス」でも「GS300(JZS147L)」として販売される「アリスト(JZS147 10月発売)」や「ES300(VCV10L 2代目)」として販売される「ウィンダム(VCV10 9月)」はじめに本田技研工業のグローバル基幹車種「シビック」でもセダン専用デザインとなった「シビックフェリオ(EG系)」は成功しましたが10月以降であればトヨタ自動車がピラードハードトップのみ3ナンバー専用のS140系にフルモデルチェンジした「クラウン」の場合は歴代クラウンでも初のモノコックボディを採用した「マジェスタ(UZS140系 JZS149型 S14系アリストと同一PF)」は高価な価格に対して好調でしたが「ロイヤル(JZS/LS140系)」リアデザインの関係からY32系セドグロ(日産)に水を上げられたことをはじめに同月にU13系へフルモデルチェンジした日産自動車が発売する「ブルーバード」についても「アルティマ」として販売された「SSS/EEX」と言われるプレスドア採用の4ドアセダンと歴代ブルーバードでは唯一のサッシュレスドアでありながらもセンターピラーを備える4ドアピラードハードトップ「ARX/スーパーツーリング」が用意されたがSSS/EEXと言われるプレスドア採用の4ドアセダン苦戦を余儀なくされ、マツダは海外では「626」販売されるカペラをカーゴワゴン・カーゴバン(GV系)を終息させて旧小型車と言われるミドルクラス後継でありながらも全車3ナンバー化と同時にV6エンジンを主体とするアッパーミドル「クロノス(GE系)」に移行してアンフィニ店(現マツダアンフィニ店 一部地域のみ現存)をはじめにユーノス店などの販売店別兄弟車をラインナップして販売拡大を進めましたがわかりにくい車種とバリエーションによりマツダの経営を苦境に追い込み、三菱自動車工業も小型大衆セダン「ランサー・ミラージュ4ドアセダン」を10月にCB/CD系へフルモデルチェンジしましたがギャラン店で販売されるランサーは5ドアセダンのC6/7系とは異なり正統派セダンということから評価されましたがミラージュはCA/CC系ハッチバックは台数が出たようですがCB/CD系セダン(サルーン)予想ほどではなかったようです。
RVブームも大きかったがその後も4ドアピラードハードトップと言われるセンターピラー付きサッシュレス4ドアをはじめに5ドアセダンと言われるハッチゲート付き4ドアセダンを含めたセダン型車はフルモデルチェンジごとに販売台数低下が進み特色を出そうとしたがかつては「RV」とひとくくりされたSUVやミニバンが1990年代後半から基幹車種に入れ替わったと思います。
今回の冒頭画像については1991年10月にトヨタ自動車が発売した伝統のある高級車「クラウン」の第9世代目モデルでパーソナル向けピラードハードトップの全車3ナンバーへの移行(小型車枠サイズを含めた法人向けセダン・ステーションワゴン・ライトバンと言ったサッシュドア車はビッグマイナーチェンジによりS130系を継続)と同時にペリメータフレームを採用するがリアデザインが不評でY32系セドグロに水を上げられたことから外装デザイン大幅変更のビッグマイナーチェンをを行ったEセグメントサルーン(現在ではDセグメント相当)で「ロイヤル(JZS/LS140系)」と歴代クラウンシリーズでは初のモノコックボディが採用されたEFセグメント(現在ではEセグメント相当)プレステージサルーン「マジェスタ(UZS140系 JZS149型)」が用意されたトヨタクラウンクラウン4ドアハードトップスーパーサルーンエクストラ前期型(JZS141)です。
Posted at 2025/06/01 16:34:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 90年代の車 | クルマ
2025年05月29日 イイね!

バブル景気と税制改革により発売したがバブル崩壊により販売を拡大できなかった3ナンバーラージクラスカー

バブル景気と税制改革により発売したがバブル崩壊により販売を拡大できなかった3ナンバーラージクラスカー今回の記事は1985年のプラザ合意によるバブル景気をはじめに平成元年の3ナンバーの自動車税引き下げにより3ナンバー車でも1992年から本格化したバブル崩壊と同時期に発生したRVブーム、さらには販売ノウハウの低さにより発売時の予想ほど販売拡大できなかった平成元年3月以前は「中型車・大型車」と言われて現在ではE/Fセグメント(当時のE/Fセグメントは現在ではD/Eセグメントに相当)と言われる全長4800㎜から5000㎜前後で1990年度から1992年度発売のラージ・セミフルサイズクラスカーを特集します。
ホンダレジェンド(KA7/8)

北米では「アキュラ」で「アキュラ・レジェンド」として1990年10月に本田技研工業から販売開始されたフルサイズに迫るEFセグメント(現在ではEセグメントに相当)フラッグシップ「レジェンド」の第2世代目モデルでセダン(KA7 サルーン)と1991年1月販売開始のクーペ(KA8)ともに全車3ナンバー化と同時にCB5型アコードインスパイア・ビガーに先行採用された前輪駆動でありながらC32A型V6SOHC24VエンジンとAT/MT(海外のみ)ミッションを縦置き配置する「FFミッドシップレイアウト」と実車衝突を想定した前後の衝撃吸収構造をはじめに高剛性キャビンとアンダーフレームを備えた高剛性新骨格ボディ構造をはじめに側面衝突に備えたボディ構造とサイドドアビームを備えた「全方位安全設計ボディ」と日本車初の助手席をはじめとするデュアルエアバッグのメーカーオプション設定(改良により一部を除き標準化)や前席プリテンショナー機能付き3点シートベルトなどの衝突安全対策が評価され1年目に販売された100型と言われる前期Ⅰ型はバブル景気により好調なセールスを記録しましたが110型と言われる前期Ⅱ型はバブル崩壊やライバル車の拡充により予想ほどではなく120型と言われる中期型からC32A型タイプⅡエンジンを搭載するαツーリングシリーズ(セダンはKA7型 クーペはKA8型)が用意されて130型と言われる後期Ⅰ型も伸び悩みモデル途中に本体価格300万円を切るホンダクリオ店10周年記念特別仕様車「ステージシリーズ」が発売、140型と言われる後期Ⅱ型もコストダウンにより同様でした。
トヨタソアラ(Z30系)

1991年5月に発売したトヨタ自動車のフラッグシップクーペ「ソアラ」の第3世代モデルで国内専用車だったZ10系やZ20系とは異なり北米では「レクサス」で2JZ-GE型3.0直6DOHC24V搭載車(JZZ31)と1UZ-FE型4.0V8DOHC24V搭載車(UZZ30/31/32)が「SC300/400(JZZ31L/UZZ40L)」が販売されることから全車3ナンバーサイズのフルEセグメント(現在ではDEセグメント相当)への移行と同時に1JZ‐GTE型2.5直6DOHC24Vターボ(1996年まではツインターボ)搭載の2.5GTシリーズは一部の「走り屋」に人気でしたがバブル崩壊により4.0V8GTリミテッドアクティブコントロールサスペンション仕様車(UZZ32 1994年の中期型からGT-L)を含めて高価な価格と曲面デザインからZ10系やZ20系のようなカリスマ性がなくなり1996年以降の後期型はミニバンやSUVと言ったRVが主流という時代ということから限りなくレアのようです。
マツダセンティア・アンフィニⅯS-9(HD系)

1991年5月に発売したHC系ルーチェ4ドアハードトップの事実上後継車でありながら全車3ナンバーサイズとなって北米では事実上の前身のHCSS型ルーチェセダン同様に「929」としてマツダから販売されたE/Fセグメント(現在ではEセグメントに相当)フラッグシップサルーンでV6エンジンの搭載位置を車軸後ろへの後退をはじめに燃料タンクをシート後ろに配置した前年発売のJC系ユーノスコスモ同様のフロント52/リア48の重量バランスを実現する「FR縦置きフロントミドシップレイアウト」を採用や同時期のBG系ファミリア並みの最小回転率を実現するために車速感応型電子制御4WSとパーソナルユーザーに徹した曲面デザインの評価されると同時にHD5S型には税制面で有利なJ5-DE型2.5V6DOHC24Vが搭載されたことからアンフィニ店(現マツダアンフィニ店)向けのⅯS-9を含んでマツダの本拠地が所在する広島県をはじめに山口県などの中国運輸局管内と言ったマツダの強い西日本以外でも好調なセールスを記録して首都圏の個人タクシーにも増えましたが2年目からバブル崩壊とマツダ5チャネル化のイメージ低下の影響により苦戦が続き、販売店ごとの通称名変更を行わかった後期型はコストダウンによりさらなる苦戦を余儀なくされました。
日産シーマ(FY32系)

Y31系セドリック・グロリアの3ナンバーワイドボディ版として1987年の「東京モーターショー」に出品され1988年1月に「セドリックシーマ・グロリアシーマ」として発売した「シーマ現象」と社会現象を発生させて大ヒットしたEFセグメントサルーン(現在ではEセグメント相当)「シーマ」の第2世代目モデルとして1991年8月に日産自動車から発売、VH41DE型V8DOHC24Vの搭載をはじめに41V8タイプⅢリミテッドLシリーズ(FGDY32)には前輪はストラットでマルチリンクは後輪のみであるがインフィニティQ45(HG50)譲りの油圧アクティブサスペンションがされると同時にセンターピラーレスハードトップでサッシュレスドアだった先代のFY31系とは異なりセミプレスドアのセンターピラー付きセダンへの移行と同時に型式上はY32系ファミリーであるがセドグロから独立する形となったが4.1V8(FGY32/FGDY32)のみとなったと同時にバブル崩壊によりFY31系に比べて人気が下がり官公庁関連は地方税法による自動車税免税と同時に当時は消費税4.5%だったリースを除く民間自家用ユーザー車と異なり消費税3%言うことから積雪地の官公庁関連に多く導入された「アテーサE-TS」と言われる電子トルクスピリット方式の4WDを採用する「S-Fourシリーズ(FGNY32)」の追加をはじめに1993年9月のマイナーチェンジ時にVG30DET型V6DOHC24Vターボエンジンを搭載する「ツーリングシリーズ(FPY32)」やその後もお買い得仕様車を投入しましたが人気は回復しなかったようです。
スバルアルシオーネSVX(CX系)

1989年の「東京モーターショー」に「SVX」として参考出品され1991年8月に北米スバルから「SVX」として発売、海外では「XTクーペ」と名乗った「アルシオーネ(AX系)」の後継として1991年9月に富士重工業(現SUBARU)から発売された「一発屋」であるが事実上の第2世代目モデルで当初は事実上先代のAX系やベースとなったBF/BC系レガシィ同様に5ナンバーサイズで企画されていたが平成元年の税制改革とグローバル最高レベルの衝突安全基準への対応から全車3ナンバーサイズ化と同時にイタルデザインを率いるジョルジェット・ジウジアーロ氏が原案を手掛けるミッド・フレームウィンドーとグラスキャノピーデザインの採用とセンターデフを有する電子制御トルク配分フルタイム4WD「VTD‐4WD」やEG33型水平対向6気筒DOHC24VエンジンとさらにはバージョンL(CXDアプライドA型)に4WSが搭載されてBF5型とその後のスバル(富士重工業)に対するブランドイメージを上げて大ヒットしたBF5型レガシィツーリングワゴンGT同様に全天候型大型クーペとして注目されましたが高価格帯車種の販売ノウハウがなくバブル崩壊により世界的に販売の苦戦が続き1993年11月のS40(CXWアプライドA型 同時期の海外ではアプライドC型)を皮切りに「Sシリーズ (CXWアプライドD型S4は一般グレード バージョンシリーズは途中で生産終了)」といわれるお買い得グレードを投入して1995年6月発売のCXWアプライドD型「S4」からCXWアプライドD型「S3」まで搭載されたAX9型アルシオーネ2.7VXをはじめにBF/BC系レガシィなどと同一のAA/AG/AL7型レオーネACT-4ベースということから大トルクに対して脆弱だった4E-ATがBG/BD系レガシィ相当に変更されましたが苦戦を余儀なくされました。
日産レパードJ.フェリー(JY32系)

1991年の「東京モーターショー」にY32系ファミリーをベースにしたパーソナルサルーンとして参考出品され1992年1月のニューヨーク国際オートショーに海外向けプレミアムブランド「インフィニティ」のミッドサイズサルーン(Eセグメント 現在はDEセグメント相当)「J30」として参考出品、4月に北米日産から事実上の先代で2ドアサッシュレスクーペのF31系(UF31後期型アルティマベース Ⅿ30にはコンバーチブルも用意)の後継車として「インフィニティ・J30」発売、6月に日産自動車から「レパード」の第3世代目モデルとして発売された「NDI(日産デザインインターナショナル)」が手掛ける「バランス・ド・アーチ」というリヤにも曲面をつけたデザインを採用するY32系ファミリーでもホイールベースやトレッドを共有するがサッシュレスの4ドアピラードハードトップが採用されるY32系セドリック・グロリアとは異なりFY32系シーマ同様にセンターピラーありセミプレスドアの4ドアセダンでVH41DE型V84100DОHC32V(JGBY32)とVG30DE型3.0V6DОHC24V(JPY32)の2種類のエンジンが用意されて発売はバブル崩壊直後でもバブル全盛期の設計と言うことからタイプF(JPY32)を除きパートナーコンフォダブル式助手席パワーシートの標準装備と本木目パネルをはじめに職人が手作業で生産するイタリア「ポルトローナフラウ」社製をはじめにオーストリア「シュミットフェルドバッハ」社製の本革シートのメーカーオプションが2種類用意はじめにスイッチによりパーキングブレーキ解除が行える電磁式パーキングブレーキリリースや日本向け車としては初の助手席にもSRSエアバッグを備えたデュアルエアバッグが標準装備(助手席については非装着のメーカーオプション設定も用意されている)が話題となりましたが比較的好評だった北米市場とは異なりバブル崩壊直後をはじめにた「NDI(日産デザインインターナショナル)」が手掛ける「バランス・ド・アーチ」と言ったリヤにも曲面をつけた独創的なデザインが一般から評価されず、Eセグメントサルーンの割に後部ドアの開閉口とトランクの容量が狭く500万円前後の本体価格に対してダッシュボード素材が硬く、スイッチによりパーキングブレーキ解除機構の操作性の低さから苦戦が続き1993年にベーシックグレードの追加をはじめに1994年持ち込み登録の特装車を発売の発売を行ったが同様でした。
今回の冒頭画像については1990年10月に本田技研工業が発売した北米では「アキュラ」で「アキュラ・レジェンド」として販売されたサルーン(KA7)とクーペ(KA8)EFセグメント(現在ではEセグメントに相当)フラッグシップカー「レジェンド」の第2世代目モデルで全車3ナンバー化されたサルーン(KA7)とクーペ(KA8 1991年1月発売)用意すると同時に実車衝突を想定した前後の衝撃吸収構造をはじめに高剛性キャビンとアンダーフレームを備えた高剛性新骨格ボディ構造をはじめに側面衝突に備えたボディ構造とサイドドアビームを備えた「全方位安全設計ボディ」と日本車初の助手席をはじめとするデュアルエアバッグのメーカーオプション設定(改良により一部を除き標準化)や前席プリテンショナー機能付き3点シートベルトなどの安全装備とCB5型アコードインスパイア・ビガーに先行採用された前輪駆動でありながらエンジンとミッションを縦置き配置する「FFミッドシップレイアウト」が採用ホンダレジェンドセダン(サルーン)αⅡ前期Ⅱ型(KA7 前期Ⅱ110型)です。
Posted at 2025/05/29 17:04:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 90年代の車 | クルマ
2025年05月29日 イイね!

1992年度下半期から1994年度

1992年度下半期から1994年度1992年10月1日から1995年3月31日は1991年度から始まって1992年度から本格化したバブルの崩壊の深刻化が進み政治については宮沢内閣への不信任をはじめに当時の東京佐川急便(現在はSGホールディングス傘下・佐川急便関東営業部)から政治献金を受けた「自由民主党」副総裁を務めた故・金丸信氏の巨額脱税事件逮捕時の押収物から発覚して宮城県知事と仙台市長が収賄容疑により東京地検特捜部に逮捕されて仙台市が汚職により政令指定都市に移行したと皮肉られた「ゼネコン汚職事件」後の政治不信やバブル崩壊後経済後の経済政策不信による昭和30年の結党以来与党だった自民党が野党に転落により55年体制が崩壊、日本新党・新生党を主にする非自民共産8政党・会派連立政権と細川護熙氏が内閣総理大臣を務める細川内閣の発足をはじめに平成6年には内閣総理大臣を務めた細川護熙氏が首相退任により故・羽田孜氏が内閣総理大臣を務める史上最短政権と言われた羽田内閣の発足、同年6月末に前年の衆議院選挙より野党に転落した自民党の政権参加復帰と社会党・新党さきがけ以外が連立政権から離脱による自民党・社会党・新党さきがけによる連立政権「自社さ連立政権」発足により村山富市氏が内閣総理大臣を務める村山内閣が発足など激動の政治が進み、経済についてはバブル崩壊によるマイナス成長が始まり、同時に円高が進み海外製品の低価格化が進み、社会に関しても平成7年1月17日発生の阪神淡路大震災までの地震の多発をはじめに戦後国内最大の化学テロと言っていい「地下鉄サリン事件」代表される「池田大作サリン襲撃未遂事件」から始まったオウム真理教(現Aleph)関連事件の多発、文化についても「J-POP」と言われる邦楽ポップス・ロックの8㎝CDシングルヒット作連発などがあった時代でした。
自動車や家電などの耐久消費財についても1991年4月にNTT(日本電信電話 1992年7月からNTTDoCoMoと言われるNTT移動通信網 1993年7月から2008年6月までの実際のサービス提供は地域子会社8社が事業会社)が発売した超小型携帯電話「mova」のヒットから始まった小型携帯電話無線機の一般化をはじめに平成6年4月1日から開始された移動電話使用者が移動電話機本体を購入することが可能とする携帯電話・自動車電話などの移動電話無線機お買い上げ制度の開始、さらには波効率の高さから使用増加時にひっ迫が削減されると同時に通話料の低減、音声の暗号化により通話時のセキュリティの高い「PDC」と言われるデジタル方式のサービスも開始され、平成元年4月から物品税に代わる税金として導入された「消費税(当初案は売上税)」と同時に今まで80000円以上だった3ナンバー車の自動車税などの税金が大幅に引き下げられたことから3ナンバー車についても2000㏄まであれば5ナンバーと同額の自動車税ということが一般化され民間名義の自家用乗用登録新車に適用される「自動車消費税」の平成6年4月から3%化(緑ナンバー若しくは官公庁名義とリース・レンタカー用車は乗用登録でも開始時から3% 平成4年3月までは6% 平成4年4月から平成6年3月までは4.5%)をはじめに1994年10月に1991年の本田宗一郎氏の死後のバブル崩壊期にRVブームへ乗り遅れたことによりクライスラー系で現在はステランティスN.V.の一部ブランドとなった「JEEP」をはじめに当時はローバーグループで現在ではインド・タタモーターグループとなった「ランドローバー」やいすゞ自動車のRVをOEⅯで取り扱ってRVブームに対応した本田技研工業がアコード(CD系)をベースにするホンダ自社生産初の3列シートミニバンで4輪事業のV字回復を果す結果となったと同時にRA1/2型オデッセイ発売2か月近く前の8月に日産自動車が発売した海外では「マキシマ」として販売されることからC33系ローレルとプラットフォームを共有するA31系のFR縦置きと異なりJ30系マキシマ同様のFF横置きが採用されたがカジュアル志向の3ナンバーとして評価された「セフィーロ(A32系 1997年のマイナーチェンジ後にWA32系ワゴンを発売)」同様に3ナンバー車の自動車税などの税金が大幅に引き下げられた平成元年の税制改革後も改革後も3ナンバー=税金(昭和同様に車税80000円以上と考える)が高く贅沢と考えていて今までの3ナンバーに関心のないユーザーでもカジュアル志向ということから3ナンバーを受け入れる土壌を創った「オデッセイ(RA1/2)」発売によりさらなる一般化が進み「BS」と言われるアナログ衛星放送チューナー内蔵テレビ受信機は16:9のワイド画面が一般化しましたがアナログハイビジョン付は予想ほど増えなかったようです。
今回の画像については本文とは関係ありませんが1994年10月三菱自動車工業が発売した「エクリプス(D20系 車検証上車名はダイアモンド・スター)」と「ミラージュアスティ(CB系)」の中間に位置づけられるCDセグメント(現在ではBCセグメントに相当)の3ナンバーサイズのサッシュレスドアを採用する2ドアノッチバッククーペで「INVECS-II」の一つであるマニュアルモード付トルコンATが採用された三菱FTO2.0V6GPX前期型(DE3A 1995年モデル)です。
Posted at 2025/05/29 11:17:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 90年代の車 | クルマ

プロフィール

「6月13日午後 http://cvw.jp/b/344557/48483468/
何シテル?   06/13 15:51
最近の車と1980年代から1990年代の車を主力にしたブログです。                    たまには、生活についても触れたいと思っています。 ...
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