• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

石狩港302のブログ一覧

2024年06月15日 イイね!

大らかで自由が利いた1990年代の週末

大らかで自由が利いた1990年代の週末今からすれば1990年代から2000年代の週末は2000年代前半までは土日連休は少なかったが現在に比べて自由が利いたといえます。
今回の画像については本文とは関係ありませんがトヨタ自動車米国法人の製造拠点「トヨタTMM」で1991年から製造開始されたカムリのグローバル向けワイド系(3ナンバー幅 XV10系 VCV/SXV15W型ワゴン・VCV/SXV15型クーペは北米生産 VCV/SXV10型セダンは日本国内生産)第一世代モデルで日本国内仕様はトヨタ自動車から1992年8月にステーションワゴン前期Ⅰ型(1993年モデル)が正規輸入が開始されて1994年10月にマイナーチェンジが行われ後期型に移行してラゲッジルームに後ろ向きサードシートを備える7人乗りフル3ナンバーステーションワゴンとしてファミリー層に根強い人気のあったトヨタセプターステーションワゴン3.0G(VCV15W 後期型1995年モデル)です。
Posted at 2024/06/15 21:42:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 90年代の車 | 旅行/地域
2024年06月09日 イイね!

円高還元と外車の価格破壊により変わる1994年輸入新車商戦

円高還元と外車の価格破壊により変わる1994年輸入新車商戦今回の記事は1993年に東京モーターショーで発表され「フォードが日本の道を変える」と言うキャッチコピーと海外メーカーとしては異例の低価格で話題となったフォード・モーター・カンパニーの世界戦略Dセグメント(現在ではCセグメント相当)ステーションワゴン・セダン「モンデオ(WF0系 欧州フォード ドイツ開発 ベルギー製造)」が4月にオートラマ店からフォード店へのチャネル名変更を行って5月に発売した「マスタング(1FA4P/TP系 4代目)」が話題となっているフォード自動車(日本)(ディストリビューターとディーラー統括はオートラマ 1997年から1999年6月はフォードセールスジャパン 1999年7月以降はフォード・ジャパン・リミテッド 現在は撤退済み VTホールディングス傘下のピーシーアイがフォード・サービス・ジャパンとしてアフターサービスを実施)発売されてから本日で30周年を経過することから平成6年4月から民間名義の自家用乗用登録新車に適用される「自動車消費税」が今までの4.5%から3%(緑ナンバー若しくは官公庁名義とリース・レンタカー用車は乗用登録でも開始時から3% 平成4年3月までは6%)への引き下げられ1993年度(平成5年4月から平成6年3月)をはじめに円高還元と「外車の価格破壊」により値下げが進み市場拡大が進む1994年夏輸入新車商戦を特集します。
フォード自動車(日本)(ディストリビューターとディーラー統括はオートラマ 1997年から1999年6月はフォードセールスジャパン 1999年7月以降はフォード・ジャパン・リミテッド 現在は撤退済み VTホールディングス傘下のピーシーアイがフォード・サービス・ジャパンとしてアフターサービスを実施)
1992年9月に発売となって1994年6月のマイナーチェンジにより「型式指定輸入自動車」に移行した右ハンドルのみとなった資本提携先(1996年から2008年は傘下 2008年から2015年は資本参加 それ以降は資本解消)のマツダが開発するクロノス兄弟の一員でMX-6(GE系)の3ドアクーペ版の「プローブ(1ZVTB)」以降からイヤーモデル変更と同時に従来型よりも値下げを進め1993年モデル以降の「トーラス(FA5/TS300系)」と「エクスプローラー(FMUX系)」から積極的な値下げを実施、特に5月に発売した「マスタング(1FA4P/TP系 4代目)」と「モンデオ(WF0系 欧州フォード ドイツ開発 ベルギー製造)」はマツダ製フォード車を含めた国産車並みの価格のエントリーグレードを投入。
クライスラージャパンセールス(ディストリビューター 西武自動車販売 一部車種を除くジープのみ本田技研工業 現ステランティスジャパンが引き継ぐ)
一部車種を除き本田技研工業がディストリビューターを行いホンダディーラーで販売する伝統的4ⅹ4ブランド「JEEP」でも「チェロキー(7MX)」がアメリカンブランドでは初の型式指定輸入自動車となったと同時に低価格グレードの「スポーツ(7MX)」が大ヒット、高級志向の「グランドチェロキー(Z系)」も本体価格500万円以内として、西武自動車販売がディストリビューターを行うビジョン(LH系)についても400万円以内の価格で投入された。
ヤナセ
夏商戦では動きはなかったがキャデラックをはじめにシボレーやビュイックとポンティアックなどの「GⅯ(ゼネラルモータース)」の1994年モデル(1993年11月発売)から円高還元による値下げを実施、当時は北米GⅯ(ゼネラルモータース)グループの一員だったが現在はステランティスグループの一員となったオペル全車種も昨年11月に値下げ、4月には主力車種「アストラ」に「カブリオ(XD200K)」が追加される。
メルセデスベンツ日本

190シリーズの後継であるが3ナンバー幅となった「Cクラス(202系)」の発売をはじめにミディアムクラス(124系)の「Eクラス」への通称名の変更と同時にメルセデス主要車種の通称機種名(グレード名)の表記の変更を行った1994年モデルから一部車種で値下げ実施、昨年10月発売のCクラス(202系)にエントリーグレードの「C200(202020)」を投入、夏商戦の末となる8月には「Sクラス(140系)」などのハイエンド車種の大幅値下げを実施。
AMG(現メルセデスベンツ日本メルセデスAMG)
メルセデスベンツ日本が正規輸入を行うハイエンド車種の大幅値下げに合わせて7月に値下げを実施。
BMWジャパン
1994年モデル(1993年10月発売)の主力車種の3シリーズ(E36)と5シリーズ(E34)は夏商戦で動きはなかったがフラッグシップモデルの「7シリーズ(E32系)」は10月にE38系に移行することから「セレクション7(GD40/GD40L)」の投入、フラッグシップ2ドアピラーレスハードトップクーペ「8シリーズ(E31系)」に「40 8S型」4.0V8DOHC32バルブエンジンを搭載する低価格グレード「840Ci」の追加。
フォルクスワーゲンアウディ日本(現フォルクスワーゲングループジャパン)
1994年モデルへの移行時に装備充実により実質値下げを実施したフォルクスワーゲンブランドについてはセダンであれば319A型時代であれば日産自動車自動車が正規輸入を行った「パサート(3A系)」のビッグマイナーチェンジによる「ヴァリアント」の輸入再開をはじめに「ゴルフ(1H系)」に「GTパッケージ(1H2E)」の限定販売を実施、「100(4A系)」のビッグマイナーチェンジにより「A6(4A系)」から通称名を3桁数字から「A#」に移行を進めるアウディブランドについては夏商戦で動きは少なかったがカーナビプレゼントを行ってた。
ミツワ自動車
夏商戦では現在では日本法人のポルシェジャパンに移管したがドイツを代表するスポーツカーブランド「ポルシェ」の主力車種の「911」を空冷エンジン最後の993型へフルモデルと同時に964型に比べて値下げを実施をはじめに1993年から総代理店となったサーブ(現在は消滅 1997年モデルからヤナセに移管)についても1993年秋の1994年モデルへの移行時に値下げを実施、特に1993年11月に2代目へフルモデルチェンジした「900(DB200系 1998年から9-3に移行)」についてはS2.0ⅰ(DB204I)が300万円を切ることが話題となった。
ボルボ・カーズ・ジャパン(現ボルボ・カー・ジャパン)
「850エステート(8B末尾W系)」が高い人気となったボルボ1994年モデルへの移行と同時に装備の充実化と値下げを実施、夏商戦では低金利クレジットが実施される。
シトロエン・ジャポン (ディストリビューターは西武自動車販売と
マツダ・ユーノス事業 1996年から新西武自動車販売とマツダ 1998年から新西武自動車販売の独占輸入 現ステランティスグループジャパンが引き継ぐ)
1993年10月に発売となった「エグザンティア(X1RF)」の1994年2月にSXグレードのみの値下げをはじめにユーノスディストリビューター車は夏商戦時に低金利クレジットが実施される。
インチケープ・プジョー・ジャパン (現ステランティスグループジャパンが引き継ぐ)
夏商戦では1994年2月に発売となった「306(N3系)」に「S16(N3S16A)」と言うスポーツモデルを6月発売。
ローバージャパン
1993年の「200・400(XW/XWD系 ホンダコンチェルトⅯA系ベース)」発売時から「フェアプレー政策」を行い日英価格格差を是正していたが1994年夏商戦では「ランドローバー(現在は現ジャガー・ランドローバー・ジャパン)」ブランドのレンジローバー(LH系)をはじめにディスカバリー(LJ系)の安全装備充実と同時に低価格化を実施、特にレンジローバー(LH系)の300万円値下げは1995年の2代目(LP系)移行前の感謝祭的な販売が大きかったようです。
ジャガージャパン(現ジャガー・ランドローバー・ジャパン)
夏商戦時には1994年3月に発売となった「デイムラー(DMS)」にマジェスティックの販売をはじめに5月にV12ソブリン(JL系)に「4.0リミテッド(JLD)」を発売。
フィアットアンドアルファロメオジャパン (現ステランティスジャパン)

夏商戦では1994年1月に価格改定となったアルファ155(167系)1994年モデルを主に販売。
ガレージ伊太利亜・オートザム
夏商戦時のランチアについてはオートザム店舗ごとに独自販促が行われる。
国内メーカー海外生産車

トヨタ自動車はカムリのグローバルモデルで国内生産のセダン(VCV/SXV10)を除き北米生産の「セプターシリーズ(XV10系)」でも1993年10月のクーペ発売の一か月後に価格引き下げを行ったセプターステーションワゴン(XV15系)1994年モデルを夏商戦では主に販売することをはじめに夏商戦の日産自動車は「プリメーラ(P10系)」でも英国生産の5ドアセダン2.0eGT(FHP10)の価格引き下げを実施をはじめに6月にテラノ(D21系)ベースに米国・フォード・モーターでも欧州フォードと共同開発でスペイン・日産モトール・イベリカ製造「ミストラル(R20系 ロング)」を正規輸入開始により乗り遅れたRVに対応、本田技研工業は1994年2月にCD7/8/CE2型へフルモデルチェンジを行ったホンダの北米法人「ホンダ・オブ・アメリカ」が生産する国内メーカー海外生産車では№1の「アコードワゴン・クーペ」の販売の強化をはじめに「シビッククーペ(EJ1/2型)」に左ハンドルの追加の実施、ランドローバー・ディスカバリー(LJ系)のOEⅯのクロスロード(LJ系 輸入元ローバージャパン 現ジャガー・ランドローバー・ジャパン)のディスカバリー(LJ系)の安全装備充実と同時に低価格化を実施を行い三菱自動車工業は1993年までの三菱自工の株主で現在ではステランティスグループの一員となった「クライスラー・コーポレーション」との合弁会社・「ダイアモンド・スター」が生産する3ドアクーペで北米では1994年にD30系に移行した「エクリプス(D20系)」は在庫販売に移行していてオーストラリアでは「マグナ・ベラーダ(サッシュ付きと言うことからシグマベース K40系)」として販売されるディアマンテ・シグマ(F10/20系)の1994年モデルのビッグマイナーチェンジ時にオーストラリア三菱製造のディアマンテワゴン(K45W)を主に夏商戦を行った。
1994年夏商戦時には正規販売がなく9月からヤナセ系の「フランス・モーターズ」の業務開始により正規輸入が再開されたルノーをはじめにスーパーカーをはじめに超高級車などの少量販売ブランドの1994年夏輸入新車商戦動向から割愛させていますのでご了承ください。
今回の冒頭画像については1993年にフォード・モーターの世界戦略車として欧州で4ドアセダン・5ドアセダンと5ドアステーションワゴン発売され、日本では1994年6月にフォード自動車日本(プロモーション・ディストリビューターはオートラマ 1997年から1999年6月はフォードセールスジャパン 1999年7月以降はフォード・ジャパン・リミテッド 現在は撤退済み VTホールディングス傘下のピーシーアイがフォード・サービス・ジャパンとしてアフターサービスを実施)からステーションワゴンとセダンの輸入販売開始されたフォードモンデオワゴン2.0GHIA(WF0NNG Mk1といわれる前期型1996年モデル)です。
Posted at 2024/06/09 12:30:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 90年代の車 | クルマ
2024年05月12日 イイね!

PD/PE/PF系デリカスペースギア発売から30周年を経過

PD/PE/PF系デリカスペースギア発売から30周年を経過本日で三菱自動車工業が4WDをメインとしたキャブオーバワンボックスカー「デリカ」の第4世代モデルで歴代デリカ初のボンネットを備えたセミキャブオーバモデルで4WD車にV20/40系パジェロ譲りのパートタイム4WDの機能をベースにセンタデフを備えたことによりフルタイム4WDの機能も両立させた「スーパーセレクト4WD」の採用をはじめにクラッシュゾーンとなるボンネットを備えたセミキャブオーバ国産3列シート車では初の1994年4月(平成6年 継続生産車は1996年1月から適用 平成8年)からの新規型式認定車に適用義務化される1994年50㎞新前面衝突基準に適合する「三菱・デリカスペースギア(PA/PB/PD/PE/PF系)」の発売から30周年経過しました。
概要
三菱自動車工業が三菱重工から分社化される前の1969年から続くキャブオーバワンボックスカー「デリカ」の第4世代モデルで2代目から続く乗用登録でオフロード走行に対応する4WDワゴンをメインとしたラインナップを継承するが先代で床下にエンジンを搭載するフルキャブオーバだった3代目スターワゴン(P0W系)とは異なり1994年4月(平成6年 継続生産車は1996年1月から適用 平成8年)からの新規型式認定車に適用義務化される1994年50㎞新前面衝突基準をはじめに欧州の安全基準への適合の関係からフロントエンジンでクラッシュゾーンとなるボンネットを備えたセミキャブオーバボディが採用されると同時に標準ボディ(PD系エアロルーフとPE系ハイルーフ/クリスタルライトルーフ)とロングボディ(PF系ハイルーフ/クリスタルライトルーフ)が用意され同一ボディで1/4ナンバー登録の貨物仕様「デリカカーゴ(PA/PB/PC末尾V系)」も同時発売される。
パワートレーン・シャシー
エンジンについてはディーゼルであれば平成6年排出ガス規制(KD-)に適合する4Ⅿ40型2.8直4SOHCインタークーラターボ付きディーゼルエンジンをPD/PE/PF8W型4WDに搭載することをはじめに4D56型2.5直4SOHCインタークーラターボ付きディーゼルエンジンPA/PB/PC5W型FRへの搭載、ガソリンエンジンについては6G72型3.0V6SOHC24VをPB/PD/PE/PF6W型への搭載をはじめにベーシックユニットの4G64型2.4直4SOHCはPA/PB/PC4W型FRに搭載される。
4WDシステムについてはV20/40系パジェロ同様の三菱独自のパートタイム4WDの機能をベースにセンタデフを備えたことによりフルタイム4WDの機能も両立させて走行状態に合わせて4段階の切り替えが行える「スーパーセレクト4WD」を搭載。
シャシーについては足回りに上級グレードに標準または一部を除きメーカオプションにより「ファジーECS」と言われる電子制御機能を組合わせれる前輪ダブルウィッシュボーン式独立懸架と後輪5リンク車軸懸架の採用をはじめにモノコックにビルトインフレームを組み合わせた高剛性ボディの採用による高いボディ剛性の実現、ブレーキにX配管を備えたと同時に前輪ベンチレーテッドディスクの採用、さらにPD/PE/PF系4WD車のリアにはドラムインディスクブレーキが採用されている。
安全性
アクティブセーフティについては「スーパーセレクト4WD」の4段階作動状態に合わせて前輪独立後輪同時制御と4輪独立制御を可能する4チャンネル制御の「マルチモードABS」のロイヤルエクシード(PF6/8型)への標準装備とメーカーオプション設定をはじめにパワーウインドウに挟み込み防止の採用と「マルチモードABS」と組み合わせが不可能であるがLSDのメーカオプションが用意された。
パッシブセーフティについては歴代デリカでは初の前面フルラップ衝突時のクラッシュゾーンとなるボンネットを備えたセミキャブオーバボディの採用により国産3列シート車では初の1994年4月(平成6年 継続生産車は1996年1月から適用 平成8年)からの新規型式認定車に適用義務化される1994年50㎞新前面衝突基準への適合に対応した衝撃吸収セミキャブオーバボディ採用をはじめにスライドドアを含めたすべてのドアにサイドドアドアビームの採用、中央部を除くすべての座席にELR機能付きの3点式シートベルト(2列目については回転対座用ELR/ALR切り替え機能付き2点式も採用)の採用や衝撃吸収ステアリングをはじめに燃料漏れロールオーババルブや内燃内装の採用、さらには運転席SRSエアバッグのメーカオプションが行われた。
キャビンデザイン
RVが持つ高い視界とセダンのような運転性を実現したコクピットの採用をはじめに2列目に回転対座機能シートの採用やエクシード以上の4WD車(PD/PE/PF)系には3連メーターが採用されていて、さらにスーパーエクシード/ロイヤルエクシード4WD(PD6W/PE6/8/PF6/8型)には電子式のマルチメータが標準装備、スーパーエクシード/ロイヤルエクシード(PA4W/5W/PB6W/8W/PD6W/PE8W/PF6W/8W型)には「ETACS」システムによるオートライトと車速感応ドアロックが供えられている。
装備
エアコンについてオゾン層の破壊の少ない「HFC」と言われるR134a代替えフロン冷媒採用のが採用されていてスーパーエクシード/ロイヤルエクシード(PA4W/5W/PB6W/8W/PD6W/PE8W/PF6W/8型)にはデュアルフルオートエアコンの標準装備をはじめにG(PC5W)を除きデュアルエアコンが標準装備。
オーディオについてはエクシード(PA4W/5W/PB6W/8W/PD6W/PE8W/PF6W/8W型)以上のグレードにはCDチェンジャコントロールを備えた2DINワンボディデッキが標準装備されていてさらにロングロイヤルエクシード(PF6W/8型 PA4W/5W/PB6W/8W/PD6W/PE8W/PF6W/8W型スーパーエクシードにもメーカオプション設定)には「スーパーオーディオステージ」と言われる前後独立機能を備えたオーディオが標準装備されている。
サンルーフについてはハイルーフに「クリスタルライトルーフ」、エアロルーフにツインサンルーフがグレードごとに用意。

年表
1994年5月 デリカスペースギア(PA/PB/PD/PE/PF系)発売。
1995年 
2月 春の特別仕様車「ジャスパー(PD/PE8W)」を発売。
5月 夏の特別仕様車「グリーンフィールド(PD/PE8W)」を発売。
10月 1996年モデル(前期2型)への一部改良と冬の特別仕様車「シャモニー(PD/PE8W)」と8ナンバーキャンピング仕様「ネスト(発売PD/PE/PF末尾改)」発売。
1996年
2月 春の特別仕様車「ジャスパー(PD/PE8W)」を発売。
6月 運転席にSRSエアバッグ標準化と助手席SRSエアバッグのメーカオプション設定をはじめにデュアルフルオートエアコンの標準装備グレードの拡大を行う1996/1997年モデルへの一部改良と同時にスーパーエクシード/ロイヤルエクシード(PA4W/5W/PB6W/8W/PD6W/PE8W/PF6W/8型)に「MMCS」と言われるデュアルフルオートエアコンコントロールパネルやGPSナビを含めたマルチシステムとパワーシートが標準装備またはメーカオプションが行われると同時にFRに特装車「ヴィーナス(PA/PB系)」発売。
9月 冬の特別仕様車「シャモニー(PD/PE8W)」発売。
1997年
1月 春の特別仕様車「ジャスパー(PD/PE8W)」を発売。
7月 4AT車に電子ファジィ制御「INVECS-II」の採用をはじめに4Ⅿ40型2.8直4SOHCインタークーラターボ付きディーゼルエンジンに電子制御噴射ポンプを採用により排ガスのクリーン化と出力向上を行い4WD車のステンレス製グリルガードの採用を停止する1997/1998年モデルへのビックマイナーチェンジを実施、同時に電動サイドステップがメーカオプション設定と全車にデュアルSRSエアバッグとプリテンショナーシートベルトが標準装備される。
9月 冬の特別仕様車「シャモニー(PD6W/PD8W/PE8W)」発売。
1998年
6月 1998/1999年モデルへの一部改良と同時にFR2.4ガソリン(PA5W)にエアロ追加。
11月 冬の特別仕様車「シャモニー(PD6W/PD8W/PE8W)」発売。
1999年
3月 FR2.4ガソリン(PA5W)に特装車「ヴィーナス(PA5W)」発売。
6月 電子制御噴射ポンプを採用する4Ⅿ40型2.8直4SOHCインタークーラターボ付きディーゼルエンジン搭載の4WDディーゼル車の(PD/PE/PF8W)の平成10年排出ガス規制(KH-)適合をはじめに両側スライドドアの設定やPD/PE系4WD車にもエアロ仕様と「ヴィーナス」と言われる特装車を追加すると「シャモニー(PD6W/PD8W/PE8W)」定期グレード化行うと同時に1999/2000年モデル年モデルへの一部改良、また4D56型2.5直4SOHCインタークーラターボ付きディーゼル搭載車(PA/PB/PC5W)の黒煙排出量が平成10年排出ガス規制(KH-)に対応しないことからPA/PB/PC5W型FRディーゼルが廃止される。
2000年
6月 安全性強化と売れ筋グレード「シャモニー(PD6W/PD8W/PE8W)」繰りくデザインの変更を行った2000/2001年モデルに一部改良
2001年
平成12年発覚のリコール隠し事件の関係から年改なし。
2002年

1月 標準ボディハイルーフ(PD6W/PE8W)に「デリカ4WD・パジェロ発売20周年記念車20thアニバーサリーリミテッド」が限定販売される。
8月 6G72型3.0V6SOHC24V搭載車(PD/PF6W)の平成12年排出ガス規制(GH-)適合と同時に2002年/2003年モデルに一部改良を実施。
10月 従来の自動車NOx法が粒子状物質(PⅯ)も規制の盛り込んだ自動車NOx・PM法に変更され5/3ナンバーのディーゼル乗用車が登録規制に対象となったことから4Ⅿ40型2.8直4SOHCインタークーラターボ付きディーゼルエンジン搭載の4WDディーゼル車(PD/PE/PF8W)が東京都をはじめに神奈川県や千葉県と埼玉県と言った首都圏をはじめに大阪府や兵庫県と言った関西圏や愛知県や三重県と言った東海圏の指定市町村本拠での新車登録が不可能と同時に既存の4Ⅿ40型2.8直4SOHCインタークーラターボ付きディーゼルエンジンを搭載するPD/PE/PF8W型4WDや4D56型2.5直4SOHCインタークーラターボ付きディーゼルエンジン搭載のPA/PB/PC5W型FRについても指定地域本拠の場合は「DPF」などの対策触媒取り付けによるNOx解除を行わない限り一定年数以上の場合は車検更新と対策外地域から移転登録が不可能。
2003年 10月 ガソリン3.0V6にパイオニア製「Carrozzeriaサイバーナビ」をメーカーライン装着した特別仕様車「HDDナビエディション(PD6W)」発売。
2004年 10月 自動車NOx・PM法をはじめに平成15年排出ガス規制(KN-)
に適合しない4Ⅿ40型2.8直4SOHCインタークーラターボ付きディーゼルエンジンを搭載するエアロルーフ(PD8W)であれば全高の関係から5ナンバー登録(ディーゼル車は排気量ではなく車体により1/3ナンバー登録と言うことから2000㏄以上でも車体が小型車枠に収まった場合は4/5ナンバー登録)が用意されるPD/PE/PF8W型4WDと平成16年発覚の第2次リコール隠し事件の余波によりロング(PF6/8W型)の廃止をはじめに外装変更を行った2005年モデルへのマイナーチェンジを実施、6G72型3.0V6SOHC24V搭載のPD6W型標準ボディのみでエアロルーフとクリスタルライトルーフ付きを含めたハイルーフのみとなって3ナンバー専用車に移行する。
2005年 1月 「アクティブフィールドエディション(PD6W)」追加。

10月 平成18年1月からの道路運送車両法改正による2006年灯火器基準に対応する2006年モデルに一部改良を実施、スーパーエクシードは「アクティブフィールドエディションSE(PD6W)」に移行する。
2006年 
11月または12月 2007年1月からのデリカとしたら第5世代目で2000年代前半に三菱自動車工業の主要株主のダイムラークライスラー(現ダイムラーグループ・メルセデス・ベンツ クライスラーはステランティスグループの一員 現在の三菱自工は日産ルノーアライアンスの一員で日産自動車が筆頭株主)共同開発の「グローバルスモールプラットフォーム」を採用する歴代デリカでは初のFF横置きベースの4WDシステム「AWC」が採用される「デリカD:5(CV系)」への移行により生産終了。
当時の三菱自動車工業はダイムラーベンツ(その後のダイムラークライスラー 現ダイムラーグループ・メルセデスベンツ)をはじめにクライスラーコーポレーション(現在のクライスラーはステランティスグループの一員)と言った外国資本の自動車メーカーとの言った外国資本の自動車メーカーとの関係を持ちながらも三菱重工業の戦後早々の3社分割により「中日本重工業」が自動車生産を受け持っていた1950年代に当時の米国ウイリス車のライセンスにより「ジープ(J系 その後のJEEP商標はAMCアメリカンモーターズ その後はクライスラーコーポレーションが引き継ぐ 現在のクライスラーはステランティスグループの一員)」の生産を行ったその後の三菱重工業や分社後の三菱自動車工業が培った4WDノウハウにより1982年に発売した「パジェロ(L系)」の「パリダカ」と言われる「パリ・ダカールラリー」出場によるヒットが始まりデリカスターワゴン4WDもP0系から定着、平成元年の税制改革による3ナンバー車の自動車税の引き下げをはじめに1991年のパジェロのV2/4系フルモデルチェンジによりRVブームが本格化して2列シートのハイトワゴンにライトクロスカントリーの要素を組み込んだ現在で言う「クロスオーバー」の先駆けと言っていい「RVR(N20/30系)」でも3ナンバー仕様のN20WG系スポーツギアのヒットで三菱自動車工業はRVカテゴリーをリードすると同時にバブル崩壊期でも高い業績を記録してPA/PB/PD/PE/PF系デリカスペースギアもRVブームにより高い人気となりましたがその後、社外品で改造申請がオーバーフェンダーを含めたワイドトレッドキットも出てPB/PF系ロングのみが車幅180㎝以上であれば結果が違ったと思いますが特に標準ボディはルーフによって全高が違っても4ナンバーバンとボディを共有する関係から一部雑誌で車幅に対して重心が高く高速走行時の横転リスクが高いと指摘も出たことにより販売の下降が始まり同年10月に1991年の本田技研工業の創業者本田宗一郎氏の死後のバブル崩壊期にRVブームへ乗り遅れたことによりクライスラー系で現在はステランティスN.V.の一部ブランドとなった「JEEP」をはじめに当時はローバーグループで現在ではインド・タタモーターグループとなった「ランドローバー」やいすゞ自動車のRVをOEⅯで取り扱ってRVブームに対応したときに実際にはお蔵入りとなったがRVブームで好調の三菱自工に買収される報道も出たホンダの4輪事業のV字回復を果す結果となったアコード(CD系)をベースにするホンダ自社生産初の3列シートミニバンで3ナンバー車の自動車税などの税金が大幅に引き下げられた平成元年の税制改革後も改革後も3ナンバー=税金(昭和同様に車税80000円以上と考える)が高く贅沢と考えていて今までの3ナンバーに関心のないユーザーでもカジュアル志向ということから3ナンバーを受け入れる土壌を創った「オデッセイ(RA1/2)」の大ヒット以降からRVの主流がFR縦置きベースからFF横置きベースに移行が進みPA/PB/PD/PE/PF系デリカスペースギアも1997年のビッグマイナーチェンジにより歩行者安全対策が大きいがステンレス製グリルガードの採用を停止するなどカジュアル路線にシフトしましたが車幅に対して重心が高く高速走行時の横転リスクが高いと指摘から予想ほどではなく3列シートのミニバンの主流がスライドドア採用の1BOXタイプからヒンジドアのステーションワゴンに移行して三菱自工も日産自動車の「プレーリー(当時はⅯ11系JOYを生産)」と並ぶミニバンのパイオニア「シャリオ(N30/40系)」を3ナンバーサイズの「シャリオグランディス(N8/9系)」に移行、エンジンの変更によりRA3/4/5型に移行した「オデッセイ」に対抗、P系デリカファミリーを超える人気車に5ナンバーサイズだったN30/40系シャリオの代替え用として5ナンバーヒンジドアミニバン「ディオン(CR系)」を投入、2000年代前半にダイムラークライスラー(現ダイムラーグループ・メルセデスベンツ 現在のクライスラーはステランティスグループの一員 当時は三菱自工の一部門だったふそうトラック・バスは2003年に三菱ふそうトラック・バスとして分社化、現在はダイムラーグループ・ダイムラートラックの子会社でトヨタ自動車グループで令和3年度であるが令和4年に排ガス不正事件が発覚した日野自動車を経営統合予定)とのアライアンスの締結による経営再建の一つとなった同年発覚で自動車業界に大きな衝撃を出した三菱自動車リコール隠し事件とリーンバーン方式のガソリン直噴エンジン「GDI」の不具合から三菱車全体の新車登録台数が激減、特に「ディオン(CR系)」は野暮ったいデザインが不評で「シャリオグランディス(N8/9系)」はリコール隠し発覚前の勢いはなく2003年にダイムラークライスラー共同開発の「グランディス(NA4W 2009年国内販売撤退)」に移行したが2003年に三菱自工の一部門から分社化された三菱ふそうトラック・バスを子会社化したダイムラークライスラー(現ダイムラーグループ・メルセデスベンツ 現在のクライスラーはステランティスグループの一員)との資本提携が打ち切られる結果となった平成16年発覚の三菱自動車第二次リコール隠し事件と当時のダイムラークライスラー傘下から外れて三菱商事をはじめに東京三菱UFJ銀行(現三菱UFJ銀行)や三菱重工業による再建が行われていた2005年に7人乗りも用意するクロスオーバーSUV「アウトランダー(CW系)」発売によりさらに販売が低迷、PA/PB/PD/PE/PF系デリカスペースギアは三菱自工の経営をはじめに法改正対応によりラインナップ削減もありましたが毎年イヤーモデル制による改良と特別仕様車を発売することにより月間新車登録が500台以下になっても根強いユーザーを獲得してたようです。
デリカでも3ナンバー3列シートスライドドアワゴンの系譜は2007年にデリカとしたら第5世代目で2000年代前半に三菱自動車工業の主要株主のダイムラークライスラー(現ダイムラーグループ・メルセデス・ベンツ クライスラーはステランティスグループの一員 現在の三菱自工は日産ルノーアライアンスの一員で日産自動車が筆頭株主)共同開発の「グローバルスモールプラットフォーム」を採用する歴代デリカでは初のFF横置きベースの4WDシステム「AWC」が採用される「デリカD:5(CV系)」へ移行して歴代デリカ4WDワゴン同様に毎年イヤーモデルによる地道な改良により根強いユーザーを獲得して2013年モデル(発表は2012年)からエコカー減税によるクリーンディーゼル普及政策により新車登録時には100%免税であったが今年度以降から(今年度は平成25年3月までの初度登録車が対象)自動車税15%重課算となる「4N14型」2.2直4DOHCコモンレール式DI-Dクリーンディーゼルエンジンを搭載する「Dシリーズ(CV1W)」が追加してPD/PE8W型ディーゼル4WDからの代替えユーザーを獲得して2010年代後半にデリカ3ナンバー3列シートスライドドアワゴンは「D:6」へ大型化を行いGG系以降の「アウトランダー」同様に「PHEV」と言われる化石燃料を併用しながらも外部電源からバッテリーへの充電により走行可能の「プラグインハイブリッド」を用意するフルモデルチェンジの話も出たが平成28年に発覚して令和以降であれば日野自動車排ガス不正事件やダイハツ工業衝突実験不正では型式指定取り消しを可能とする道路運送車両法改正に至ることを作った日産自動車と三菱自動車工業の軽自動車開発合弁会社「NMKV」の燃費不正事件による三菱自動車工業の「日産・ルノー・アライアンス」への参加により2010年代後半に大きく求められて現在は義務付け装備が多くなった「ADAS(運転支援システム)」装備と平成30年排出ガス規制による尿素SCRが必要なNOx後処理装置搭載への対応は2018年前後に予定された「G#系D:6」へのフルモデルチェンジではなく2019年のビッグマイナーチェンジによる対応となって「三密」回避のためにマスメディア主導により一時的にマイカー論が高い時期もあった今月8日に日本国内では第五類に移行して1年経過した「COVID-19(SARS-CoV2)」と言われる「コロナ2019」により発生したコロナショックから1年後の2021年に「ルノー・日産・三菱アライアンス」の「CMF-C/Dアーキテクチャ」採用により海外では「コンベ」と言われるガソリン内燃車も用意するが日本国内ではPHEV専用に移行したGN0系アウトランダーと異なり尿素SCRが必要なNOx後処理装置搭載のクリーンディーゼルを用意しながらもPHEVと言われる化石燃料を併用しながらも外部電源からバッテリーへの充電により走行可能での「プラグインハイブリッド」を用意する「CMF-C/Dアーキテクチャ」採用で将来的に強化される「CAFE」や「CASE」への対応に視野を入れた「G#系D:6」へのフルモデルチェンジまではまだ時間がかかっていて世界的にFF横置きベースのミニバンはFR縦置きベースのフレームシャシーのピックアップトラックに比べて台数が出ないことから「トライトン(LC2T 海外名L200)」にフルモデルチェンジに先を越されたことが現状です。
今回の画像については本日で発売30周年を経過したPD/PE/PF系デリカスペースギア4WDを特集します。
1枚目の画像についてはPD/PE/PF系デリカスペースギア4WD前期型でも1996年6月の一部改良により1996/1997年モデルに移行した三菱デリカスペースギア2.8ディーゼルターボ標準ボディXRハイルーフ前期Ⅲ型(PE8W)です。
2枚目の画像についてはPD/PE/PF系デリカスペースギア4WDでも1997年7月以降のビッグマイナーチェンジ後で2000年代以降に発売された2002年1月に「デリカ4WD・L系パジェロ発売20周年記念車として発売された」三菱デリカスペースギア2.8ディーゼルターボ標準ボディ20thアニバーサリーリミテッドハイルーフ(PE8W)です。
3枚目の画像については2004年10月の最終型へのマイナーチェンジにより自動車NOx・PM法をはじめに平成15年排出ガス規制(KN-)に適合しない4Ⅿ40型2.8直4SOHCインタークーラターボ付きディーゼルエンジンを搭載するエアロルーフ(PD8W)であれば全高の関係から5ナンバー登録(ディーゼル車は排気量ではなく車体により1/3ナンバー登録と言うことから2000㏄以上でも車体が小型車枠に収まった場合は4/5ナンバー登録)が用意されるPD/PE/PF8W型4WDと平成16年発覚の第2次リコール隠し事件の余波によりロング(PF6/8W型)の廃止をはじめに外装変更を行いPD6W型のみとなって平成17年度に導入された三菱デリカスペースギア3.0V6シャモニーエアロルーフ(PD6W 最終Ⅱ型と思われる)の捜査車両です。
4枚目の画像についてはPD6W型デリカスペースギア最終型でも平成18年1月からの道路運送車両法改正による2006年灯火器基準に対応する2006年モデル(最終Ⅱ型)に一部改良を実施と同時に2005年1月に追加されて好評だった「アクティブフィールドエディション」をメインとした三菱デリカスペースギア3.0V6アクティブフィールドエディションハイルーフ(PD6W 最終Ⅱ型)です。
Posted at 2024/05/12 08:45:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 90年代の車 | クルマ
2024年05月10日 イイね!

1994年夏乗用RV新車商戦

1994年夏乗用RV新車商戦今回の記事は本日に1993年の東京モーターショーに参考出品されて好評だったトヨタRAV4L/J(SXA10G)の発売、2日後の12日に三菱デリカスペースギア4WD(PD/PE/PF系)の発売から30周年を経過することから1994年度上半期でも6月から7月支給を主にする夏のボーナス(賞与)商戦に向けた5/3ナンバー乗用車登録(8ナンバーのキャンパー仕様も含む)の乗用RV4WD(四輪駆動)商戦を振り返ります。
バブル崩壊の本格化から3年目でも平成6年4月からの民間名義の自家用乗用登録新車に適用される「自動車消費税」の3%(緑ナンバー若しくは官公庁名義とリース・レンタカー用車は乗用登録でも開始時から3% 民間名義の自家用乗用登録新車は平成4年3月までは6% 民間自家用でも1/4ナンバーの貨物車とキャンピングカーなどの特殊車両は8ナンバーは平成元年4月から3%)への引き下げにより昨年度の1993年度に比べて新車販売は盛況で現在ではSUVと言われる5/3ナンバー登録のクロスカントリー4WDをはじめにステーションワゴンやミニバンを含めた3列シートワンボックスワゴンなどのいわゆる「RV(レクレーションナルビーグル)」の割合は大きく高まっていたようです。
トヨタ自動車

夏商戦時には今までの「ランドクルーザー80(J80系)」をはじめに「プラド(J78系)」や「70(J70系)」などの「ランクルファミリー」や「ハイラックスサーフ(N130系)」などのFR縦置きベースでフレームシャシーやピックアップをベースにする本格クロスカントリー4WDとは異なり現在までのクロスオーバーSUVの走りと言っていいセリカGT-FOUR(ST205)と同様のセンターデフフルタイム4WD(トルセンLSDをメーカーオプション設定)を採用するモノコックボディFF横置きベースのライトクロスカントリー4WDのパイオニアとなって5月に発売した「RAV4L/J(SXA10G)」は3ドアのショートボディのみ(1995年5月の2型への改良によりSXA15Gロング追加 オーバーフェンダーワイドトレッドにより3ナンバー登録のタイプGスポーツは1996年秋追加末尾W系)でありながらも都会にも合う洗練されたデザインと当時はアイドルグループ「SMAP」のメンバーで現在は俳優の「キムタク」こと木村拓哉氏をイメージキャラクターに起用したことにより多くの雑誌に積極的な広告を行い若年層をメインに大ヒット、発注から生産-出荷-登録-納車までに数か月と言うことが多くステーションワゴンについては「カルディナステーションワゴン(T195G系)」と「スプリンターカリブ(AE95G)」にしかフルタイム4WDが用意されなかったが特にカルディナステーションワゴン(T190G系)については官公庁向け特販営業の強いトヨタ店とトヨペット店の入札時の落札率の高さから消防指令車に導入が進み「ルシーダ・エミーナ」を含めた「RR15/25系エスティマ系4WD」や「ハイエースワゴン4WD(KZH106W/G系)」などの3列シートのミニバン・ワンボックス系も8ナンバーのキャンピング登録に対応する「シャルム」をラインナップ。
日産自動車

5/3ナンバー登録の乗用RVでも4/1ナンバー登録の商用車ボディ共有派生の車種は多かったが5/3ナンバー登録の乗用専用RVでも3列シートクロスカントリー4WDに乗り遅れたことから夏商戦時の6月にテラノ(D21系)ベースに米国・フォード・モーターでも欧州フォードと共同開発でスペイン・日産モトール・イベリカ製造「ミストラル(R20系 ロング)」を正規輸入開始、4/1ナンバー登録の商用車ボディ共有派生の5/3ナンバー登録の乗用RVについてもお買い得仕様車の発売をはじめに「オーテックジャパン(現日産モータースポーツ&カスタマイズ)」が手掛ける特装車の充実、4ナンバー仕様の「カーゴ」を用意する5ナンバーセミキャブオーバーミニバン「バネットセレナ(C23系 同年6月からセレナに改称)の派生車種の3ナンバーセミキャブオーバーミニバンで同一ボディ貨物登録仕様(1ナンバーカーゴ)を用意しない「ラルゴ(W30系)」に「オーテックジャパン(現日産モータースポーツ&カスタマイズ)」が手掛ける「ウミボウズ(NW/NVW30)」を設定。
本田技研工業
夏商戦時にはEF系と言うことから陳腐化が進んでいたが7月に「ビーグル」が追加されるシビックシャトル4WD(EF5)を除き自社開発RV4WDがなく相互OEⅯ関係だった「いすゞ自動車」の「ミュー(UCS69DW)」のOEⅯの「ジャズ (UCS69DWH)」やビッグホーンロングのOEⅯ「ホライゾン(UBS25/69DWH)」をはじめに「ローバージャパン(現ジャガー・ランドローバー・ジャパン)」が輸入する「ランドローバー・ディスカバリー(LJ系)」のOEⅯの「クロスロード(LJ系)」と「クライスラージャパンセールス(現ステランティスジャパンが引き継ぐ)」が発売する「クライスラー・JEEP」を取り扱ってアメリカンブランドでは初の型式指定輸入自動車となった「チェロキー(7MX)」は大ヒットしたが本格的にホンダがいわゆるRV4WDに対応できたのは実際にはお蔵入りとなったがRVブームで好調の三菱自工に買収される報道も出たホンダの4輪事業のV字回復を果す結果となったアコード(CD系)をベースにするホンダ自社生産初の3列シートミニバンで3ナンバー車の自動車税などの税金が大幅に引き下げられた平成元年の税制改革後も改革後も3ナンバー=税金(昭和同様に車税80000円以上と考える)が高く贅沢と考えていて今までの3ナンバーに関心のないユーザーでもカジュアル志向ということから3ナンバーを受け入れる土壌を創った「オデッセイ4WD(RA2)」以降のようです。
三菱自動車工業

歴代デリカでは4世代目で初のボンネットを備えたセミキャブオーバモデルで4WD車にV20/40系パジェロ譲りのパートタイム4WDの機能をベースにセンタデフを備えたことによりフルタイム4WDの機能も両立させた「スーパーセレクト4WD」の採用をはじめにクラッシュゾーンとなるボンネットを備えたことにより新安全基準に対応した「デリカスペースギア4WD(PD/PE/PF系)」発売をはじめに「パジェロ(V2/4系)」に特別仕様限定車の発売やデリカでも第3世代目でフルキャブオーバモデル「デリカスターワゴン4WD(P25/35W)」も1994/1995年モデルへの改良が行われてRV4WD№1メーカーとしてのラインナップを充実させていたが夏商戦時にはミドルクラス(現在ではCDセグメント以上)以上の4WDステーションワゴンラインナップがなかったようです。
マツダ

夏商戦時には5チャネル作戦の混乱と失敗によるRVブームへの大きい乗り遅れより「プロシードマービー(UV66R)」をはじめに「ボンゴワゴン4WD(SSE/SSF8R)」や「カペラカーゴワゴン(GVER/FR)」の3車種しかRV4WDがなく3車種ともに特別仕様車を用意していましたが巻き返しを図るのはクロノス系ベースでも5ナンバーサイズの「カペラ(CG2系)」発売以降にビッグマイナーチェンジを行いカペラワゴンに移行した秋冬以降です。
富士重工業(現SUBARU)

昨年10月のBG5/7/A/C型へのフルモデルチェンジにより先代のBF3/5/7/A/C型以上にステーションワゴン№1を独走するレガシィツーリングワゴン4WD(BG5/7/A/C型)に山間部の地方都市で人気の高いBF3型Ⅿi/Ti後継のベーシックグレードのEJ18型水平対向4気筒SOHCを搭載する1.8LX(BG3)を追加することをはじめに「インプレッサスポーツワゴン4WD(GF4/6/8/A)」にお買得仕様とスバルテクニカインターナショナル(STI)によるチューニングカー「WRX STiバージョン(GF8改)」を発売することで夏商戦時でもステーションワゴン№1を高めていて6月に軽自動車ベースで唯一の5ナンバー3列シートワンボックス「ドミンゴ」もKK/KS系サンバーベースのFA系にフルモデルチェンジ、当時はGM(ゼネラルモーターズ)系のいすゞ自動車との相互OEⅯ関係を富士重工業(現SUBARU)から本田技研工業と日産自動車に変更した関係からスバルでも同一通称名で販売されたビッグホーンロング(UBS25/69GWS)の販売が1993年9月に終了したことからRVでもクロスカントリー4WDが不在でした。
いすゞ自動車

「ジェミニ」が本田技研製造のドマーニOEⅯ移行後(MJ1/2)のいすゞの乗用車全体の主力車種でISUZURVフラッグシップとして1993年秋のマイナーチェンジ以降人気を高めている「ビッグホーン(UBS25/69GW/DW系)」に「LSフィールドスター(UBS69GW/DW系)」を発売と同時に低金利クレジットを実施、3ナンバークロスカントリー4WDでもカジュアルRV「ミュー(UCS69DWⅯ)」については特別仕様車が8月発売と言うことから夏商戦時は今一つで、いすゞでは最初で最後の自社生産3列シートキャブオーバーワゴンとなった(2代目は日産自動車キャラバンE24系のOEⅯ)「ファーゴワゴン4WD(WFS62DW)」はベースが1980年発売と言うことから極端に陳腐化が進んでいて一般個人ユーザーは少なく取引先を含めた関係者と事業所所在自治体ユーザーがほとんどだったようです。
スズキ
当時は4ナンバーの軽商用バンのみであるが軽自動車クロスカントリー4WDの代名詞「ジムニー」の5ナンバー登録の小型乗用車版「ジムニーシエラ(JB31W)」とエスクード(TA/TD末尾1W系)に特別仕様車を発売。
ダイハツ
小型乗用クロスカントリー4WDの「ロッキー(F300系)」にお買い得仕様車の「マリンライナー」を追加することをはじめに1993年5月のY78W型へのビッグマイナーチェンジによりトヨタOEⅯを除く国内向けダイハツ車では唯一の3ナンバーサイズとなったラガー(F70系)は一部の需要のみでL200系ミラ3ドアセダン4WDのRVモデルの「RV-4(L210S)」は秋商戦となるが9月のL500系へのフルモデルチェンジの関係から94年夏商戦では在庫のみだったと思われる。
マツダ製フォード車を含めた海外ブランド日本向けモデル
1994年夏商戦時に日本国内で正規販売される4WDRVに該当するドイツ系車種はメルセデスベンツ日本が正規販売EクラスステーションワゴンE300 4マチック(124290)をはじめに「ゲレンデバーゲン」の300GEショート(463227)と300GEロング(463228)しかなく1994年5月現在のBMWジャパンとフォルクスワーゲンアウディ日本 (フォルクスワーゲングループジャパン)は4WDRVに該当する車種の正規輸入を行っていかったようです。
夏商戦時のイギリス系はローバージャパンが正規販売を行う「ランドローバー(現在は現ジャガー・ランドローバー・ジャパン)」ブランドのレンジローバー(LH系)をはじめにディスカバリー(LJ系)の安全装備充実と同時に低価格化を実現、特にレンジローバー(LH系)の低価格化は1995年の2代目(LP系)への移行による感謝祭的な販売が大きかったようですが300万円値下げは当時のローバージャパンが行う「フェアプレー政策」の一つとして大きく話題になったようです。

夏商戦時のアメリカ系はクライスラージャパンセールス(現ステランティスジャパンが引き継ぐ)が正規輸入が行う「クライスラー・JEEP」はアメリカンブランドでは初の型式指定輸入自動車となって本田技研工業がディストリビューターでホンダディーラーでも販売を行って大ヒットしたチェロキー(7MX)をはじめにグランドチェロキー(Z系)やラングラー(8C系)の人気も高まっていて、「フォードが日本の道を変える」と言う広告に基づきオートラマ店からフォード店へのチャネル名変更を行ったフォード自動車(日本)(ディストリビューターとディーラー統括はオートラマ 1997年から1999年6月はフォードセールスジャパン 1999年7月以降はフォード・ジャパン・リミテッド 現在は撤退済み VTホールディングス傘下のピーシーアイがフォード・サービス・ジャパンとしてアフターサービスを実施)が販売するRV4WDは米国製のエクスプローラー(FMUX系)をはじめにマツダ製のボンゴワゴン4WD(SSE/SSF8R)の兄弟車の「スペクトロン4WD(SSE/SSF8RF)」とカペラカーゴ4WDの兄弟車のテルスターワゴン4WD(GVERF/FRF)」の3車種を取り扱っていたが3車種ともに大改良前と言うことから値引きと無料オプション多く行っていて、ブロンコなどの型式認定未取得も多い近鉄モータース扱い車種は一部のフォード店(旧オートラマ店)で販売、ヤナセ(現在の輸入元はゼネラルモーターズ・ジャパンに移行)が発売するGⅯ(ゼネラルモータース)のRV4WD車ではアストロAWD(CL14G)をはじめにS-10ブレイザー(CT系)とブレーザーシルバラードのシボレーブランド3車種を正規取り扱い。
イタリア系ではダイハツ・ラガー(F70系)をベースとするが独自エンジンとデザインの「ベルトーネ・フリークライマー」をガレージ伊太利亜が正規販売、フランス系とスウェーデン系ではRV4WDに該当する車種は1994年の夏商戦時には正規輸入されていなかったようです。
今回の冒頭画像については本日にトヨタ自動車から発売されて30周年を経過する現在までのクロスオーバーSUVの走りと言っていいモノコックボディFF横置きベースにセリカGT-FOUR(ST205)と同様のセンターデフフルタイム4WD(トルセンLSDをメーカーオプション設定)を採用する「RAV4L/J(SXA10G Lはカローラ店 Jはオート店 その後のネッツ店)」でも1995年5月の2型への改良により「V」と言われるSXA15G型5ドアロング追加されたトヨタRAV4L V(SXA11G 前期型)です。
Posted at 2024/05/10 14:16:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 90年代の車 | クルマ
2024年04月29日 イイね!

平成の終焉と令和への改元から5年特別企画 平成1ケタ台に普及した商品(スポーツ系を除く4WD乗用車)

平成の終焉と令和への改元から5年特別企画 平成1ケタ台に普及した商品(スポーツ系を除く4WD乗用車)平成の終焉と令和への改元から5年特別企画 平成1ケタ台に普及した商品(スポーツ系を除くライトRVを含んだモノコックボディの4WD乗用車)です。
国産モノコックボディの四輪駆動車は1970年に富士重工業(現SUBARU)が「スバルff-1」の4ナンバーライトバン仕様をベースに東北電力の要請により日産・ダットサンブルーバード(510系)のリアアスクルを取り付ける形が最初で1974年に「レオーネ(1971年発売 A2/6系 ライトバン4WDは1972年発売)」のセダン(厳密にいえばサッシュレスドアのピラードハードトップ)に量産乗用車世界初の4WDを発売、1979年にAB/AF/AM系へフルモデルチェンジ、1981年のツーリングワゴン(AJ系)の発売によりトヨタ自動車が1982年にスプリンターカリブ(AL25G ターセルベース)を発売、1984年のレオーネのAA/AG/AL系へのフルモデルチェンジに対抗して三菱自動車工業がコルディア・トレディア(A200系)に国産横置きエンジンでは初のパートタイム4WD(A213G)を追加しました。
1985年にマツダが「ファミリア」のBF系へのフルモデルチェンジに国産では初のセンターデフ(プラネタリーギア方式)を備えるフルタイム4WD(BF末尾R系 オートラマで販売される日本フォード・レーザーはBF末尾RF系)の発売を皮切りに「フルタイム」と言われる常時またはシリコンオイルを要する「ビスカスカップリング」のラグにより前後駆動切り替えを行う「スタンバイ」と言われるドライバーによる切り替え操作を不要とした前輪駆動横置きエンジンベース車を主とする4WD乗用車のラインナップが拡大、当初は3ペダルのMTのみの車種が多かったが「ブルーバード(RNU12)」から採用される日産自動車のセンターデフフルタイム4WD「ATTESA」をはじめにスパイクタイヤによる粉塵問題を八端としたスパイクタイヤ及び粉塵防止法の成立に合わせるように4WD2ペダルATのラインナップ拡充して4WD2ペダルATのラインナップは積雪地では必需と言えるようになって平成特に1990年代に入ってからは現在のクロスオーバーSUVの走りと言えるライトRVのシェア拡大により4WD2ペダルATの一般化が進みました。
スタビリティコントロールやトラクションコントロールにより二輪駆動車でも凍結路の走行アシスト機能が供えられた現在でも「4WD」や「AWD」と言われる総輪駆動は凍結積雪地での走行をはじめに販売拡大に必要な機構の一つで特に北海道では車両購入時に4WDの機能で選ぶユーザーが多く現在ではハイブリッドなどの電動走行機搭載車ではプロペラシャフトを廃した「電動モータ4WD」が増えていますが現在でも積雪凍結地のではプロペラシャフトを有する電子制御を含めた機械式4WD/AWDが高く信頼されているようです。
今回の画像については消費税導入と同時に3ナンバー車の税金を引き下げた税制改革とマツダ5チャネル作戦の象徴と言われるクロノス兄弟の一員の3ナンバーサイズのDセグメントカー(現在ではCDセグメントに相当)「クロノス(GE系)」のアンフィニ店(現マツダアンフィニ店 一部地域のみ)取り扱い5ドアハッチバックセダン版で海外では「626」として販売されて前身のカペラ(GD末尾R系)同様にビスカスLSD付きセンターデフフルタイム4WDが採用されて3ナンバー4WDのラインナップがまだ少ないことから凍結積雪地で台数の出たマツダアンフィニMS-62.0タイプFフルタイム4WD(GESR 1992年10月以降のⅡ型)と思われる。
Posted at 2024/04/29 15:54:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 90年代の車 | クルマ

プロフィール

「8月最終日まで残り一週間 http://cvw.jp/b/344557/48616656/
何シテル?   08/24 07:01
最近の車と1980年代から1990年代の車を主力にしたブログです。                    たまには、生活についても触れたいと思っています。 ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

      1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 181920 21 22 23
24252627282930
31      

リンク・クリップ

プロダクトプレイスメント 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/08/23 11:00:13
タクうまの放送が確認できていない木曜日 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/08/07 21:19:40
4/20の第35回トヨタ博物館CCF用に私が作成展示したパネル『ユーノス500 紹介編』 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/07/27 22:14:55

愛車一覧

トヨタ プレミオ トヨタ プレミオ
今回納車になった車です。 本来はアリオンのA20(AZT240)にしたかった。 18X  ...
トヨタ カムリ トヨタ カムリ
北海道では少ないFF車です。 2.0ZX 平成3年 ...
日産 サニー 日産 サニー
2台目の車です。 平成22年6月退役、廃車。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation