
今回の納品されたマツダランティス(CBA系)のミニカーを取り上げます。

ミニカー本体については外資系出版社のアシェット・コレクションズ・ジャパンが展開する一か月に2回発売する「国産名車コレクション スペシャルスケール1/24」と言うプラモデルと同一のダイキャスト製1/24スケールサイズで最高レベルの回転性と吹き上がり性能が評価されたKF-ZE型2.0V6DOHC24Vエンジンを搭載する1993年8月(発売は9月)発表の4ドアハードトップクーペ2.0V6タイプR(CBAEP 前期Ⅰ型)を再現しています。

CBA系ランティスクーペのミニカーについてはマイナーでもモデルカーとして恵まれた車種で以前にも2013年に実車発売開始20年記念としてインターアライドが展開する「ハイストーリー」ブランドで発売された1/43スケールのレジン製モデルをはじめに2003年には発売開始10年記念としてUSEBRANDから1/43スケールのコールドキャスト製モデルと欧州仕様の323F(BA系)も新車当時に1/87スケールのモデルがドイツのヘルパ社から製品化され、その後NEOから1/43スケールのモデルがリリースされていて、2000年代前半には国内仕様の1/24スケールのガレージキットが限定で生産されていました。

教習車またはテレビ朝日系「木曜ドラマ・新空港物語」の第5話以降の劇用車に起用された個人的に製品化を期待してる4ドアハードトップセダンのミニカーは最上級グレードの2.0V6タイプR(CBAEP)を含めてクーペに比べて地味な存在と言う事から一度も製品化されていないと思います。

1990年代前半の5チャネル作戦時代のマツダ車のミニカーはマツダ純正モデルカーも手掛けているインターアライドが展開するハイストーリーブランドでクロノス兄弟の一員であるCA系ユーノス500をはじめにLV系MPV前期型と言った人気の高いNA系ユーノスロードスター及びFD3S型アンフィニRX-7以外もリリースされるようになりましたがCBA系ランティス4ドアハードトップセダンのミニカーをはじめにGE系クロノスの5ドアハッチバックセダン版でアンフィニ店(マツダアンフィニ店)取り扱いのGE系アンフィニMS-6や現在では日本国内から撤退したフォードブランドであるがGE系MX-6の北米製3ドアハッチバッククーペ版と言っていいプローブGT右ハンドル仕様(1ZVTB)の製品化を期待したいと言えます。

新安全基準適合第一号車として衝突安全性をはじめにクラス最高のボディ剛性や錆対策とCBAEP型2.0V6には5ナンバーサイズのFF車では数の少ない回転性と吹き上がり性能が評価されたKF-ZE型2.0V6DOHC24Vエンジンが搭載されたことからCBA系ランティスについては数年前まで多く見かけましたが現在では「2」に改称されたDJ系デミオなどへの乗り換えが進み「COVID-19(SARS-CoV2)」と言われる新型コロナウイルスの感染蔓延により3密回避のマイカー論が高まってそれにより高齢ユーザーの多い増税対象の旧年式車の継続車検を行う比率が高まっても見る機会は限りなく少なくなったと言えます。

個人的には1990年代前半の車種も旧車として認知されるだけに今後も多くの車種の製品化を望みます。
今回の画像については今回納品されたマツダランティス4HTクーペ2.0V6タイプR前期Ⅰ型(CBAEP)の1/24モデルカー(ミニカー)の各種画像です。
Posted at 2021/01/17 18:33:21 | |
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