
本日は警察庁が平成24年度に行った私服用セダン型無線車2000㏄級の入札枠をスズキが落札することにより47都道府県警察へのスズキキザシ(RE/RF91S)の納入から10年経過しました。

平成24年度の私服用セダン型無線車(2000㏄級駆動式問わず)の枠を長年落札していたトヨタ自動車ではなくスズキが落札した理由としてはRE91S/RF91S型キザシのメインターゲットである北米の4輪事業撤退をはじめに同時に1台当たりの落札価格の低さや部品の過剰在庫とメインバンクからの融資拡大条件のための入札参加と落札要請が大きく、平成24年度末の平成25年2月から3月にフォグランプレスの特別仕様車が駆動式問わず全国の警察本部に捜査車両に導入されました。
私服用セダン型無線車(2000㏄級2WD)のみで長年導入されているトヨタアリオンA20(AZT240 ZRT261)に比べてRE91S/RF91S型キザシは2400㏄の3ナンバーで室内幅が広く安全性が高いことをセールスポイントにして私服用セダン型無線車(2000㏄級駆動式問わず)をスズキが落札しましたがかつての三菱・ディアマンテ(F10/20系)のシックスライトウインドウ付きサッシュセダンとしてリリースされた「F10/20系シグマ」をはじめに歴代ギャランでは初めて全車3ナンバー化されたがパワーウインドレスのMT車が私服セダン型無線車1.8級として導入されたE50/60/70/80系ギャランGE(E52A前期型 一部では同一型式のフル装備AT車を導入 登録は平成6年 平成6年度はE53A型1.8V6後期を導入)同様に一般ユーザー車は少なく、秘匿性に問題があることからキザシの大半は覆面パトカーと言われ同時期に「機動捜査用車(4WD)」と言われる機動捜査隊向け覆面パトカーとして導入されて現場から高く評価されたトヨタマークⅩ250GFパッケージFour(GRX135中期型)に比べて現場の評価は最小と言われました。
翌年度の平成25年度も続けて警察庁が47都道府県警察に配備する私服用セダン型無線車2000㏄級のすべての枠を昨年度に続きスズキが落札、RE91S型は平成25年12月に導入(AWD枠のRF91Sは平成25年度末の平成26年2月から3月に導入)や神奈川県警察には白黒パトカーの無線警ら車として導入されて話題になって一般ユーザー車も少し増えましたが2015年12月をもって国内仕様の生産中止、警察関連納入についても「COVID-19(SARS-CoV2)」と言われるコロナ2019(R1)の変異株が発生して半導体不足やイギリス由来の「N-501Y変異株」やインド由来の「B.1.617」とΔ株やλ株さらには「ミュー株」や「オミクロン株」さらには「BA5」などにより発生した半導体不足による官公庁特例を活用して将来的な「CASE」に対応するために「AEBD」と言われる衝突軽減被害防止緊急ブレーキ搭載はじめにアクセルとブレーキ踏み間違え防止や「オートマチックハイビーム(AHB)」と言われる自動前灯高さ切替機構装置などの「ADAS装置搭載」と「CAFE」による燃費基準と電動化に対応した車への置き換えにより後任車も導入されて引退も進んでいるようですが現在でも大規模イベント警備時の「アシ車」運用が多くRE91S/RF91S型キザシの本格的な引退は来年度以降で令和7年度以降から一部を除き消滅すると言えます。
今回の画像についてはフォグランプレスの特別仕様車が平成24年度に私服セダン型無線車2.0級として導入されたスズキキザシAWD(RF91S Ⅱ型)の捜査車両です。
Posted at 2023/03/06 07:44:31 | |
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