
今年の総括、第2回目は2000年代の車です。
今年は暦であれば令和4年に移行した令和3年度末から65歳以上の車検証上使用者若しくは65歳以上を雇用する事業所が衝突軽減被害防止緊急ブレーキ搭載はじめにアクセルとブレーキ踏み間違え防止装置などの「ADAS」装置を搭載する自動車購入・リース時若しくは後付けアクセルとブレーキ踏み間違え警報防止装置を取り付け場合に支給されるサポカー補助金の支給開始から2年経過をはじめに「COVID-19(SARS-CoV2)」と言われるコロナ2019の5月8日からの第五類化により高齢ユーザーを中心にマスメディア主導の通院時・買い物時の「3密」回避のためのマイカー復権論の低下とそれによる高齢者が通院・買い物時に利用するタクシーの稼働車両乗務員不足が問題視された一つの理由である都市部での免許返納の高まりや車検時の錆検査基準の一層の強化によりハイブリッド車やガソリン車であれば自動車税割増外車も多い2010年代以降継続生産車を除き自動車税割増対象となった2000年代の車でも2003年以前発売の車種は今年特に今年度に移行した令和5年度からは少なくなったといえます。
昨年から話題になった「COVID-19(SARS-CoV2)」と言われるコロナ2019により発生した半導体不足より発生したと言われた新車納期遅延については上半期は今年に移行した昨年度末期を含めて昨年同様の状態であったが下半期以降は7月から9月の今年度上半期を含めてインターネットをはじめに自動車専門ゴシップ雑誌「ニューマガジンX」により長く取り上げられ追及された中古車販売最大手「ビッグモーター」の故意の車両破損による保険金不正請求や車検の不正検査が行われて国土交通省(道路運送車両法)や金融庁(保険業法の損害保険関連)と言った管轄官庁による事業所監査が行われその後、「ビッグモーター」に対して国土交通省からは道路運送車両法による特定指定整備事業・特定認証整備事業許認可取り消しや特定指定整備事業・特定認証整備事業許認可停止などの整備事業関連処分をはじめに金融庁からは保険代理業登録処分が行われる結果となった「ビッグモーターショック」と言われるその後東海地区中古車大手の「グッドスピード」でも事故車両の修理時に自動車保険の水増し請求が発覚、9月には役員に中古車販売最大手「ビッグモーター」出身者が多い中古車販売2位「ネクステージ」でもタイヤパンク時の新品タイヤ交換を行う「タイヤ保証」利用時に自動車保険の社員友人名義による契約捏造が発覚して、代表取締役社長の辞任が行われるきっかけとなった中古車販売関連事件の発覚による中古車販売大手の名義として新車登録・届け出を行い未使用車として中古車販売する車両の注文枠の買い占めキャンセルにより一般個人ユーザー納入車両の生産をはじめに出荷や登録・届け出(軽自動車)と納車が活発になりましたが人員不足により新車生産や完成検査後の出荷の制限があることから中古車販売大手の名義として新車登録・届け出を行い未使用車として中古車販売する車両の注文枠の買い占めは限りなく少なくなりましたが昨年度同様に3月までの年度内新車生産枠の官公庁用途優先が継続されていると思われることから2010年代以降発売の中古車への代替えもあるようです。
2009年4月からのエコカー減税により自動車取得税・重量税新車登録時に100%免税とされていた平成21年排出ガス規制適合クリーンディーゼル乗用車(LDA‐)でも今年からはクリーンディーゼル乗用車市場を拡大したCX-5XDシリーズ(KE2AW/KE2FW)の平成24年3月までの登録車であれば従来型ディーゼル乗用車もしくはディーゼル商用車・特殊車両同様に初年登録11年以降の自動車税重課が適用され、現段階では見送りのようですが将来的に自動車税重課算適用外の一般ハイブリッド車も一般ガソリン車同様に初度登録13年以上の自動車税重課算適用の話も出てるだけに車離れが進んだリーマンショック前後の2000年代後半から2010年代前半の車も激減すると言えます。
今回の画像は発売20周年の2003年(平成15年)4月から12月発売のクルマを特集します。
今回の画像については2003年5月に富士重工業(現SUBARU)が発売したステーションワゴンの「ツーリングワゴン」をはじめにスポーツセダン「B4(6月発売 BD系まではツーリングセダン BD系でもアプライドA型途中まではツーリングスポーツ)」やBT系に移行した現在も国内で唯一正規販売されるクロスオーバーモデルの「アウトバック(9月発売 旧ランカスター BG9型アプライドB型まではグランドワゴン)」の3種類の基本ラインナップの用意と同時に歴代レガシィでは最後で2000年代の国産車では数の少ない4ドアでありながらいわゆる「ピラードハードトップ」と言われることもあるサッシュレスドア(BR/BM系以降はサッシュ付きセダン/ステーションワゴン/クロスオーバー)の採用と排気量を問わず全車3ナンバーボディに移行した水平対向エンジンを搭載するAWD専用のDセグメントカー(現在ではCDセグメント相当)「レガシィ」の4代目モデルでも2003年9月に発売した「BOXER6(海外ではHorizontal6)」と言われる水平対向6気筒エンジンのEZ30型水平対向6気筒DОHC24Vをはじめにマニュアルモード付5E-ATとVTD-AWDを搭載するフラッグシップグレードのスバルレガシィツーリングワゴン3.0R(BPE アプライドA型)です。
2003年(平成15年)4月から12月発売したクルマについては平成12年(2000年)10月以降の新型車(継続生産車と国内メーカーを含めた海外生産車は2002年9月以降 GH規制 低排出ガス認定車はTA/LA/UA規制)に義務化された「平成12年排出ガス規制」適合車に9月(海外生産継続車は2004年まで猶予と思われる)に完全移行して2年目に移行して平成15年9月以降からは途中で排ガス・燃費測定モードが変更もありましたが令和2年まで継続生産が行えた「平成17年排出ガス規制適合車(ABA-/CBA-/DBA-)」の認可も開始されたことにより平成12年超低排出ガスへの移行と同時にリーンバーン方式の直噴ガソリンエンジンの淘汰が進み排ガス規制に対応しやすいストイキ方式の直噴ガソリンエンジンも増加して5速以上の多段ATやCVT(無段変速機)への移行が進み現段階では量産縦置きエンジンFR車では最後のロータリーエンジン搭載車となったマツダ・RX-8(SE3P)などの観音開きセンターピラーレス車の発売が話題になった一方、スバル・レガシィ(BP/BL系)をはじめにトヨタ・プリウス(NHW20)やトヨタ・クラウン(GRS180系)などカテゴリー別トップシェア車種のプラットフォームやパワートレーンの刷新と同時に大きなコンセプト変更を行うフルモデルチェンジが行われ、同時にグローバルへの対応と市場の変化と低成長によりモデルサイクルの長期化も行われましたがさらなるリーマンショック以降の市場や経済の大きな変化によりシリーズの終了や縮小を行った車種も多かったと思います。
Posted at 2023/11/27 12:02:47 | |
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