
マツダどころか海外メーカーを含めた日本国内正規型式認定販売車では唯一どころか自動車NOx・PM法適合で全幅1.7m/全長4.7m/全高2.0m以内の「5ナンバー」と言われる小型登録乗用車規格をすべて満たすディーゼルエンジン搭載車(ディーゼルは排気量無制限で車体寸法により登録区分が変わる)として生産されたBセグメントハッチバック「マツダ2(DJ系 2019年7月までは日本国内ではデミオ)」でも「SKYACTIV-D1.5」S5-DPTS/DPTR型1.5直4直噴コモンレールVGターボディーゼルが搭載される「XDシリーズ(DJ5FS/AS 3DA-平成30年排ガス規制適合)」が10月からの道路運送車両法の排ガス測定基準の変更により今年度上半期の最終月となる9月に日本国内向けが生産終了となると報道された。
窒素酸化物だけではなく粒子状物質も規制の盛り込んだと同時にディーゼル乗用車も指定地域内の登録規制の対象となった対象自動車NOx・PM法施行以前はホンダ(本田技研工業)と富士重工業(現SUBARU)除くほとんどの国内自動車メーカーと一部の海外メーカーは2001㏄以上であれば3ナンバーで税制改革以前の平成元年3月までは自動車税が8万円以上だったガソリン車と異なり2001㏄以上でも5ナンバー(現在も同様 ディーゼル乗用車の3ナンバー適用は全幅1.7m/全長4.7m/全高2.0mの一つの車体寸法数値を超過時)で平成元年以前(ディーゼル乗用車のガソリン車と同様の自動車税への完全移行は平成4年度)であれば2000㏄以内のガソリン車と同様の自動車税ということから軽油を燃料源とするディーゼルエンジン搭載の乗用車が多く用意されて特にいすゞ自動車(4EC1型1.5シリーズをJT600型ジェミニに搭載)をはじめにダイハツ工業(CL型1.0シリーズをG30/101型シャレードに搭載)やトヨタ自動車(1N型シリーズをL30系からL50系までのターセル・コルサ・カローラⅡやP70系から80系までのスターレットに搭載)はデミオ/2(DJ5FS/AS)をはじめに3ナンバー登録になるがCX-3(DK5系 2019年まで 2019年以降のディーゼルはS8-DPTS型搭載のDK8系で2022年以降は末尾Y型)やアクセラ(BMLFS 2019年まで S5-DPTS型を搭載)「SKYACTIV-D1.5」S5-DPTS/DPTR型1.5直4直噴コモンレールVGターボディーゼル同様のアンダー1.5以内のディーゼルエンジンをラインナップしていた。
日本国内正規型式認定販売車から「小型乗用車」と言われる5ナンバー登録のディーゼルエンジン搭載乗用車が完全消滅することは寂しくコモンレールDPF移行後は低速ゴーストップ実施車に多いシリンダーやDPFへのカーボン(煤)の付着によるトラブルをはじめにいわゆる、「クリーンディーゼル」でもガソリンコンベ車より2年早く自動車税が重課算されることとかつては行われた税制上優遇廃止を考えれば消滅も仕方ない話ですが先月発覚の型式指定不正事件により生産休止中のP5型SKYACTIV-G1.5搭載の「2・1.5Gシリーズ(DJLFS/DJLAS)」も今月中旬に予定されている生産再開が先送りされて現状では明らかにされていないことも多いと思いますが場合によってマツダ自体から自社生産の5ナンバーサイズ車が消滅の可能性もあると思います。
今回の画像については2019年以降はグローバル統一の「2」に移行(現在はラインナップ撤退国も多い)したBセグメントハッチバック「デミオ」の第4世代目モデル(2016年に日本国内から撤退したフォードブランドあるがDA系フェスティバから換算すれば第6世代目 現在のサイズからしてDA系はAセグメント相当)で2010年代以降の日本国内正規型式認定販売車で唯一の5ナンバー登録のディーゼルエンジン搭載乗用車となった「SKYACTIV-D1.5」と言われるS5型1.5直4直噴コモンレールVGターボディーゼルを搭載するマツダデミオXDAWD前期Ⅰ型(DJ5AS XDツーリング以上と思われる 2014年12月発売)です。
Posted at 2024/07/10 22:35:51 | |
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